イススィール旧暦1805年 6月 雷精の週
挨拶
-
バグが起きているだけに決まっている…軽いバグさ…
ほら…修正されるぞ…今にきっと数字が上がる
技術さん…そうでしょ? …
起きてくれるんでしょう?
お…起きてくれ! 頼む 技術さん!!
技術さん……orz
お知らせと新規実装仕様と新規発見事項
-
◆技術さん…
技術上限導入。技術上昇手段の削減。以前本家チャットで GM 氏が匂わせて以来、鍛治職を怖れさせ続けた二つの悪夢がついに訪れた。
そもそもの発端は、今回『アイテム作製』においてバグが発生した関係で、技術 50 以上のキャラクターが作製を行なった際、技術が 50 にリセットされたこと (ただし『技術が 50 にリセット→アイテム作製→技術が 1 上昇』という流れを辿っているからか、実際の技術値は 51 になっている) 。
そしてこれがいい機会と見られ、先述の『技術上限』と『技術上昇手段の削減』がシステムに導入されることになった。
技術上限がどのくらいの値になるかは不明。感覚的には最悪 50 、理想は 100 、予想外でそれ以上、という感じ?
しかし「上限」があるということは、アクティブな鍛治職キャラクターはいつか全員その値に辿りつくことになるわけだ。それはドワーフ&古代人の持つ『初期技術 10 』というアドバンテージが将来的に無効化されることに繋がる。この二種族はやや辛くなりそうだ。もちろん早い段階でブラックスミス ( 必要技術 28 ) になりやすい、という利点は保持されるのだが…。
技術上昇手段の削減は、『当たり前のように上がっていた技術が上がらなかったり、宝箱の開錠に失敗した際などは技術が下がる』という形らしい。また、より難しい箱を開けると技術が上昇しやすくなるようだ。
これまで技術を上昇させる手段は「宝箱を開ける」「アイテム作製を行なう」「知恵の輪セットを使う」の三つがあった。あまり締め付けを厳しくするとそれこそドワーフ&古代人以外の種族の鍛治がブラックスミスになれなくなるので、「確実に上昇させる手段」としての、アイテム作製による上昇くらいは残ると嬉しいところ。 (このことについてはアナウンスがあった。下記参照)
今回リセットされた技術の値に救済が入るかどうかは不明。ただ、今回作製を行なっていない技術 50 以上のキャラクターが 7 人おり、彼らの技術は元の値を保っていることを考えると、何らかの措置は行なわれると考えるのが妥当だろうか。技術 50 以上のキャラクターを 50 に平坦化する形か、技術上限値を越えた分を切り捨てて元の値に戻すのかはわからないものの。
|| 2004.10.27 22:00 追記
さっそく技術上限についてのより詳しい情報がアナウンスされた。
それによれば、
○今回バグの影響を受けたキャラの技術を修正
○その上で全員の技術を半分に修正 (※古代人・ドワーフの技術ボーナス分はそのまま)
○上限補正をかけ、上限にひっかかって失われた技術 1 につき 5AP を補填
◎開錠率・CC条件等の技術が関わる要素を緩和
という方針のようだ。
バグ前に全キャラクター中で最も技術が高かったのは、オルト(1251)氏の技術 120 の値。ここから後天的な技術分を半減すると、『110 ÷ 2 + 10 = 65』となる。「技術がかなり高いキャラクターは上限補正の影響を受ける場合がある」というお知らせの文面から察するに、技術値上限は、オルト氏基準で考えれば 60 程度がありそうなところか。
お知らせにはまた、「技術上限の実装により古代人・ドワーフの特性がなくなる、ということはありません」の一文が記されていた。しかし、単純に技術上限が実装されれば、古代人・ドワーフの特性は失われることになってしまう。魔力では精霊が、体力では機械が、古代人・ドワーフに対してより強力なデータを持っているからだ。
ただし、もし古代人・ドワーフの特性が『技術初期値10』だけでないならば、話は違ってくる。
古代人・ドワーフには種族特性として『技術初期値10』の他に、宝箱開錠率が少しだけ高いという特長がある。今まで明らかにはなっていなかったが、もしかするとこれに加えて『作製品の性能の伸びにボーナスがつく』ような特長もあるのかもしれない。そうだとすれば、前述のお知らせの文章も納得がいくわけだ。
確実とは言えないが、これは、作製品計算式に関する面白いヒントかもしれない。
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◆作製計算式修正
前回予告された通り、作製の計算式に変更が行なわれた。性能バランスの上方修正は置いておくとして、注目するべきところは二点。
1. 種類ごとの性能差が縮減
作製アイテムは、これまで性能ランクがひとつ違うごとに、およそ 10% 程度の性能差が出ていた。今回の仕様変更では、その差が 5% 程度まで縮減されたようだ。
まだまだサンプルは少ないものの、性能ランクが A のアイテムにはさほど差が見られない。逆に B ランク以下のアイテムはなかなかの値を出している。特に、今回作製された鏡『カルボー奈良』は、 C ランク作製に希望を灯すものだろう。
全体的に S ランク武器の性能は以前に比べ低下しているが、これは S ランク武器を高額作製するような上位鍛治士の技術が軒並み落ちている影響が少なからずあるだろう。もちろん S ランク武器が本当に弱体化している可能性もあるが、丁度いいサンプルが見つからなかったため保留。
2. 『腕甲』『リング』の攻撃・魔攻ボーナスが低下
攻撃・魔攻ボーナスは『 1 振りした時の防御力の半分』と『 5 振りした時の魔防力の半分』になったようだ。いずれも端数は切り捨てで、以前のように高額リング・腕甲の夢を見ることはもうできなさそう。
ただし旧仕様のリング・腕甲は既に相当数が出回っているので、取引所で目にすることは割とあるかもしれない。現行の仕様では懐剣や使い魔の方が有効な局面も多いし。
◆裏ショップ登場
もしかすると以前からあったのかもしれないが、永劫回路としては今回初めて見つけたのでここに載っけてしまう。
本家の『データ』コンテンツでリュクレースの経営する『アイテムショップ』。このアイテムショップの『ある場所』をクリックすると、隠しアイテムを売る『裏ショップ』へ行けることがわかった。
一応隠しコンテンツのようなのでニュース本文でリンク貼りは控えるが、そう難しいところではない。どうしても見つからなければ Tab キーを連打だ!
売られている品は安いものでも 12000 、高いものでは 160000 という法外な値段。その分性能は恐ろしいもので、攻撃 72 の必中刀や、0/46/0/15 で超回復能力を備えた鎧等が売りに出されている。
装備性能制限もあるので実際に最上位の品物を使いこなせるようになるのはもう少し後だろうが、ぎりぎり手の届くようなニクい値段設定なのも確か。次回以降、お金に余裕がある面々が、一斉にこれまで使っていた装備をさばき始めるかもしれない…?
先行パーティ結果
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割と多くのパーティが横に並ぶことになった。次の地点へ一歩を踏み出すことは大きなリスクを伴うが、誰かが行かなければ始まらないこともまた確か。しかし、隠しショップアイテムが公開になった今、敗北するよりは確実な資金稼ぎをしたい状況でもある。果たして次回の動向は。
▼決戦の地アストラ : はざまの道ルート
- ◆助手の苦悩と、新たなる真実 【○決戦の地アストラ : エソルテル砦/ はるかなる果てへ/Section3_a】
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第11パーティは、再起ボーナスを得て再びクァダスに挑む。アーリィ氏はスーパースパイス入りで白いあやしい薬を飲み、魔族の弱点を着々と克服中。そのままスパスパを外してフェサのお守りを装備した。ユプ氏はアンチウォール+を外し、ハイキュア× 8 という最近流行のコマンドに。アーリィ氏は再起ボーナス時のゲティンガイストの強さに期待してだろう、ほとんどゲティンガイストのみのコマンド編成にシフトしている。
前回集中攻撃によって落ち、瓦解のきっかけとなってしまったシャルロット氏はディフェンセイドを張り、アーリィ氏とロッシュ氏はオフェンセイドを使用。前回の様子を見るに、再起ボーナスがある第11パーティならまず負けない相手だっただろうが、攻撃集中事故による敗北の可能性を嫌ったか。
しかるに蓋を開けてみれば、ロッシュ氏は 9/10 のという恐ろしいダブルディード率でパーティ内トップのダメージを叩き出し、アーリィ氏のゲティンガイストは再起ボーナスにより 700 以上のダメージを出す。これにより 2 ターンに一体の超ハイペースでエソルテルの騎士を撃破、クァダスもアーリィ氏のクリティカルを受けて陥落した。
前回は一度も攻撃が当たらなかったので分からなかったのだが、クァダスの HP は 3500 のようだ。エソルテルの騎士達の HP の高さを考えると、他のルートに比べてかなり必要とされるダメージが大きい計算になる。
その代わり他のルートと違い「資質スキルの効かない敵」というのがいないため、 PC 側が採ることの出来る攻撃手段は多い。この点でバランスを取っているのかもしれないが、しかし敵の攻撃の熾烈さも考慮に入れると、やはり『はざまの道』ルートは一段難しいと言えそうだ。
戦闘後には総計 24000ruth と宝箱(白)をゲットしている。裏アイテムショップの登場により出費が増えていくことを考えると、なかなか嬉しい収入。
ユキルタス | 「俺たちは、ただ往く。
戦う理由はそれぞれが自由に設定すれば良い。
それが俺たちのアストラの戦いなのだ。
先に行く道は二つある。決戦の地へ通じる階段だ。
どちらも険しいが、右の方が安全だ」
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ストーリーは脳内補完ということか。今のところミュウもグッドマンもサッパリ出てこないし、最後までこのまま進む可能性も?
