イススィール旧暦1805年 3月 水竜の週
- 試験期間?
挨拶
試験と関係ないことをするのは試験期間が一番向いてるンだよ!
お知らせと新規実装仕様
- 特になし。今回は更新開始が一日遅れ、 GM 氏の多忙さが伺われる。
オブティネイドの修正は未だ入っていない。ボス戦への突入はお早めに。
先行パーティ結果
- 第四のユテァリーテ撃破パーティは現れず。次は果たしてどのパーティが挑むのか?
- ◆第5パーティ 【○エイミリーフ広原 : 積木山 / 人形の気持ち】
- エイミリーフ広原『人形の気持ち』攻略に入った。プルーフを求めてか、それとも普通にクリアしていないイベントを攻略するためか。精霊のため愛が高いフルダルフ氏は人形装備との相性がいいので、ドールワーカー系に進んでしまうのもアリではあるだろう。
新出モンスターは超合金エックス。エーーーックス! これで高レベル帯の人形は一応揃った感じか。
名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品 超合金エックス 38 770 人形 前列 必殺エックス斬り (魔・単2回)
マジックチャージ : 射程1?
超合金エックス? 0ruth
パパ、これ欲しい。
必殺エックス斬りは攻撃スキルとして優秀なこともあるが、何より名前が素敵過ぎる。あと気になるのは魔攻力が実用に耐えるものかだが…。
戦闘はなぜかハルク氏がオブティネイド使用に失敗しつつスタート。マーシー氏がスパイラルソードという珍しいものを使っている。そう言えば持っていたのか。前回「対ロゥリス能力は高くない」とか書いちゃったよ。
レベル差の大きい敵相手、フルダルフ氏のショックレイドが地味にいい仕事をしつつ無事に完勝。『人形のきもち』と四つのクマのぬいぐるみを手に入れた。
ハルク氏のヒンメルガイストが見られなかったのは少し残念だが、多分この先に機会もあるだろう。
- ◆沙漠の秘宝伝説? 【○デスァ闇沙漠 : ロクマリア陵】
前回戦闘がおこらずガッカリな結果に終わりかけたが、幸いにして補償が入り、 AP と EXP は確保できている。 EXP は戦闘前に手に入れたためレベルアップ処理が起こらず、経験値面でちょっぴり得をしたと言えるだろう。
アーリィ氏とロッシュ氏は予定通りターゲティングを習得し、クラスを戻している。アーリィ氏がブラックスミスになるのは随分久しぶりのような気がするが、センス稼ぎのためか、はたまた本格的な作製業に乗り出す気概の現われか。
|| 2004.07.08 20:40 追記
すっかり上級鍛冶の印象があったが、アーリィ氏がブラックスミスになるのは初めてのことだった。数少ない魔族鍛冶として、これからの活躍が楽しみなところだ。
ご指摘くださったレシル(1527)氏に多謝。
最近市場で人気のコンティニュー1を買い込みつつ、今度こそ本格的なロクマリア陵雑魚戦。なお、他の地域と違い「パワースポットが静かな輝きを宿しています……」系のメッセージがないのはテキスト挿入のミスとのこと。
新出モンスターは以下の通り。
名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品 カーリマン 45 900 人間 前列 インペイル (物・単)
変幻自在 (物 / 対象不定・属性不定)
蜃楼のマント
[マント/0/8/0/13/2000/回避能力]2000ruth サッドブロッブ 45 1000 不定形 前列 ワイト召喚 (ゴーリィモゥン : 魔・単 / ドレイン)
デビルハンター召喚 (魔戒の槍 : 魔・全 / デビルキラー)
マジックチャージ : 射程1?
0ruth チャントキャット 45 670 魔獣 後列 ナップソング (全 / 睡眠)
マジックチャージ?
遠隔攻撃 : 射程3
0ruth
ねこーねこーねこーー。
ドロップ品と所持金は正確には不明だが、恐らく人間型のカーリマンで間違いないだろう。性能もペドウィンの強化版のようだし、ローマーローブ強化品のような蜃楼のマントは相応しい。
サッドブロッブはワイト召喚のせいでなかなか耐久力が高いため、戦うならばナップソングやスパイラルソード、或いは単純にポイズンレイド等の対策をとっていきたいところだろう。
1 ターン目にチャントキャットのナップソングが決まるも、デュアブルジュエルを装備していたユプ氏がうまく耐え、2ターン目でアンチウォール+を使って一気に異常を回復した。行動順がもう少し遅ければシャルロット氏のポイズンレイドが不発に終わっていたところだったので、なかなか渋い活躍と言えるだろう。
最近の高レベル敵相手には複数種の状態異常対策が必要なことを考えると、参考にしたいスタイルだ。
アーリィ氏のナップソングで動きを封じながらの戦いは最後まで PC ペースで展開し、敵の HP には似合わない 7 ターンでの決着となった。
まあ、 HP 合計が同程度のパーティで殴りあったわけだから、攻撃力で圧倒的に勝る上に高い回復力を持っている沙漠の秘宝伝説?が敗れる道理はないのだが…。
獲得アイテムは蜃楼のマントのみ。防具としてはグランマント並のデータでかなり強力な部類に入る。収入としてはロゥリスに比べれば少ないと言えるが、まだ何かこのレベルの面白いレアドロップが眠っているかもしれないことを考えると、ロクマリア陵ももう一、二回は探ってみる価値はありそうか?
シャルロット氏の AP は戦闘終了時で 54 。ちょっと分けて欲しいくらい余っている。掲示板に書き込んでいただいたところを見ると、ここから ライフバースト+、ターゲティングと取り逃げだろうか。ユプ氏含めて四人でライフバースト+を取るとしたら、このパーティの隙はますます少なくなるだろう。
- ◆Ewige Verfolgung Personen 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
Eighty-Million のシュリ氏のパーティ。同サイトの人気投票はほぼグッドマン vs ルディリアという情勢だが、ルディリアへの票が何故か揺れがちなために決定的な票差をつけられずグッドマンに抜かれる、というパターンを繰り返している。
あとウーセコリートが票伸ばしてるのはなんだ。
ユテァリーテを倒して暇ができた後は、普通にプラリと戦場戦。スパイラルソード&ポイズンレイドという必勝パターンが確立されているこのパーティ、ロゥリスの危険度は少ない。グェン氏がウォーロック、ファーク氏がパンツァーと、熟練度の少ないクラスへチェンジしているあたり余裕を感じさせる。
ゲティンガイストの未知性を警戒したか、女神の心臓を使う気配はなし。このパーティで使うとしたらファーク氏かフェイズ氏あたりだろうか? ファーク氏に心臓食べるシステムがあるかどうかはわからないが。
戦闘は見慣れた二体と新出の二体。新出については以下の通り。しかしこのパーティが戦うと、敵の HP がわかりやすい代わりにコマンドが判明しにくくてちょっと困る。
…まあ、どこかのパルシィレイドハメをしているパーティほどではないが。
名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品 ビーナス 46 740 魔族 後列 テンプテーション (単 / ショック)
ホーリーフィアス (魔・単 / 聖)
マジックチャージファシネイター
[鞭/29/0/0/0/1500/麻痺付加]460ruth ダブルマスター 47 890 竜族 前列 火+1
水+1ファイアセイバー+1 (物・単 → 魔・単 / 火)
アイスセイバー+1 (物 ・単 → 魔・単2回 / 水)
ホーリーレイド&マジックボム (魔・単 / 聖 → 魔・全)
ハードスラッシュ&マジックレイ (物・単 → 魔・単)レイヤーソード
[長剣/25/0/23/0/1750]470ruth
ダブルマスターはダブルアームの強化版なのだろうが、相変わらず攻撃力は低い。物理攻撃が防御力の低いキャラクターに当たり、魔法攻撃が魔防力の低いキャラクターに当たればそれなりの威力なのだが…。そろそろ懐剣を使う敵でも出てこないだろうか。
戦闘の方はやはりいつも通りのスパイラルソード&ポイズンレイド。この定石を崩すものの一つが最近増えてきた敵側からの状態異常攻撃&即死攻撃なのだろうが、今回はシックソング ( 全 / ショック ) を使うシュライクがうまく 2 ターン目のスパイラルソードで止まったために、やはり戦況は PC 側有利のまま動かなかった。
ただ、いかに必勝パターンが確立されているとはいえ、フェイズ氏のパルジシャン装備は賛否の別れるところだろう。
このレベル帯のロゥリスでアンチウォール+役が警戒すべきはマッドトーカーのアップルバター ( 単 / スタン ) とトミーロット ( 単 / 睡眠 ) 、それにシュライクのシックソング。 1 ターン目と 2 ターン目に撃たれるこれらの異常攻撃でアンチウォール+が止まると、そこからなし崩し的に状態異常に巻き込まれる恐れがある。特にシュライクによるシックソングでアンチウォール+を止めてナップソングを撃つコンボは892パーティを全滅させたこともある危険なものだ。
故に、用意すべきはショック防御であろう 、と筆者は見ていた。
しかし、また別の見方をすれば、まったく未知のレベル 47 〜 48 のところに麻痺攻撃を使う敵が出てくる可能性もある。敵側には全体麻痺技のグリターダンスも確認されており、これを早いターンで撃つ敵が出てくれば全滅の危険はショックよりも遥かに大きい。 2 ターン目のシックソングはスパイラルソードで止め、単体攻撃のアップルバターは他メンバーを弾除けとして期待する、という見方をするなら、パルジシャンもハズレではない。
『危険な状態異常』のレベルをどこに見るか、という点で装備が分かれる所だと言えそうだ。デュアブルジュエルが持てるならそれに越したことはないが…。
後で触れるが、今回判明したマッドトーカーのホーカスポーカスを見るに高レベルロゥリスはルール無用・泥仕合の感も否めないため、高速グリターダンスを警戒するのもあながち間違ってはいないのかもしれない。
今回の結果で何より注目すべきはドロップアイテムだろう。日ごろからアイテム運がないとシュリ氏が嘆いているのは耳にしていたが、もうアイテム運が無いなんて言ったら刺されますぜ!
シュライクのレアドロップアイテムであろう護身剣は 2/5/2/5 という懐剣にあるまじき性能、必中のレーザー銃も目移りするところだが、最大の目玉はビーナスの落としたファシネイターだろう。睡眠付加やショック付加ならばともかく、この性能で通常攻撃に麻痺付加というのは雑魚戦での強力な切り札になりそうだ。腕甲で攻撃力をしっかりと確保すれば、物理系キャラクターにもロゥリスでの麻痺ハメ安定の可能性が見えてくるアイテムといえる。もっとも、麻痺付加がある程度の確率で発動するという前提の下だが…。
ただ、このパーティの場合、麻痺が効くような相手には大体スパイラルソードやパルシィレイドを撃ってるので、ここに必要かと言えば微妙なところだ。
- ◆真の天使は我が内にあるのです 【×デスァ闇砂漠 : ロクマリア陵 / たどりつく場所/Section5】
遂にイススィール最強の火力を要すると言われていた第86パーティが動く。
最近は他パーティの後塵を拝してのボス戦が続いていたが、以前にはオブティネイドを使いながら強化マフェリアリを最初に下し、オヴェルル&ユステルルにセイクリッドラスを撃たせず屠ったその火力。しかし『規格外の火力で規格外の戦闘を行なう』という、言うなればゲームバランスの破壊者である彼らがダメージ式変更で被った影響はあまりに大きかった。
攻撃役である三人がターゲティングとオフェンセイドを入れ、リーベガイストによる回復役のもる氏がオブティネイドで経験値を確保すると言う戦法で戦闘は始まる。三人は長射程武器+必中装飾というユテァリーテを殴ることに特化した装備。すいか氏は火力のためだろう、フレイルをダブルアップ入りで作製している。敢えて防御付加を行なわなかったのは、ガードラッシュの性能を信頼してか。
呪いのマントを装備しているのは面白いが、結局魔反能力に活躍の機会はなかった。
ターゲティングで集中攻撃を行なうとはいえ、いしゅと氏・すいか氏が二人とも懐剣を装備していない時点で 7 ターン目までにユテァリーテを削りきれないことはほぼ確定している。ということはこのパーティは反サクリリジを一撃食らうことを想定しての戦闘なのだろうが、不運も手伝い、その食らい方はあまりにも悪かった。
元々リーベガイストはそれほど効果が高くない。特に回復計算式変更以降はキュアレインに大きく水をあけられている状態だ。これ一枚だけで反サクリリジに対抗する HP を確保しようというのは甘かった。反サクリリジを食らうなら食らうで、すいか氏ももう少しリーベガイストによる支援を行なっておくべきだっただろう。
オヴェルルのヘヴンスラッシュがメカレヴィ氏に連続痛撃したのは不運としても、回復の回転や防御力・魔防力など、やや楽観的に戦闘を見ている感が強かった。敗北は、むしろ必然的な要素だったとも言えるだろう。
ただ、全体を通して気になったのはすいか氏のダメージの低さと、防御状態の筈なのに反サクリリジで大幅なダメージを受けていることだろうか。恐らくパンツァーで長く居つづけたことによる、素の攻撃力&防御力の低さが影響しているのだろう。『強力な装備の力を引き出すには素の値も高くなければならない』というのは、実感としてはぼんやり感じられていたが、ここまではっきりした数字になるとまた驚きだ。
『サークルバリアは素の魔防力を二倍にする動作をしている』とは、以前 GM 氏が管理者BBSで書いていたことだが、防御もこれに準じた動作をしているとすると、その効果は防御力が高ければ高いほど有効になる (またその逆もある) と言える。
|| 2004.07.07 20:40 追記
防御の効果は『防御力2倍』と明記されていた。ガード系は防御力の低いキャラクターが使うと、やはり有効性が極端に薄れるスキルのようだ。
ただ、決してすいか氏の防御力が低すぎるわけではない。反サクリリジの威力が高すぎるのだ。
ご指摘くださった柩(1538)氏、ありがとうございます。
すいか氏の防御力 279 は、二倍にすれば 558 。かつて防御力441 +16のロッシュ氏が耐性 +1 で 476 ダメージを受けていることを考えると、今回のすいか氏の 503 ダメージは、十分ありうる値と言えそうか。
メカレヴィ氏のグラップルはなかなかのダメージを出していた。値としては地味だが、これがダブルディードすればユテァリーテ相手のかなり便りになる火力になりそう。
果たして次回はどうするのか。メカレヴィ氏のもとに一つ残っているエァッドの潤いを使って再起ボーナスによる逆転勝利を図るのか。それともまた暫く修行期間に入るのか。今回は準備・作戦がやや不徹底だったようにも思えるので、再戦に期待したいところだ。
- ◆時の探索者 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
◆第175パーティ 【○ハキュスの次元 : エリグヒド送迎場 / ブリキの兄弟/Section1】
◆第450パーティ 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
管理人の所属するパーティ。 二人がロゥリス、慣れないパンツァーで戦闘力に不安の残るサルビア氏は一人ハキュスの次元で AP を稼ぐ。結局次回もロゥリスに行って第50回でユテァリーテ戦、という流れに落ち着いたのだが、マッドトーカーにビビっていきなり雲行きが怪しくなっている。早くヤツの出るレベル帯より高いレベルになりたい。
リオットは普段通りの麻痺ハメで悠々と攻略。ポープはそれほど能力が高くない上にスキルも弱いため、ロゥリスでは『アタリ』の部類のモンスターだろう。実際は遅いターンに全体回復やアンチウォールなど、少し厄介な魔法を持っている可能性も否定できないが…。
データは以下の通り。
名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品 ポープ 47 690 人間 後列 聖+1 ホーリーフィアス+1 (魔・単 / 聖)
ハイキュア (単 / 回復)
マジックチャージ法王の杖
[杖/0/0/33/1/1750/ホーリーガード]470ruth
サルビア氏はジャワスパロウを手に入れつつ、特に面白みもなくハキュスの次元攻略。人間の種族特性でカヴンの魔符を引き寄せているが、それなら盗品袋の方が余程…いやいや。
次回にはガードラッシュを習得してグラディエイターに戻る予定。
ミストルテイン氏は装備ミスをするが、登場したのがダブルマスターだったために安定したロゥリス戦を展開。氏の 1569 という化け物じみた HP を一対一で削れる雑魚モンスターがいるはずもなく ( 即死は例外だが ) 、 9 ターンで圧殺した。
こういう奇策を弄さないタイプのモンスターが一矢報いることができないから、高レベルのロゥリスには状態異常が増えるのだろうなあ。
- ◆恐怖の寸前継続隊 【○デスァ闇砂漠 : 蜃気楼の夜】
マリエン氏がターゲティングを習得し、グラディエイターにクラスチェンジ。対ユテァリーテ戦のために欲しいスキルは回収し切ったのだろうか。
AP を失うことを警戒したか、挑んだ地域は『蜃気楼の夜』。 EXP の実入りは少ないが、出現モンスターの妙な回避率に助けられて戦闘は 17 ターンを周り、なんと AP 0 だったマリエン氏がオフェンセイド分の AP を確保してしまった。
さすがに装備が整っていないし、どうもここのメンバー諸氏は多忙な時期に入ってしまったようなのでユテァリーテ戦はしばらく後になるだろうが、この AP 収入は嬉しい誤算だろう ( まさか狙ったってことはないと思うが ) 。
このパーティに限らず、身の回りのネトゲ衆を見るに、大学生・社会人共に多忙な時期のようだ。夏の暑さも強くなり、冬型の人間には頭が回りづらくて辛い時期だろう。冷房でひく風邪のことも割と耳にする。ゲーム本編の開発も少し遅れているようだし、ペースダウンをするのも悪くないだろう。
逆に進行度を気にする人にとっては、足踏みをしているパーティに追いつく好機だとも言える。
あんまりこの欄に書くパーティが増えても困るけどさ!
- ◆瞬殺戦闘狂 【△霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
ユテァリーテを睨みながらも、じっくりレベルと資金の積み上げを行なうパーティ。今回はロゥリスで溜め込んだ豊潤な資金力を駆使して、基本三万の防御付加フレイル突撃式蛇咬三節棍 ( ガラン氏謹製 ) を作製。 50/10/0/0/ というスバ抜けたデータは、装備修正の下がりがちな懐剣と抜群の相性を持っている。
鍵師 「やっちゃった感すら漂うほどの出来をひそかに期待<フレイル」まさにやっちゃった感漂う出来と言えるだろう。
また、ウォレス氏が 50000 ruth を払ってついにゼニスアーマー購入。初めてのゼニス品お目見えとなった。性能は『0/26/0/8/クリティカル防止』。防御付加武器の隆盛で防御力はフロー気味な昨今、五万を払う価値があるかは際どいところだが、注目すべきはその特殊効果『クリティカル防止』だろう。ゼニス品はどれもこのような特殊効果がついているのだとしたら、俄然興味は増してくる。ゼニスロッド辺りにダブルアップがついているのではないか、ゼニスクロス辺りに異常耐性がついていないか、等、夢は広がる。
準備の整った状態で始まった戦闘は、二人がオブティネイドを使用。経験値稼ぎによって HP を上げる意図があったようだ。柩氏・kahrua氏が膨大なダメージを出している横で、鍵師氏が余裕のサモンアニマルを撃ちつつ展開していく。マッドトーカーに多少リズムを狂わされながらも、大勢に影響は無いように見えていたが…。
5 ターン目に撃たれた脅威の全体即死技ホーカスポーカスで kahrua 氏が落ちる。ついで 7 ターン目、射程の短いマジックチャージでゴリゴリと削られていた柩氏がデッドデサイドによってまさかの即死。それでも残り 13 ターンあればウォレス氏の火力で削りきれる筈だったが、そのウォレス氏も 10 ターン目のホーカスポーカスによって即死した。
そこからは鍵師氏一人で即死技によく耐えたが、何分運が後半に寄り過ぎた。結局決定力にかけるサモンアニマル連打が仇となり、敢えなく引き分けとなった。
即死事故。複数状態異常等で攻略が難しくなっていた高レベル帯ロゥリスへ、更に思わぬ障害が現れたと言える。マグニートーのデッドデサイドは出が遅い上に単体物理攻撃なのであまり問題はないし、マッドトーカーのホーカスポーカスもそれだけではさほど脅威ではないが、問題はこれらが複数出現した時だ。今回の瞬殺戦闘狂のように、ターンの早い段階で二人が落ちればそこからの逆転は難しくなるだろう。
対策としては、以下のことが挙げられそうだ。
1. 大ダメージで押し切る
2. 状態異常で足を止める
3. 一人旅でボコボコにする
4. ロゥリスに挑まない
今回瞬殺戦闘狂が引き分けたのは、メイン攻撃役である二人が即死し、回復役が取り残されたことが原因にある。しかしこれがもし逆であれば ( もしくは、鍵師氏が攻撃に気を割いていれば ) 、勝利も十分可能であったろう。
状態異常で足を止めるというのは、複数パーティであれば手段は限られてくる。具体的にはスパイラルソードとナップソングだ。キンクゾーンという手もあるにはあるが、いくらなんでも信頼度が薄すぎる上に、マッドトーカーの異常攻撃で協力攻撃が乱されたとき目もあてられないので、選択肢には入らないだろう。
スパイラルソードは多くのパーティにとってレアリティが高すぎるだろうから、秘密袋(青)から手に入るナップソングが活躍することになるだろう。 4 ターン目あたりに歌っておけば、即死の危険性はかなり避けられるはずだ。
上記二作戦 ( 大ダメージと状態異常ハメ ) をより確実に実行する方法が一人旅である。物理系にとってはデュアブルジュエルかファシネイター、或いは睡眠付加武器でも無ければ難しいだろうが、魔法系ならばパルシィレイドとコカトリスがある。ナップシャンを装備し、 3 〜 4 ターン目に麻痺技・石化技を入れておけば ( アップルバターより速く動く自信があれば 2 ターン目から撃ってもいいだろう ) さほどの危険なく攻略することができるわけだ。
マッドトーカーが出るレベル帯は限られている。レベル 43 〜 47 の間だ。この間のロゥリスではマッドトーカーを警戒した構えの戦闘をするのがいいだろう。マグニートーは無視しても問題ない。マッドトーカー対策をすれば、それは自然とガチガチの戦闘スタイルになり、そのままマグニートー対策にもなるからである。
マッドトーカー自体は対策のできない敵ではない。本当に恐るべきはホーカスポーカスだろう。こういうスキルが『ある』ということは、即ち将来的に、また別のホーカスポーカスを使う敵が出てきてもおかしくないことを意味しているからだ。スキルの判明していない地域への突入は、一層の警戒が必要になってくるだろう。
- ◆シックザールの光影 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
青い表紙の手記の夕見氏のパーティ。前回イープゥを倒し、ユテァリーテ手前まで来たのでこちらへ持ってきた。ロイアス氏はマルス・ウルスなんて習得している。ビーフジャーキーが 1000 ruth で取引されている状況を見ると、サモンアニマルの方が有効性は高そうに思えるが…。
また、夕見氏はついに魔法系レディへクラスチェンジ。ノーヴィス熟練度の必要値は 15 のようだ。 AP も万全で、次回には本職のヴァレットが見られるかと思うと心が躍る。しかも魔法陣もちゃっかり習得している辺り、なかなか抜け目ない。
戦闘そのものはポイズンレイドとデッシュを使った、然程見るべき所はないロゥリス戦。強いて言うならシーザー氏の文字通り人間離れした防御力が光っていたか。
シーザー 「今回乗り越えればようやくスキルが取れる♪」この口ぶりからするに、恐らく説キ噤ミを取ってクラスチェンジするのだろう。加護なしで強化ユテァリーテに挑むとは考えづらいため、ここももう 1 〜 2 更新は修行だろうか。
ユテァリーテ戦では本当に猫の手も借りたいほど攻撃力が不足するため、回復役がタメと攻撃を同時に行なえるヴァレットの存在は非常にありがたい。戦術的な面でも参考になる行動をとることが多いパーティのために、楽しみにしたいところだ。
注目パーティ結果
- ◆名も無き冒険者達 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
二更新ほど前に、なんとも羨ましいアイテム盾の心得を入手しガードセイバーを習得していたパーティ。今回ついに PC 側が使うガードセイバーの実演があった。
ガード系の技としては上々の威力と言えるが、 15 CP の重さを考えると壁役が使うスキルではないだろう。壁役 ( パンツァー ) でないメイン攻撃役が、強力な物理全体攻撃 ( 具体的には反サクリリジ ) に対して使うのが有効そうなスキルだ。
こずえの攻撃!
エンチャンターに 79 ダメージを与えた!
こずえの攻撃!
ガードセイバー!
エンチャンターに 124 ダメージを与えた!
こずえの防御力がアップした!
- ◆Fire in the dark 【○デスァ闇砂漠 : 闇への砂路 / たどりつく場所/Section1】
以前永劫回路でも取り上げていたパーティ。二人がドールワーカーにチェンジしているのも面白いが、取り上げたい見どころは高レベル帯でのリンクドライブの威力。
セイバーとラッシュが発動した形跡がないため比較が難しいが、防御力が高めのペドウィン相手にかなりの威力を出している。協力攻撃は基本的に隊列を無視するために、ここのように発動率の高いパーティにとってはユテァリーテ相手のいいダメージ源になるだろう。
リリーとサフィーの協力攻撃!
これがオレたちの力だ!
リリーちゃん、いくよっ!
リンクドライブ!
ベドウィン(A)に 111 ダメージを与えた!
ベドウィン(A)に 113 ダメージを与えた!
ベドウィン(A)に 103 ダメージを与えた!
フィニッシュ!
ベドウィン(A)に 170 ダメージを与えた!
その他雑感
- ◆積木山とドールワーカー
ドールーワーカーの得意・不得意については、きちんと修正が入ったようだ。よかったよかった。今回は上でも取り上げたFire in the darkのメンバーのうち二人がドールーワーカーにチェンジしている。これから人形を取りに行くのかどうかはわからないが。
パーツ『ワタ』をどうにかしたパーティは今回もなし。ちょっとわからなくなってきたので GM 氏に直接伺ってみたところ、別々の異なったパーツ間で組み合わせのレシピがあり、全て揃えないと使っても何も無いという仕様のようだ。例えば『ワタ』を三つあつめて使おうとしても何も出来ない、とのこと。『ワタ+枝+布』とかだろうか。そんなアイテムがあるかは知らないが。
ちなみに『パーツを集めて新しく作った人形』も、売れば別のパーツが入手できるそうだ。さらにはその『新しく作った人形を売ったパーツ』を組み合わせて作製するような手間のかかる人形もあるとのこと。なんとも趣味丸出しな素敵クラスだ。相当時間が余っているか、低めのレベルでなければ没頭するのは難しそうだが…。
なお、将来的にはエイミリーフ広原のモンスターと、レベルに関係なく戦える場所を用意する予定もあるとのことだった。レベルが高くなってしまうと低レベルの人形 ( 例えば『つちくれ』など ) を入手する機会がなくなることの救済策だという。
ただ、実装はいつになるかやや不明なため、暫くは低レベル人形のパーツは取引で集めることになるだろう。レシピが判明するまでにも、まだ少しの時間がかかるだろうが…。
積木山の新出モンスターは第5パーティの解説で触れた『超合金X』のみ。
過去ログ
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第75回 [05.03.04] 第80回 [05.04.14] 第85回 [05.05.26] 第90回 [05.06.30] 第76回 [05.03.08] 第81回 [05.04.21] 第86回 [05.06.09] 第91回 [05.07.07] 第77回 [05.03.15] 第82回 [05.04.28] 第87回 [05.06.09] 第92回 [05.07.22] 第78回 [05.03.25] 第83回 [05.05.12] 第88回 [05.06.16] 第93回 [05.07.22] 第79回 [05.04.05] 第84回 [05.05.19] 第89回 [04.06.23] 第94回 [05.07.26]