■第70回結果発表 イススィール旧暦1805年 7月 嵐竜の週


挨拶


 さーあ久々の ED 更新。アーンド永劫回路の更新。ストーリーも大幅に進み、仕様変更もバリバリ加わり、もう試験にうつつをぬかしている場合じゃない! …あ、いや、うん。ちゃんと勉強はしよう。
 結構間が空いたからどんなテンションで書いてたか忘れちゃったよ。試験期間もまだ終わってないよ。明日提出のレポートも控えてますよ。人生とネトゲとどっちが大切ですか? ………6:4で人生が大切です!

 そんなわけで、年明けの永劫回路です。第1パーティのルクレチア氏のセリフに和んだりしつつ。売ったのはあなたのすぐ下の人です。


【CAUTION】
 今回の『先行パーティ』には、メインストーリーの大きな謎のネタバレが含まれます。ので、ご注意ください。閲覧は自己責任で。
 一応、核心部分は文字色を反転させて書いてあります。ドラッグでご覧下さい。見づらくてごめんなさい。



お知らせと新規実装仕様

 年末の更新から年明けの更新までの間に、結構な量の仕様変更が加わった。流石、ただ休んでいたわけではないということか…!




◆第70回結果再更新 & NPC データ調整

 まあ、とりあえず一番新しいものを。今回の結果は土曜早朝、午前五時すこし前ごろに更新されたが、この際一部のパーティで NPC が異常に強力になるバグが発生していた。クレスオールはユキルタスに一撃で葬られ、グッドマンは悠々と 5000 近いダメージを叩きだし、ルディリアはほとんど一人でエイクドを斬り倒すという恐ろしい事態。さすがに状況を重く見たか、再更新が行なわれた。各地ではロスペクッフの卵の中身の変化で悲喜こもごもあった模様。

 また、今回の更新から NPC の攻撃力がダウンしている。熟練度導入後の NPC は PC 達を大きく引き離す性能を持ち、序盤のボス戦の難易度が大きく下がっていたために、これは妥当な変更だろう。この変更により、一人旅のキャラクターは今後若干キツくなるかもしれないが…。



◆各種補正系スキル/アイテムの仕様変更

 今回の結果より、パワーバースト等の一部の『補正系スキル』の効果が変更されている。攻撃力やらをちまちま伸ばすだけでは効果がほとんど見られず、ライフバーストの一人勝ちになっていた状況を打破するためのものだろう。具体的な変更内容は以下の通り。

スキル 旧効果 新効果
パワーバースト系攻撃力アップ物理補正アップ
マジックバースト魔攻力アップ攻撃魔法補正アップ
アタックバースト系攻撃力・魔攻力アップ物理・攻撃魔法補正アップ
レジストバースト系防御力・魔防力アップ物理・回復補正アップ
パイルアップ攻撃力アップ物理補正アップ
パワーディバイン攻撃力アップ物理補正アップ
マジックディバイン魔攻力アップ攻撃魔法補正アップ
エイミング系効果アップ
ライフバースト系効果ダウン

 『攻撃力』そのものではなく『物理補正』のようなナゾのデータが上昇するようになっている。物理/魔法/回復の三種に『補正』概念の適用が絞られていることから見ると、『補正』というのは熟練度や得意/不得意の影響のようなものかな?

 仕様変更の結果はまだあまりよく調べられていないが、ダメージの数字が上がっている結果はよく見るようになったと思う。感覚的には『最終ダメージ・回復量が 10〜20% アップ』とか、その辺りを推測しているが、まだなんともマユツバ。時間ができたらちゃんと調べます(´・ω・`) でも誰かが調べてくれるのも歓迎。

 レジストバースト系は効果自体が大きく変わっているので注意が必要。エイミングは仕様変更前もそこそこ当たるような気がしていたが、更に強くなったようだ。ライフバースト系は、無印で HP +5%、+入りで HP +10% になっている。若干辛いが、 HP が高いキャラクターであればまだ十分使えるスキルだろう。

 また、この仕様変更に伴い、各種アイテムのバースト系に対応した特殊効果も変更されている。具体的にはやはり以下の表の通り。未実装だった魔攻力アップ系の効果もちゃんと実装されているようだ。ガードアップとバリアアップは…アイテムだけ対応したのかな?

アイテム名 旧効果 新効果
スカラベHP 10% アップHP 5% アップ
スタリーエッジ攻撃力 10% アップパワーアップ
準勲章攻撃力 10% アップパワーアップ
メテオブラサード攻撃力 20% アップパワーアップ+
勲章攻撃力 20% アップパワーアップ+
スタリーロッド魔攻力 10% アップ*マジックアップ
星雲の指輪魔攻力 20% アップ*マジックアップ+
飾り盾防御力 10% アップガードアップ
ロストクラウン魔防力 10% アップバリアアップ


 ちなみに、今回仕様変更の入らなかったステータス上昇系のスキルは以下のとおり。

  オーラ/オーラ+/スピードバースト/スピードバースト+/ガードバースト/バリアバースト/サークルバリア

 …オーラ系は、もうかなり趣味スキル化してしまっている感があるなあ。



ア・バオ・ア・クゥー捕獲

 今回から『勇気の階段』の大ボス、最強の宇宙要塞ことア・バオ・ア・クゥーがテイミングBを習得していれば確実になつくようになる。以前までにこれを撃破した第11パーティと第322パーティには、アイテム欄にきちんと追加されているようだ。
 そのアイテムとしての効果は、幻獣/50/0/0/0/20/『ニルヴァーナ/物理/3回攻撃/さらに……』というもの。攻撃50というのはこの段階のアイテムとしてはやや低めだが、ビーストフードで強化できることを考えると十分高いと言えるか。
 また、普通の動物・幻獣と違い、、価値がなぜか 20 あるのは注目点。解体すれば相当スゴいアイテムになるぞ、というリュクレースの自信の現れだろう。だから誰かはやく解体してください。



デシジョンベル効果変更

 ロスペクッフの卵から出てくるにも関わらず、ダメージ上限が解禁された今では微妙に不遇になってしまったアイテム・デシジョンベル。これを見かねてか、特殊効果の『与ダメージ 10 追加』というのに変更が入り、『CP に応じて与ダメージ追加』というものになっている。
 具体的な上昇数値は未調査だが、懐剣+高攻撃力武器とか、ヴァレット連打とかと相性がよくなったかな? 流石に「 CP 値分ダメージ追加」みたいなことはないだろうが、 CP は結構調整の効くパラメータなだけに、戦術が面白くなりそうなところだ。



◆人形合成実装

 今回一番のニュース、人形合成実装。永劫回路としてはとても嬉しい。人形合成は『パーツを揃えた状態でいずれかのパーツを使用』するという動作らしい。また、クラスやスキルに関わらず、人形合成は誰でも実行できるとのことだった。40がらみの屈強なドワーフタイラントだろうが、20代の耽美系魔族だろうがドンと来い。でも抱きしめるのはスキルがないとダメよ。

 これで完成した人形からまた新しいパーツが出来ていくことも予想される。積木山の人形はすべて解体済みなので、割とハイペースな調査が期待できるだろう。がんばれドールワーカー!


先行パーティ結果

 Section5へ挑むキャラクターも増え始める中、一歩先んじた第5パーティと第86パーティは、ついに『Section6/イムド・エガト』へ至る。ストーリーに残されていた謎も明らかになり、長かった物語もいよいよクライマックスを迎えるようだ。

▼決戦の地アストラ : Section6/????

第5パーティ 【×決戦の地アストラ : イムド・エガト / はるかなる果てへ/Section6_m

 ミテュリ戦も順当に勝利し、全員が 40 近い AP を確保した第5パーティは、そのまま Section6 へと突入した。
 機械壁であるマーシー氏はハルク氏からアセルスメイルを受け取り、それまでのグランメイルから身体装備をやや強化。というか、ここまでグラン装備で頑張ってきてたのか…! なんて物持ちが良いパーティ。ハルク氏は幼竜鱗の鎧を装備している。フルダルフ氏はコマンドをいじり、ゲサイトガイストを複数混ぜる構え。資質スキルはアストラで面白い動作をすることが多いため、実験を行なったのだろう。
 ロスペクッフの卵からの品は、ブラストピアスカーネリアンスクリュードライバ。未継続のためククロウ氏の分は無し。いずれもそこそこの両品だが、クリアを目前にし、既にスパイラルソード習得者が一人いるこのパーティには不要のものだろうか。ブラストピアス辺りは、もしかすると属性耐性として使えるかもしれない。


 グッドマンの魂を喰らい、開いたイムド・エガトの門。はるかなる果てより到来する魔王グノ・レイ。
 そしてその破壊の意思が吹き荒れる戦場へ戦場へ駆けつけた男、サーク。神々の捨てた『身躯なき破壊の心』に対し、彼の採った手段は、いつかと同じものだった。
 彼の正体は、『魂の器』にして『魂の庇護者』、かつての冒険者『リギナロ』の鎧。闇そのものと戦った時のように彼は身体を明け渡し、魔王をその身に具現させる。圧倒的な負の気と共に。

 最後にサークが叫んだ名を受けるように、ミュウが Lv7 に達したフェレスへと呼びかける。各地のパワースポットをめぐったその力を一身に受け、ついに折れた神剣エル・セイダは復活を遂げた。そして、一つの骸もまた。
 魔道原理に通じる優しき魔法使い、クレスオール。エル・セイダによって癒された身体へ、サークから放たれた光が宿る。

クレスオールサークの中にあって、私は君たちを見守ってきた。
私の夢を支えたミュウを信じ、
この時にめぐり合えた君たちに報いよう。
滅びを恐れずに立ち向かい、退けて達しよう。
君たちの夢に誓って!」


 ククククレスオールきたーー! しかもちゃんと今度はマトモな人だ! クレスオールは、どうやら命を落としたあと自らの魂をサークに預けることで復活の機を待っていたようだ。サークとクレスオール。 serc と cres 。深い関係にあると思われていた二人の謎が、ようやく明かされた。
 オストル沼沢『夜の忘れもの』で闇の魂魄が語っていた、「不滅なれど、肉体を失った魂は還らぬ。ミュウの志は潰えるだろう」という言葉は、「サークがいくら魂を預かろうとも、魂の帰る先のクレスオールの肉体はとうに朽ちている」ことを指していたのだろう。結果的には「エターナルデザイアーが叶えるさ」とサークが応えたように、エル・セイダによって解決を見たわけだが……。


 エル・セイダがイススィールの力に躍動し、パーティのポテンシャルが引き出される。グノ・レイ、クレスオール、エル・セイダ、そして PC 達。戦場を彩るはサークとグッドマンの亡骸。役者は揃った。決戦の火蓋が切って落とされる。

クレスオール 「魔王グノ・レイ……、我々は知る。
はるかなる果て、『エターナルデザイアー』を。
ヒトの思い描く夢は永遠無限……ゆえに!」

ミュウ

「フェレスを阻むことはできないのよ!」


 ………『エターナルデザイアー』というのは、もしかしてお二人の目指した「すべてを喜び、分かち合える次元」のことだったのかな? そうしてそれが『はるかなる果て』ということか。
 そんな気になるセリフを残しつつ、始まるは魔王戦。エル・セイダの力によりパーティの与ダメージ・与回復量・ HP はおよそ 10倍 になっている。なんて派手な戦闘。一瞬ここはアストローナかと思ったよ…!
 ただし、回復能力の回復量だけではアップしていない。これは「現状では対応が難しいため仕様」とのこと。普段の戦闘でいうところの一桁分しか回復しなくなるので、回復能力系よりはライフアップや回避能力、属性等の特殊効果を入れたいところか。なんか防御力が足りなくなりそうな感じはある。


名称LvHP種族隊列耐性/弱点特殊コマンド所持金
グノ・レイ 99 67000〜
72000?
魔王 前列 資質   滅びの風が時を蝕む (?・全 / トドメなし・通常攻撃の代わり)
?ruth
          
         
統治の剣 99 25000 神器 前列 資質 反撃 ライアットバーン+1 (物・単 / )
ゼッシュ (物・列)
?ruth
         △?
         
裁きの杖 99 15000 神器 前列 資質 遠隔
魔攻
魔反
サンダーラッシュ+1 (魔・単1-3回 / )
サンダーレイド+1 (魔・全 / )
サンダーフィアス+1 (魔・列 / )
サンダールウィン+1 (魔・単 / )
?ruth
         △?
         

 今まででも屈指の格好良いプロフ絵をしているクレスオールが NPC として加わってくる。片手に持っているのは「あの」仮面。本名はクレスオール・ハイライン。クラスはメイジ。 HP はそこらの機械も裸足で逃げ出す 20000 点! もうあなたについて行きたい。高HPは最強です。隊列は何故か前列にいるが、十分前列を張れるデータではある。

 戦闘前の英語文章も改変され、『Only those who believe will see the end of this tale...!』 ( 信じる者のみが この物語の結末を知るだろう ) というものになっている。いよいよ燃えて参りました。

 第5パーティはいつも通り最初は様子見の加護無し戦闘。ダメージが10倍算になっているせいでやや感覚が掴みづらいが、敵の攻撃はかなり熾烈なようだ。特にグノ・レイは滅びの風 (略称) によって毎ターン ( いつものダメージで言うところの ) 200 近い値を当ててくるという厳しさ。その代わり滅びの風はトドメを刺すことが無いようなので、これは暫く放置し、ターゲティング等でお供から削るのが良いだろう。 10 ターン目に隠し玉を撃って来そうだが、とにかくお供を殲滅しないと回復はとても追いつかない。
 気になるのは第5パーティの与えるダメージの不思議な低さ。通常時で言うところの二桁ダメージしか与えられていない。オフェンセイドや再起をいれても、これでは相手の HP を削るのは難しそう。レベルに見合った装備への変更が必要なのだろうか? クレスオールも、通常攻撃のダメージは妙に低い。始祖マジックボムの半分くらいしか出ていないところを見ると、どうも魔法ナシで殴ってるのかな。ウーン。

 ククロウ氏がミテュリ戦状態のままで回復を行なえなかったのも災いし、第5パーティは 7 ターンで敗北。次回挑むにはやや地力不足の感もあるが、果たしてどう動くか。アナザルートのボスを見るに、グノ・レイ 10 ターン目には火属性の連続攻撃とか設定されていそうな予感がするが、これはどうなるのか。クレスオールの戦闘不能セリフ「グッ……せめて、いま一度あの魔法を……!」も気に掛かる。10ターン目あたりには YROLG を撃ってくれるのかな。
 なお、このグノ・レイ戦は『勝利を誓う階段』を辿ったものなので、『勇気を試す階段』ルートだともう少しグノ・レイが強くなっている可能性もある。



ここでユキちゃんパパ登場ッ! 【×決戦の地アストラ : イムド・エガト / はるかなる果てへ/Section6_a

 で、ユキちゃんパパはどっちの天使ですかな?

 第5パーティよりも一足早く Section5 を突破し、エィス戦で稼ぎをしていた第86パーティ。こちらも年明け早々アナザルートの Section6 へ挑んでみせた。すいか氏はディタージェム二つ購入という謎の多い行動をとっているが…ボスにリアクト防止が必要になると読んでかな? ボスの性能を見てから買うと仲間への送品が間に合わないので、今回買ってしまっているのだろうか。
 いしゅと氏はアサンブラジストに瞬間 CC し、レクパレイトを取り逃げ。シールドブレイク銃のお蔭で通常攻撃の威力が高く・エイミングの効果上昇により必中装飾をつけなくてもよくなった ( =フルスキルを使えるようになった ) という状況を見据えた習得だろう。
 卵から出てきたアイテムはスクリュードライバはじめての召喚(下)。資金源としては微妙に嬉しいところだろうか。

 他のルートと同じように破れた空。しかしアナザルートのそれは虚無。陰も陽もないイムド・エガトの先から流れ込む力は、ユテァリーテに流れ込む。沙漠に半身を捨てた女神は、新たな二体の天使アウェルルエンデルルを従え、その真の姿を現す。  記憶を取り戻したユキルタスは独白する。女神ユテァリーテこそがエターナルデザイアーの物語を影より循環させるもの、物語から零れ出ようとしたユキルタスより記憶を奪い、番人としての宿命を与えた者だと。

ユキルタス 「帰順の見込めぬイレギュラーはリセットされ、
絶対なる力に新たな宿命を与えられるだろう。
……だが、いつか俺は見たのだ!
比類なきフェレスのまことの光を!
見せてやる! かつて眠れるミュウより奪った……、
これがエターナルデザイアーと呼ばれた力だッ!」


 エ、エターナルデザイアーの力を奪っちゃってるー! 最後の最後で大手柄。ユキルタスの咆哮と共に、『エル・セイダ』のそれと全く同じく、パーティのポテンシャルは解放される。かくして始まるは二度目のユテァリーテ戦。ただし沙漠に捨てられた半神ではなく、 ( イススィールの? ) 守護神ユテァリーテが相手となる。魔王を相手の決戦もいいけれど、神を相手の決戦も王道だなあ。ハァハァ。

名称LvHP種族隊列耐性/弱点特殊コマンド所持金
ユテァリ―テ 99 77000〜
79000?
神族 前列 資質   絶対の波動が命脈を削る (?・全 / トドメなし・通常攻撃の代わり)
昏き怒りに風は猛り雨が咽ぶ
  (魔・単 / )→(魔・列・)→(魔・単2回 / )
?ruth
       +1
        ×
アウェルル 99 15000 天使 前列 資質   新たなるダーマ (全 / スタン・ショック・毒・盲目がランダム発動)
ニムバスの世界 (魔・全 / )
アストリアの天秤 (物・単2回)
-NiuR-(ニウル) (魔・全 / トドメなし)

回復能力 : 回復量 750
?ruth
        
        ×
エンデルル 99 20000 天使 前列 資質   オーリオール (魔・全 / 盲目)
ソードオブネメシス (物・単 / )

回復能力 : 回復量 1000
?ruth
        
        ×

 こちらのルートでは参戦する NPC に変更は無し。記憶を取り戻し、 HP も 25000 に増えたユキルタスがパーティを支える。全体回復魔法も使ってくれるようになった彼は、なかなか頼りになる五人目だ。

 グノ・レイ戦と違い、ユテァリーテは容赦なく状態異常を撃ってくるボス。ただオーリオールは必中で・新たなるダーマアンチウォールでどうにかなるため、異常が問題になることはさほど無いだろう。お供が回復能力を備えているのは多少嫌らしいが、これもターゲティングで集中攻撃をかければ対した障害ではない。
 問題になるのはやはりユテァリーテの絶対の波動尽くし→昏き風に〜のコンボか。昏き風に〜は今回三属性目までで終わっているものの、この後に火地聖雷の属性が続いてもおかしくはなさそう。このルートの一番最初で手に入った竜毛糸のマントをここで使えということか? あるいはレメンテシャン。装飾には余裕ができそうだし。
 絶対の波動はグノ・レイの滅びの風と同じ効果を持つ強力なスキルだが、今回第86パーティに使われたものは、何故か途中からダメージが減少している。まず 4 ターン目で少し減ったように見え、 7 ターンを回る頃にはほぼ開始時の半分の威力。このダメージ減少のロジックが解明できれば、勝機が見えてくるだろうか。
 ユテァリーテの HP の減少度や、ゲティンガイストの命中回数が影響しているような感触はあるが…あんまりややこしい仕様は詰まないかなあ。まだまだ手がかりが少ない状況。

 第86パーティは加護を使わず10ターン目まで粘ったが、ユテァリーテの昏き怒りに〜の前に全滅した。再起ボーナス+加護付きなら勝機はありそうなパーティだが…次回の予定は?

▼決戦の地アストラ : Section5/決戦の地アストラ

黒幕 【○決戦の地アストラ : 決戦の地アストラ / はるかなる果てへ/Section5_a

シャルロット 「この荒れ果てた大地が、本当にあの伝説の聖地なのか…」??「――そうだ。良くここまで辿り着いたな諸君、歓迎するよ」

シャルロット 「!!誰だ!?」??「私はクレスオール。この”世界”の創造者――そして、エターナルデザイアーの物語を創った者だ」
シャルロット 「EDの物語だと?」クレス「そうだ。比類なき魔道の天才というのも退屈なものでね。見え見えの未来には飽きていた」
シャルロット 「クレス「そこで私はレイとミュウを生み出した。EDが織り成す物語の数々は、倦厭とした日常に刺激を与えてくれたよ!」

シャルロット 「ッその為に……おっちゃん達の人生を弄んだのかッ!」クレス「ははっ、道具が創造主に逆らうというのか、面白い!!!」


 ミュウが泣くぞ。

 そんな感じで、ノリノリのシャルロット氏のパーティ。新年最初の更新で、保留していたクレスオール戦に臨んだ。『勇気を試す階段』を通っていることで強化されているのを警戒したか、オフェンセイド×3というやや過剰な加護使い。まあ必要なスキルは既に回収しているだろうし、こんなところでもたつくよりは加護を使ってしまったほうが良いかもしれない。
 卵の中身はイレイサー黒いあやしい薬デシジョンベルインフィーンの涙。仕様変更の入ったベルがそこそこ面白そうか。他は…どうなんだろう。面白い使い方ができそうではあるが、そこまでして使うものでは無いような気もする。
 恐らく警戒したのはクレスオールの回復量とHPが増えていることだったろうが、心配は杞憂に終わった。様子を見るのを辞めることもなく、 HP も増えず、『勝利を誓う階段』ルートと同じデータのクレスオール。特に目新しいこともない。
 8 〜 9 ターンに攻撃を集中させる関係だろう、シャルロット氏はサークルバリアなんて珍しいものを撃っていた。これによってシャルロット氏への始祖マジックボムのダメージがかなり軽減されているのは興味深い。機械を擁する大抵のパーティでは、素の魔防力を二倍にするサークルバリアは使いにくいだろうが…。

 8 ターン目から始まった怒涛の全力攻撃 ( ユプ氏も珍しく攻撃に参加してゲティンガイスト異常のダメージを出していた ) の前に、クレスオールはあっけなく沈没。順当なレベルアップを果たし、イムド・エガトへのコードを獲得した。『勇気を試す階段』を通っても、戦闘後のイベントメッセージには特に変化はない模様。
 この後に構えるは、今回明らかになった黒幕・女神ユテァリーテ。今度こそ強化版ボスとの戦闘になるのだろうか?


 あとロッシュ氏がメッセ送ってるこの人はなんだろう。



時の探索者 【○決戦の地アストラ : 決戦の地アストラ / はるかなる果てへ/Section5_g

 三人パーティ、時の探索者。『勝利を誓う階段』を通り、今回はグッドマンルートの『決戦の地アストラ』へ挑んだ。時代の流れに便乗して、サルビア氏とミストルテイン氏はかなり遅れ気味にターゲティングを習得している。卵アイテムはマーシュピアスシュレミールの袋。………かなり要らないものが出てきた。去年は知恵の輪とか出てきたのに!
 プリコシャスブラムとオブティネイドを駆使して決戦前のレベルアップを図ろうとしたが、リオットはプリコシャスブラムを装備ミス。装飾欄に牛肉を巻くという眼鏡をなくした眼鏡っ子のようなことをしている。「えーと、こうやって、プリ子をきちんと巻いて」「それ牛肉ね」。

 星影うつろうアストラで待っていたのは、一つの骸と折れた剣。やがて姿を現すミュウを、罵倒するグッドマン。展開はミュウルートとさほど変わらないが、ミュウのセリフはちょっと削られ、グッドマン主張をメインに持ってきているようだ。「絵空事はおとぎ話で間に合っているァ!」といういつものグッドマン節と共に、パーティはミュウへ決別を告げる。

名称LvHP種族隊列耐性/弱点特殊コマンド所持金
ミュウ 60 1200 人間 前列 資質 耐物
耐魔
セイクリッドレイ (物・単)
クロスソード+1 (物・単2回 / )
ハイキュア (味方単 / 回復)

回復能力 : 回復量 60
超回避能力 : 物理攻撃回避
0ruth
0AP
        
         

 所詮 Section5 、大した能力は持たないと思われたが…パワーを貯えたエル・セイダはそれほど甘くはなかった。 HP こそ高くはないものの、物理攻撃全弾回避物理/魔法耐性。加えて毎ターンの回復能力と合間のハイキュア。グッドマンのような雑魚ボスを想定していた第163パーティは苦戦するが、ミストルテイン氏の必中つきゲティンガイストが幸いした。必中で回避率をクリア、資質スキルで防御面をクリアというミュウ対策の基本になりそうな形を、期せずして実現したことになる。危な!
 資質スキルのみ効く、というのは、ミュウがエル・セイダであることを考えると面白い性能。デスァ闇沙漠で、勝利を誓う階段で、グッドマンが「フェレスの力はエターナルデザイアーを滅ぼす力でもある」としきりに語っていたことが思い出される。そういえばこの『資質スキル』も、グッドマンと共に手に入れた力だった。

 戦闘終了後、グッドマンは力尽きた神剣へ、その支えとなったものを問い掛ける。

ミュウ 「私は古い主を裏切り、使い手を失った剣。
帰る場所、私を握る手を……クレスオールを蘇らせたかった。
すべての願いを叶え、ヒトをその先にある次元に導く、
そんな彼の夢をこそかなえたかった……!
どんな小さな思いでも、私は受け止め、その実現に努めたわ。
それが私の衝動、力の源だった。
でも、もう私には夢を背負う力はない……。
私を支えてきた古い夢たちは放たれ、現実に牙を剥くでしょう。
超常の門を越えて、彼らの力が現世に流れ来る……!」


 かざしたミュウの手に応えるように、このルートでも天は引き裂かれた。その裂け目から流れ入るものは、ミュウをあふれた夢の逆流。いくつもの果たされなかった願いの残骸が、イムド・エガトを通り現実へ来る。ち、抽象的だけどなんかヤバそうだ!
 正直この先のボスはちょっと予想がつかない。アナザルートでクレスオールが語っていた、『夢の化身エクル・エテル』が現れるのだろうか? サークはこのルートだとどうなってしまうんだろうか? ストーリの続きが気になる。正直まだ突入したくないけど。

 また、各ルートでの『イムド・エガト』の使われ方を見ると、これは Med Gate ( 媒介の門 : med は medium の略表記 ) のアナグラムなのかな? medium には「神と人間との間をつなぐ」というニュアンスもあるので、それっぽいかもしれない。



売られそうな光る石 【○決戦の地アストラ : 決戦の地アストラ / はるかなる果てへ/Section5_m

 やはり『勝利を誓う階段』を通ってアストラへ向かう光る石。こちらはミュウルートへ歩を進めている。みんなで赤いウイセーユをキュッと飲んで…卵からはなんか景気の悪いものが出ているが、まあ、うん。スキルはターゲティングライフバースト+を習得。幅の広い戦い方が出来る、順当なスキル構成だろう。

 戦闘はやはり大した力を持たないグッドマン戦。クレスオールやミュウの特殊能力を見ると、グッドマンが本当にただの身ひとつで戦っていることがよくわかる。こやつはこういう時悲壮感が出ていいなあ。資質も犠牲だし。
 一枚壁のスターク氏はディフェンセイドを使用しているが、さほど有効な局面はなかった。特に変わったこともなく 4 ターン目で普通に勝利。御魂氏のアースディバイドは、ブースト無しでもそこそこの値を出している。ターゲティングやオフェンセイドとの相性は微妙だが、工夫次第で面白そう。

 高い経験値により光る石も 2 〜 3 レベルのレベルアップを果たした。御魂氏の AP がカラッポなのでこのまま挑むことは無いだろうが、戦闘能力は大きく向上している。



Ewige Verfolgung Persone 【○決戦の地アストラ : 決戦の地アストラ / はるかなる果てへ/Section5_m

 『勇気を試す階段』をクリアした E.V.P. も、アストラでの決戦へ。シュリ氏は容赦なくグェン氏手縫いのパンティをシス売りしている。ファーク氏は AP 収入の少ないアストラ対策だろう、ビターゲインを装備。フェイズ氏はオブティネイドを使った複数回レベルアップを見越してアイオライトを装着している。やっぱりここは「 Lv60 の敵相手にガッとレベルアップする場所」だよなあ。

最悪の道化 「…ところで。何で今頃コイツ…(笑)背後にデカイ影)<幻獣は惜しかった」

 倒した後、ア・バオ・ア・クゥーが階段の後ろからちょこちょこついてきたと考えるとちょっとかわいい。
 卵の中身はデシジョンベル×2とシュレミールの袋、それにフルスキルフルスキルはかなり当たりの部類か。各人が大技を持っているため CP 消費が大きいこのパーティでは、デシジョンベルはやや使いづらいかもしれない。

 パーティの前に立ちはだかったのはやはりグッドマン。彼も、『勇気を試す階段』を通ろうが強さは変わらないようだ。シュリ氏&フェイズ氏はキッチリオブティネイドを使いつつ、それぞれの思いと共に戦闘を消化。彼らもイムド・エガトへの道を開いた。



パンツァードラグーンμ 【○決戦の地アストラ : 決戦の地アストラ / はるかなる果てへ/Section5_m

 ようかーンを辞めたパンツァードラグーン。前回アイテム欄の関係で二人ほどロスペクッフの卵を逃したようだが、まあ、ドンマイ! 卵品はセイントピアスゾイサイトゾイサイトは良品だが、もうレベルアップする機会はそんなにないかな? セイントピアスはんちゃ氏のホーリーシェルをブーストすることができるが、実用性は微妙そう。

 このパーティも年明けはグッドマン戦。グッドマン戦多いなあ。加護は全員がオブティネイド、余裕の 3 ターン目で終幕。グッドマンの勝利台詞とか見られる日は来るのだろうか? もしかすると、分割で倒した方が AP 収入はいいいかもしれない。 1 点だけど。

  AP 全員 20 以上と、加護面の準備はバッチリ? なパンツァードラグーン。勝利を誓う階段ルートのボスは判明しているので、後は地力が整ったと判断すればいつでも挑めるだろう。ターゲティング主体のパーティなので、魔王との相性もよさそうだ。

注目パーティ結果

シックザールの光影 【△霧渓谷ロゥリス : 霞ヶ丘 / 霧が張れる日】

 前々回『エソルテル砦』を攻略したシックザールの光影。階段を登るかと思われたが、その前に一つの興味深い実験を行なっている。

 エイクドの解放。『ルディリアの光』でルディリアを倒した後の『霞ヶ丘』で発生するようになるイベント『霧が晴れる日』の攻略実験。すべての攻撃を受け流すエイクドに対抗して三人がリアクト防止装備を身につけ、高い痛撃率はリアクト防止で防ぎ、攻撃が効きさえすれば確かに勝てそうな作戦をたてている。四人でオブティネイドを使ってる辺りにも強気さが。

夕見 「説き噤みだけがロジックを突破できるのか、魔剣技全てが可能なのか……どちらでしょうね?」

 「説キ噤ミが当たることは知っていた」という夕見氏。実際今回のシックザールの光影でも、シーザー氏の説キ噤ミはエイクドの鉄壁の防御を突き破ってダメージを与えている。
 しかし、そこまでだった。エイクドの受け流しはなんと『リアクト防止』さえも無効化。 20 ターンを戦った末、残念ながら引き分けに終わった。

 再更新前にはルディリアにバグが発生して異常に強化され、一人でエイクドを屠っていたのだが、その際のイベントメッセージは「イベントクリア」とだけ書かれたなんともそっけないもの。まだ『霧が晴れる日』のクリアは未実装なのかな。そうするとやはり、フェレス Lv7 の特殊効果等の未実装要素で倒す相手なのだろう。今しばらくこのイベントは放っておいてもよさそうだ。


その他雑感

◆ロスペクッフの卵

 二年目を迎えたロスペクッフの卵。今回は中身にちょっとだけ修正が入り、『テンプレート』『サイエキスパンダ』『加速装置』の能力値 10% アップ系が、『カーネリアン』『アイオライト』『ゾイサイト』といったイイプス・アケクの小箱から登場するレベルアップ時ステータス上昇系に差し替えられた。

 各アイテムの出現率はほぼ均等のように見える。当たり品は、便利なフルスキル、最近需要の増えているコンティニュー99、 Lv50 を超えてからの味方シミュレーター、ロゥリスやイクトルフの門の友スクリュードライバ流星戮との相性が良いオーバーレンジターゲティングと併用しやすい雷陣承といったところか。イレイサーはじめての召喚(下)も面白い所だろう。
 対して、ハズレ…というか使いづらそうなのは、やはりシュレミールの袋。使う度に 100ruth 前後が入るのだが、 50更新使ったとしても 5000ruth ………な、涙でアストラが見えない。黒いあやしい薬眷属殺しの烙印も、要らない人にはまったく要らないものだろう。

 取引所では既に赤いウイセーユも交えた複数の交換・販売取引が行なわれている模様。もう新しい品物が出てくることはないだろうから、今のうちに市場の動きを見定めておくのがよさそうだ。
 


◆今週のクリティカルとファンブル

 クリティカル/ファンブル率の分布は以下の通り。総作製数はゆっくりと減少を続けている。自分も作製師をやってはいるが、なんかこう、メリットが見えづらくなってるんだよねえ。失敗のデメリットが大きすぎるような。うーん。
 しかし、なんかクリティカルの確率が前回から妙な確変を起こしているなあ。

 ▼今回分
  総作製数 : 54 (前回比-5)
  会心の出来 : 13 (24.07%)
  残念な出来 : 9 (16.67%)

 ▼累計
  総作製数 : 811
  会心の出来 : 118 (14.55%)
  残念な出来 : 164 (20.22%)


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