戦闘後の道は『勝利を誓う階段』と『勇気を試す階段』で分岐するようだ。ユキルタスの発言だとどっちが右なのかわからないが、まあ、他パーティを見るに勝利を誓う方が安全で、勇気を試す方が危険なのだろう。ユキルタスはお茶目さんだ。
前振りが特になかったので、ここでの分岐はストーリー的なものよりも単純に敵の強さの違いを選ぶためのものだろう。早いクリアを目指すなら『勝利を誓う階段』だろうが、恐らくドロップアイテムの質が違うことを考えると『勇気を示す階段』も捨てがたい。しかしドロップが装備アイテムであれば、最終的に裏ショップ品の方を使うことになるだろうし、然程困ったことはない…と、悶々としそうな状況だ。
まあ、「無理して行くことはない」と言われた『砂のなみだ』にもサラッと突入したこのパーティ、サラッと『勇気〜』の方に行くような気もする。
- ◆崩壊の序曲 【○決戦の地アストラ : はざまの道 / はるかなる果てへ/Section3_a】
第11パーティのクァダス戦を事前に見ていたこのパーティ、手の内は分かったとばかりに突入。鍵師氏がサイトナレッジを装備してゲティンガイストとカオスガイストを必中に持っていき、後は普段通りの格好でクァダスに挑んだ。柩氏はもうかなり長いことビーフジャーキーを食べているが、つくづくどこに入ってるんだろう。
冒険結果とは直接関係ないが、鍵師氏が依頼仕事で作製した基本 4000 リングは、 0/0/3/7 という思ったよりままならん性能。魔攻力の低下もあるが、技術のダウンという思わぬパンチが入ったことも影響を及ぼしているか?
戦闘はオフェンセイド×3に、回復役のウォレス氏がライフェイドという加護編成。 HP が低い上に回復能力を持たない鍵師氏や kahrua 氏に攻撃が集中すると危なかっただろうが、攻撃力の高さによる速攻を信じたか。
ターゲティングを持たないために攻撃がかなりばらけていたが、 4 ターン目、kahrua 氏のデッシュがエソルテルの騎士を一体即死させたのが大きかった。もう少し打撃の集中が変われば危険なものになっていただろう削り合いは、助手の苦悩と、新たなる真実と同じ 9 ターン目、結局誰も落ちなかった崩壊の序曲が勝利した。心臓に悪い戦い方だ。
AP 的な余裕があるこのパーティ、鍵師氏も「もはや一瞬たりとて止まる気はない。」と言っていることだし、階段をのぼる準備は整っていると見ていいか。どうですか。
▼決戦の地アストラ : 闇の墓ルート
- ◆第5パーティ 【×決戦の地アストラ : エソルテル砦 / はるかなる果てへ/Section3_m】
マーシーは銀炎のドレスを売った。(+5000Ruth)
ホントに売りよったーーーッ。スタイルを貫くのは格好良いが、なんていうかその、どうなんだ。 5000ruth でこんなものを仕入れてしまったリュクレースの心境はいかなるものか。
戦闘前には他にマーシー氏がコンティニュー99を装備し、「負ける準備」をきっちり整えた。向かった先はエソルテル砦のミュウルート。イベントッセージではなぜかサークの代わりにミュウが登場しているが、まあ誤記だろう。夜に沈む砦でパーティの前に姿を現したのは、一人の厳然とした女性、廃后ミフレッセ。
ミフレッセ | 「すべからく、進歩の前には一度古いものを壊さねばならