■第44回結果発表 イススィール旧暦1805年 2月 炎蛇の週


挨拶

 クーラーをくれ!


 ruth ならあるから!


         ( あるネトゲ馬鹿の言葉 )

お知らせ

◆新地域公開

 名前だけはクラスデータに存在していた謎のクラス『ドールワーカー』。魔力系成長だが物理攻撃が得意で魔法攻撃&回復魔法が苦手、という不思議なクラスだった。
 そのドールワーカーになるためのプルーフ『人形のこころ』が恐らく手に入るクエスト、エイミリーフ広原『積木山』がついに公開された。敵平均レベルは 20 〜 40 で、出現モンスターは四人固定と、幻想原に準拠した形のようだ。早速いつも通り第一パーティがサンプルとして向かっている。
 今回の教官役は、エシュー一族だがラクエルではなく、その弟の………
おとぎ話の世界のような明るい彩りの山に、一人の男の子がいました。

エクトル「ぼくはエシュー家のエクトル。

ラクエル姉さんからあなた達のことは聞いています。

ここは、捨てられた人形たちがさすらう山。

彼らの繰り手になりたければ、その怨嗟を静めてください」
 しょ、少年キャラだーー!?
 …コホン。しかも割と顔が可愛い。

 戦闘はいいところまで戦ったのだが、やはり決して強いパーティではない第一パーティには勝利することはできなかった。
 新出モンスターは以下のとおり。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
ハーメルン 32 500 人形 後列     愉快で悲しい音色 (魔・全)

マジックチャージ : 射程3
????
0ruth
ナッツクラッカー 33 610 人形 前列     ブロークン・ジョー (魔・単2回)

マジックチャージ : 射程1
????
0ruth
ディノ・レプリカ 34 770 人形 前列     アブサードバイト (魔・単)

マジックチャージ : 射程1
????
0ruth

 ダメージの大小からでだけ判断したので、マジックチャージの有無に関してはちょっと自信がない。正確な情報はこれからこの地域のことがわかってきてからになるだろう。
 今は人形が『魔力』から攻撃力を算出する、とかそういう面白い仕様だといいなあ、とか思っている。

 エイミリーフ広原にはこの他にも『機械化地帯』『禁断地帯』という二箇所の未実装地域が残されており、実装が楽しみにされる。継続登録シートの売却欄を見るに、それぞれ『マシン』と『ドラゴン』が操れるようになる場所に思えるが…?

 気になるのは、この『積木山』の場所コードがどうすれば得られるのか、ということだ。見たところプルーフ『幻獣のことば』を持っているキャラクターでも、『積木山』のコードは持っていないようだし…?

|| 2004.06.08 19:45 追記

 いつのまにかコードが追加されていた。『エイミリーフ広原・草原地帯』をクリアするとコードが入手できる模様。



◆動物・幻獣・人形の攻撃力計算式変更

 次回より、上記3アイテムの攻撃力計算式が変更されるようだ。まさか体力から算出されていたのが素早さになるとかいうことはないだろうから、恐らく愛がもう少し密接に関わるようになってくるのだろう。例えば現行の計算式のセンスが愛に変わる、などが推測できる。結構ありえるのではないかと思う。
 本当にその変更だったら、大分精霊のドールワーカーが弾けたことになりそうではあるが…まだ推測の段階だ。アニマルフード&ビーストフードの実装もあり、今まで人気の無かった使役系の時代が来ようとしている。かもしれない。



◆協力攻撃の計算式調整

 詳しいことはわからないが、協力攻撃の計算式が修正されるということだ。前回はリンクドライブのダメージが余りに低いような印象はあったので、その辺りの調整かもしれない。

先行パーティ結果

 ついに沙漠ボス・ユテァリーテ登場。反サクリリジ+5という強烈な協力攻撃を引っさげている。強化前は攻略の糸口が随所に見出せるが、果たしてパワーアップすればどれほどの戦力を持つことになるか。


沙漠の霧 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】


 シャルロット氏のパーティ。鍛冶製品を発注して装備を整えつつ (特にユプ氏のフレイルは性能が素晴らしい) 、ロゥリスへと稼ぎに入った。火力が強烈な上モンスターの生態がわからないため対策を立てづらい高レベルロゥリスだが、高額装備とポイズンレイドによって安全な勝利を獲得している。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
スレイヤー 40 750 人間 前列     ハードスラッシュ (物・単)
ハードアサルト (物・単 / 命中↑)
デススラッシュ (物・単)
キルソード
 [長剣/33/0/0/0/クリティカル]
400ruth
イマージュ 41 590 幻妖 後列     エヴァーメモリィ (魔・単3回 / 石化)
ヴェクスイマージュ (魔・全 / 盲目)
イリュージョン (魔・列)

マジックチャージ
エヴェリエルの鏡
 [鏡/0/0/26/0/1000/マジックチャージ]
410ruth
セイジ 42 610 古代人 後列     ポイズンレイド (魔・全 / 毒)
フラッシュレイド (魔・列 / 盲目)

マジックチャージ
識者の身だしなみ
 [扇/23/0/20/0/1000]
420ruth
メンター 43 620 古代人 後列     様子を見ている
ハイキュアレイン (味全 / 回復)
パワーディバイン (味全 / 4ターン攻撃力↑)
サンダーレイド (魔・全 / )

マジックチャージ : 射程3
ヒマティオン
 [服/0/6/0/16/1200]
430ruth

 エヴァリエルの鏡は…ビショップ ( Lv38 ) の落とすシフトワンドの完全下位互換というのはどうなんだろうか。シフトワンドが強すぎるのかもしれないが…。
 資金はほとんどすっからかんになってしまっているこのパーティだが、死護の衣に二着のメインデントーガなどユテァリーテ戦に適したアイテムは既に集まっている。シャルロット氏も「次はいよいよロクマリア陵だ!!」と言っておられるし、強化ユテァリーテを見せてくれる………んですよねエ?(期待の目線)



第5パーティ 【×デスァ闇沙漠 : ロクマリア陵 / たどりつく場所/Section5】


  ( 負けるのに ) 万全の AP を整え、ついにロクマリア陵にチャレンジ………って、あれ? フルダルフ氏の AP って 9 だっけ?

  ( 確認 )

  9 だった。再更新の氾濫の中で忘れていたが、そういえば前回、最終的にトドメ AP はマーシー氏とインフィーンがすべて攫っていったのだった。フルダルフ氏はコンティニュー99を持っているのでここからさらに減るということはないが、どの道フェレスの加護には足りない。計算通りなんだろうか?

 闇沙漠のボスはやはり女神 ( いや、堕天者 ) ユテァリーテ。クレスオールにエターナルデザイアーのありかを示し、それによって神性を失った者。しかしそれは言い換えれば恐らく、人が接触できる者の中では、最もエターナルデザイアーの近くにいる存在であることを示唆している。
グッドマン「ケッ! 本体に見捨てられた半身がッァ!

そんなちゃちな封印に意味はねェ。グノ・レイは託したぜ!

あらゆる神性の封印を解く鍵をオレの一族にな!」
 グッドマンはもはや「がッァ!」くらいでは誤字なのかキャラ性なのかわからないが、なかなか興味深いことを言っている。魔王グノ・レイがレイ一族に託した力というのは ( ミュウの説明を信じるならば ) グノ・レイ復活に関わるものなのだろうが、ユテァリーテの封印を解いてどうするのだろう? キャラクター達の側からするならばフェレスのパワーが増えて万々歳だが、レイ一族に何らかのメリットが生じなければ、グッドマンがここまで来る理由がわからない。

 魔王グノ・レイがあるべき次元に帰った理由は「いる意味をなくしたから」だという。とすると、逆に言えば「いる意味」がイススィールにもう一度出てくれば、グノ・レイは復活するのだろう。即ち、パラドクス的だが、エターナルデザイアーの復活が魔王グノ・レイ復活には必要と推察できる。復活したグノ・レイは改めてエターナルデザイアーを ( 今度こそ破壊ではなく ) 『本来の持ち主』 ( これがエル・セイダ er seid = desire だろうか? ) の元へ返す、という筋書きだろうか。

 以上はすべて妄想です。ユテァリーテの封印された力にも秘密の部分がある、とかだとするとまだわからない。魔王を復活させるパワーとか。


フルダルフ 「(粗声)馬鹿!裸体でいたらシぬ俺が!やい馬鹿が!庇いやがれ!お主ら隊で居たら庇えゴラア!」
 す、スゴい回文見ちまったーーッ!
 そんなフルダルフ先生、今日はシミュレーターを身体に装備しようとして裸体。いかに全滅覚悟とはいえ剛毅な御仁だ。多分ブルースバナー氏の死護の衣を受け取ろうとしたのだろうが、パスミスによりもう一度裸体体験をシミュレートすることになったのだろう。なんだこの文章。

 …お、ありゃイープゥだ!

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
ユテァリーテ 45 1000? 半神族 飛行 聖+3   戒めの光 (魔・全)
神声たりしコルダス+3 (魔・全 / )
雲のアヴェリニュ (物?・単2回 / )

反サクリリジ+5 (物・全 / )
遠隔攻撃 : 射程2
回復能力 : 50
????
ruth
オヴェルル 40 2000 聖霊 前列 聖+1 ヘブンスラッシュ+1 (物・単 / )
ジャスティスロア+1 (物・単2回 / )
エーテル (味全 / 回復)

反サクリリジ+5 (物・全 / )
????
ruth
ユステルル 40 2000 聖霊 前列 聖+2 ホーリーフィアス+2 (魔・単 / )
聖なる祟り+2 (魔・全 / )
ハイロゥ (全 / 盲目)

反サクリリジ+5 (物・全 / )
遠隔攻撃 : 射程2
????
ruth

 オヴェルルとユステルルを召喚した時は目の玉が砂になるかと思ったが、『砂のなみだ』を通らない未強化ユテァリーテは意外と大人しい HP のボスのようだ。オヴェルルとユステルルも大幅に HP がダウンしている。攻撃面は大人しいどころの騒ぎではないが、それでも対策すべき属性が聖属性に絞られている分楽ではあるだろう。

 注目すべきは 7 ターン目の三人協力攻撃反サクリリジ+5だろうか。 +5 というのが面白い。三人の属性をすべて足すと +6 になるはずだが、+5 止まりな以上 ( = +5 まで上がることが想定されている以上 ) 、これは不具合でなく仕様と見ていいだろう。協力攻撃ならば +3 という属性ブーストの限界を突破できるのか、それとも今まで試されなかっただけで +3 以上のブーストは可能なのか、気になるところだ。
 ただ、以前どこかの結果で二者の属性合計が +4 になっているのに +3 止まりの協力攻撃を見たことがあるような気がする ( 記憶は曖昧 ) ので、敵側のみの仕様という可能性も否定できない。
 ダメージ自体はかなり暴力的な値だが、これも物理攻撃のように見えるため、ガードラッシュが有効だろう。ユテァリーテがかなり素早いためにターンの早い段階で打たれることになるのも、考慮の必要がありそうだ。


|| 2004.06.08 19:45 追記

 属性が +5 の時のダメージは、通常の 2.25 倍になる。このブースト処理は恐らくダメージ減少補正をかけた後に行なわれるため、今回のような大ダメージになるのだろう。
 気になるのは、他の四人に比べてグッドマンへのダメージがかなり低いことだ。 NPC のダメージ軽減能力 ( これはどうも協力攻撃にも効くらしい ) 故だろうか?


 飛行隊列と回復能力が相まって、ユテァリーテは片手間に叩くだけでは行動の無駄遣いになりそう。射程を敢えて 1 にして先に前列の天使達を叩くか ( この場合は飛行しているユテァリーテへのダメージが激減することになるが ) 、主火力の射程を一斉に伸ばして HP の低いユテァリーテを短いターンで落とすか ( オーバーレンジを使うとユステルルのハイロゥ対策がし辛くなるが ) 、どちらかの戦術が有効だろう。

 第5パーティの戦闘はマーシー氏のセラフキラーが当たったものの、火力も防御力も足りず大方の予想通り敗北した。フルダルフ氏の AP が気になるところだが、このボスの HP なら第5パーティの再起ボーナス+オフェンセイドで押し切ることが可能そうだ。
 回復がやや不安なので、ククロウ氏も攻撃を少し減らして、ククロウパンチばかりでなく…って、コンセントレーション持ってないのかこの人は。



Ewige Verfolgung Personen 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】


 Eighty-Million のシュリ氏のパーティ。今回は一拍置いてロゥリスへ。ここのところ高レベル帯がずっとイベントを攻略していたので、この段階のロゥリスが見られるのは初めてのことだ。
 グェン氏は腐るほどの AP でパルシィレイドを習得した後、何故かウォーロックにクラスチェンジ。今さら熟練度 34 までいったセイジのアドバンテージを捨てるとは思えないので、何かスキルの習得を目的にしているのだろうか? ダメージ式変更後は属性ブーストした魔法攻撃が相対的に強力になったので、アイスフィアスダークフィアス辺りを回収するのかもしれない。オヴェルル&ユステルル (邪弱点) が再登場することがわかった以上、後者が有力だろうか?

 新出モンスターは以下の通り。シャルロット氏のところで紹介したものもあるので、とりあえずガンナーのみ。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
ガンナー 43 820 機械 後列 火+1   バーンショット+1 (物・単 / )
シャドウショット (物・単 / 盲目)
バーストショット (物・単2回)

遠隔攻撃 : 射程3
ソロフィールド
 [銃/33/0/0/0/1200]
430ruth

 ガンナーが真っ先にシュリ氏 ( ガンマニア ) を狙っているのにも笑ったが、戦闘終了後にシュリ氏がその銃を手に入れているのもかなりな事態だ。迷える魂から託された銃! 格好良いといえば格好良いが。無理やり美談。

 スパイラルソードポイズンレイドと対雑魚戦能力には非常に優れているこのパーティ、終始余裕で問題なく勝利した。高レベルロゥリスは鬼門だと言われてきたが、敵側の回復力が大きく低下した今では、対策さえ施せば決して負ける地域ではない。スパイラルソードは特殊なスキルだから置いておくにしても。

 取得品はエヴェリエルの鏡を除きやはりなかなかの効果だ。特にヒマティオンが二つ手に入ったのは大きいだろう。全体的に高収入で、ロゥリスも面目躍如といったところだ。最近は微妙なドロップが多かったからなあ。

フェイズは魔法を唱えた!
     フェイズ「悪足掻きと言うか!フェイズ・レーザー!!」
     マジカルヒット!

 レーザー! じゃありません。



レヴィを使って生きる毎日 【○デスァ闇沙漠 : 蜃気楼の夜】


 恐らくボス戦特攻を横目に見ながらだろう、稼ぎと実験を兼ねて『蜃気楼の夜』へ。『砂のなみだ?』はこちらも『雲の結晶』になっている。さりげなく新出アイテム『イルベルスの槍』と『クレセントホェール』を出しつつ、挑んだ戦闘は楽勝ムード。珍しくモールフェース氏も攻撃を許されている。
 穴を掘ってもよかったかもしれないが、このレベルになってくるとディギングの旨みが相対的に減り、危険度が増してくるのが辛いところだ。誰かがサモンアニマルを持っていれば使いどころだったか。

 パワーディバインの効果は気になるところだったが………乱数の範囲だろ、というのが正直なところ。すいか氏のガードラッシュなど攻撃力が低いスキルでは上がったように見えたが、メカレヴィ氏の攻撃ではいまいち変化が見られず、いしゅと氏のトリプルショットも、パワーディバインをかけた時とかけてない時で特に威力は変わってないようだ。
 防御力が高く下降補正がかかりづらいボス戦ならばまだわからないが、 CP 20 の価値があるかどうかは厳しいと言える。

 収入の方は変に良かった。自由にできる金が 50000 ruth を超えているこのパーティならば、しかるべき準備をして強化ユテァリーテに挑むのも不可能ではないだろう。メカレヴィ氏が今回サイトナレッジを買っているのは、近いうちに高額短剣から高額フレイル? へシフトする前兆だろうか。



イロモノ扱いされてるパーティ 【○デスァ闇沙漠 : 蜃気楼の夜】


マリエン 「オーバーレンジで戦術勝ちの予定が、レンタル手違いで色モノやら運やらorz」
 ナ、ナンバーワンよりオンリーワン! レンタル手違いとは予測できなかったであります。

 こちらのパーティも一拍置くため『蜃気楼の夜』戦。『砂のなみだ?』はやはり『雲の結晶』。なんか雲の結晶ばっかり出てないか?
 戦闘はブラインシャンが活躍し、盲目を回避しながらの勝利。それなりに回復はしているものの、やはりリフィア氏のリーベガイストはかなり威力が低下している。それでも莫大な愛を持つんちゃ氏のメイン回復と高 HP を活かし、余力を残した形になった。
 気になるのは 5 ターン目、アクレッツの加護を装備したんちゃ氏のホーリーレイドに属性ブーストが乗っていないことだが…恐らくスキルの不具合だろう。ユテァリーテ戦前に見つかってよかったと言える。

 聖属性に対する防御手段が少ないこのパーティにとって強化ユテァリーテ戦はかなり厳しいものになりそうだが、果たしてどういった作戦で挑むのだろうか。強化後ユテァリーテの HP がどれだけ上がっているかはわからないが、ひたすら攻撃に徹して反サクリリジ+5を撃つまでに一人を落とす、というのが現実的か? 懐剣を持っていないのがやや辛くなってくるが。



時の探索者 【○デスァ闇沙漠 : 砂のなみだ / たどりつく場所/Section4】

 管理人の所属するパーティ。イベントフラグの上では並んだので、こちらへ持ってきた。後述するQUARTER DOLLも同じく『先行パーティ』として紹介している。
 岩塩ドリームに目を奪われ、辿ったルートはやはりイープゥ戦。魔法攻撃を警戒して回復リングを作製しているが、性能は微妙。所詮間に合わせの品なので、基本 300 ruth でもスペックは足りていたかもしれない。このあたりは調査不足。

 装備を魔法防御寄りに固め、サルビア氏とミストルテイン氏がオフェンセイドを使って攻撃、射程の短いリオットは回復役に回る、という基本的な形をとっている。普段はもう少し回復量が足りなくても済むのでリオットも攻撃に回るのだが、今回はデッシュ戦術のために自爆を警戒した要素が強い。即死は結局決まらなかったが……。
 スキル攻撃をするよりはライトハンドを持って殴った方がダメージは大きい ( ただしダブルディードすればスキルの方が総ダメージが大きい ) という状況を見て、デッシュを使うために通常攻撃の機会が増えるミストルテイン氏がライトハンドを持っている。

 もう少し戦闘が長引くかと思ったのだが、素の攻撃力の低さ故かイープゥ相手にも意外にダメージが出て、 13 ターンでの勝利となった。サルビア氏はミストルテイン氏より攻撃力が低いせいかイープゥに対してよりダメージが出しやすい、というあの逆転現象が起こっている。

 次回の行き先は未定。強化ユテァリーテがどれほどのものか ( =オブティネイドが使えるかどうか ) わからないので、足踏みがてら戦場へでも稼ぎに行くことになるだろうか。『眠れるオアシス』辺りにホーリーガード装備があるかもしれないので、探してみるのもよさそうだ。



QUARTER DOLL 【○デスァ闇沙漠 : 砂のなみだ / たどりつく場所/Section4】

 やはりイープゥ戦。三人がオフェンセイドを使っているが、普段攻撃役のウォレス氏はバティノの約束を使って兼業的な回復役に回っている。恐らくはレベルを上げることで装備修正の上限を上げ、高額斧の性能を最大限に引き出すことを目的にしたものだろう。
 最高品質の装備を並べて防御面をガチガチに固め、やや攻撃偏重のコマンド編成で挑んだ。普段はハイキュアレインで黙々と回復をする鍵師氏も、今回はマジカルヒットマジックアローを連射している。 APが余っているのにライフバースト+を習得しない理由は不明だが、もう少しパンツァーでいようと思ったのかもしれない。氏はフルスキルを持っているし、 HP が高いことは大きなアドバンテージになるので、アリといえばアリだろう。

柩 「イーグルタロンは全て此処での為に…」
 そう、この戦闘最大の見所は、 kahrua 氏のイーグルタロンがイープゥ相手にどれほど効果を発揮するかだった。

 緊迫する戦闘の中、射程が長い kahrua 氏の打撃はことごとく後ろの妖精に当たる。

 まだだ。
 まだだ。

 妖精はいつか必ず尽きる。
 イープゥ一体になった時、イーグルタロンの真価が………。

 じりじりとした焦燥の中、かろうじてイーグルタロンが一発、通常攻撃が一発イープゥに当たったところでグッドマンのデッシュによりイープゥ即死。残 HP の少なかった kahrua 氏、自爆に巻き込まれて HP 1 ( 自爆ダメージで戦闘不能にはならない ) 。直後の妖精の攻撃で昏睡

 ………さよならイーグルタロン。迷惑な男だグッドマン。

 わずか一件ずつの攻撃から推察するに、イーグルタロンの効果はイープゥ相手にも微妙そうだった。じゃあどんな状況で使うんだ、このスキル!


|| 2004.06.08 19:45 追記

 管理 BBS の GM 氏によると、なんと防御無視系のダメージ計算に不具合があったとのこと。妙に弱かったイーグルタロングラップルも、これでまた夢を見られるのだろうか?


上位パーティ結果

 今回は『忘れられた話/Section5』以上に進んでいるパーティを取り上げてみた。



シックザールの光影 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス】


 オヴェルル&ユステルル戦かと思われたが、力を貯えるためか一旦はぐれ飛竜戦を行なった。前衛が二人というのは必ずしもはぐれ飛竜向きの戦術ではないが、全員が回復能力を装備し、かつディフレクトを習得しているこのパーティ、物理攻撃のみの地域とは非常に相性が良い。強力な装備による攻撃と夕見氏の優れた回復が走り、 12 ターンというこのレベルにしてはかなり早めの掃討を成し遂げた。

 平均レベルも 40 と、オヴェルル&ユステルルに並び、 AP も溜まって準備は万全といったところだ。どんな戦い方を見せてくれるだろうか?



幻想 -pHantasistA- 【×灰城ロマルフ : アマン・ディの玉座】

 再起ボーナスを得て再びアマン・ディの玉座。確かにホーリーガード装備をここで入手すればデスァ闇沙漠の戦いが格段に楽になるだろうから、こだわるのもわからないではない。今回はティナ氏がグランメイルを購入、少しずつ装備の改善は進んでいるようだ。
 しかし、戦闘の方はやはり今一歩甘い。回復量の落ちたリーベガイストをティナ氏が使って回復役に回る、プリ―ストのせりにゃん氏が魔法攻撃役に回る、と、どうも少しズレている。また、決定的に防御力が足りていない以上、再起ボーナスを活かした単体攻撃を駆使し、一体ずつ早めに落とすことで敵の攻撃の手を緩めさせるのがベターな戦術だろう。
 決して強い成長をしたステータスではないが、アマン・ディの玉座で勝つのもやり様によっては可能なパーティの筈だ。
 ただ、少し負けが込んでいるので、他のクエストに行って装備や調子を整えたりしてもいいかもしれない。



モツ煮込みさん 【○灰城ロマルフ : アマン・ディの玉座 / 忘れられた話/Section5】

 長い『レーッド・テラス』滞在を終え、満を持してのマフェリアリ2戦。ルイジィ氏が基本 10000 ruth のリーズナブルな防御付加フレイル ( でも高性能 ) を作製し、ピエール氏に渡している。ナチスの科学力を誇るみっきー氏はシュトロハイムを売って紫外線照射装置を作製。基本 300 で 0/0/18/3 のオーブが作れるとなると、最早市販品は形無しの感がある。

 戦闘は二人がオフェンセイド、二人はオブティネイドという収入重視の加護。 40〜41 という高いレベルを武器に挑んだ戦いは、マフェリアリの悲しいまでの低ダメージにより意外なほどあっけなく終わった。
 硬い前衛が一枚というマフェリアリ戦のお手本的な戦術で挑んだとはいえ、ルイジィ氏にはほとんどダメージが通らず、クリュエルスレイブラストフィアスも大したことのない威力。結局有効打はミュウに与えたものと連ネ血桜モーたるヒットモータルヒットだけだった。
 覚醒もベストタイミングで起こり、余裕で押し切ったと言えるだろう。途中でピエール氏がスラッシュ演舞を使ってるのは面白い。発動数や威力によってはなかなか強力なスキルにもなり得るようだ。

 45000 ruth という膨大な収入を得て、このパーティの行く先も楽しみなところだ。



プルプーレ 【△灰城ロマルフ : アマン・ディの玉座 / 忘れられた話/Section5】

 前回レーッド・テラスを攻略していたパーティ。取り上げ忘れてた。珍しく飛竜滞在はせず、そのままの勢いでマフェリアリ2に突っ込んだ。しかも加護は四人全員オブティネイドと、なかなか豪快なパーティである。
 マフェリアリの火力低下も手伝い、きんきん氏のカオティックシーンや邪神パミ氏の強力な魔法を頼りによく戦ったが、決定力のなさが祟ったか無念の 20 ターン引き分け。マフェリアリの残 HP はわずかに 138 。例えばパミ氏が魔法斧を新調しているだけでも勝てた戦いだったろうに、残念なところだ。ほんの少し準備を整えればいつでも勝てそうなパーティである。


 全体に、ダメージ式修正後のマフェリアリはかなり極端にダメージが低くなっているようだ。ただでさえ一人で出現&単体攻撃が多いという欠点を持っているマフェリアリだったが、これからの攻略はもっと容易になっていきそうだ。
 覚醒さえすればどうやら計算式修正前のマフェリアリ2程度までは火力は上がるようだが、いずれにせよそれに関しては攻略法 ( 覚醒しそうなターンを調整し、覚醒近辺に攻撃を集中させる ) がある以上、それほど脅威の相手ではないだろう。これから攻略するパーティにとっては嬉しいことだ。

注目パーティ結果

次回予告:いいかげん中ボス戦 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】

 『ノーヴィス熟練度・????』がクラスチェンジ条件とされ、かつてガラン (524) 氏がクラスチェンジしたきり、その条件が謎に包まれてきたクラス『ロード/レディ』に、今回クラスチェンジした人物が現れた。
 以前からレディ志望として何度もチェンジを繰り返していたアン (1667) 氏である。
 気になるクラスチェンジ条件の『????』の部分、これはセンスだ・体力&素早さ&魔力 100 以上だ、などと言われてきたが、実際のところどうなのかはまだ不明。センスというのが有力なようだが、情報ソースを見つけられなかった。

 アン氏は第43回結果発表 (当時ノーヴィス熟練度 14 ) でもクラスチェンジに失敗しており、これがレディへのチェンジ失敗だとするなら、必要とされるノーヴィス熟練度は 15 〜 16 だろうと推測できる。
 同パーティのアザン氏 ( 体力 327 / 素早さ 161 / 魔力 59 / センス 12.9 / ノーヴィス熟練度 16 ) も、以前からクラスチェンジ失敗を繰り返しているのが気になるところだ。彼もロードへのチェンジを目指しているのだとするなら、ここから『????』の部分の有力なヒントが出てくるかもしれない。

 ロード/レディは、成長率こそさほどよくないものの、ヴァレットという ( 魔法系にとっては ) 魅力的なスキルがあるために、クラスチェンジ条件は詳細な判明が待たれる。

 青い表紙の手記の夕見(1033)氏から情報を提供して頂きました。ありがとうございます。



獅子皇団 【○霧渓谷ロゥリス : 霞ヶ丘】

 今回も登場、新協力攻撃。このごろスキルにも余裕が出てきたのか、ちらほらと見かけられるようになった。

珍獣とマグナの協力攻撃!
     シーポンラッシュ+1!
     ガード(A)に 138 ダメージを与えた!
     ガード(B)に 121 ダメージを与えた!

 シーポンラッシュ。地属性入り、威力を見るに隊列攻撃のようだが、全体攻撃か2回攻撃かもしれない。組み合わせはソイルレイドバロメッツバロメッツ入りの協力攻撃は二つ目になる。
 二体の敵になかなかのダメージが出ていることや、地属性は属性が重ねやすいことなどを考えると、なかなかの協力攻撃ではないかと思われる。ただ、発動しなかったときのことを考えるとボス戦では使えそうにないが…。

 ※こちらも青い表紙の手記の夕見(1033)氏から情報を提供して頂きました。



第556パーティー 【○霧渓谷ロゥリス : 弔いの断崖】  || 2004.06.10 19:15 追記

 魔剣士ルディリアが居ついているロゥリスの名所、弔いの断崖。そんな彼女を倒した後の『弔いの断崖』に挑むと、どうやら『霞ヶ丘』のような地域に変わっているようだ。
 ルディリアを倒すと『霞ヶ丘』が真エイクド戦モードに入るため、適度な稼ぎのできる場所が失われたかに思えていたが、『弔いの断崖』がその代替地域となる模様。本家地域データの記述を見るとどうも Lv30 の敵しか出現しないような不安にも襲われるが、さすがにそんな仕様はないと思いたい。
 NPC が加わらないので完全な霞ヶ丘の互換とは言えないが、手軽に挑める場所としては十分だろう。

 風吹き荒ぶ断崖の絶壁に、もはや悲しげな嘆きが聞こえることはありません。
 イベントメッセージも達成感がある。あとはエイクドを解放するのみだが…。


その他雑感

◆続・ブラックスミス

 前回も取り上げたセウユー(1087)氏は今回もブラックスミスのチェンジに挑戦していた。
 結果は残念ながら技術 27 でクラスチェンジ失敗。これでブラックスミスにおける技術の最低値は (途中で仕様変更が加わったのでなければ) 28 で確定のようだ。
 技術は最高でも毎回 3 ずつしか上がらないステータスであるため、少し作製や開錠を怠っていた古代人・ドワーフ以外の作製士にとっては、ちょっと辛い値と言えるだろう。



◆実演・アニマルフード

 前回の結果より実装された動物強化アイテム『アニマルフード』だが、今回こちらのパーティで使ってみていた。
 食べさせた動物はエレファント、「ペットの攻撃力がアップ……。」という妙に思わせぶりなメッセージと共に攻撃力が +1 されている。表示は、装備品欄の攻撃力に直接 (+1) と書かれる形式のようだ。

 攻撃力が増加したペットは他人に渡しても攻撃力は上がったまま ( ルールより ) とのことなので、ガシガシ餌を食べさせることができれば、グラン越えペットを持つことだって夢ではないわけだ。………いや、夢か。



◆作製品雑感

 全部の作製品を手作業で抽出するのは流石に無理があったので、目にとまった作製品についてのみ少し書く。

アイテム名 作製者 種類 攻撃 防御 魔攻 魔防 価値 備考
フレオダルム ゴリガン フレイル 40 8 0 0 9000  
三式大業物・桜断 新堂戒 長剣 37 7 0 0 9000  

 防御付加装備。いずれも基本 10000 ruth 。フレイル一択になりがちな高額防御付加だが、長剣もなかなかの値を出している。


アイテム名 作製者 種類 攻撃 防御 魔攻 魔防 価値 備考
雲流剣 Jedi Master jack 長剣 42 0 0 0 15000  
コスモドラグーン 紅炎 34 0 0 0 15000  

 基本 30000 ruth 装備。グランソードやビートル、或いは今回登場したソロフィールドのことなどを考えると、割に合わない性能と言えそう。やはり性能ランクが低い装備はあまり基本金をかけない方がよさそうだ。

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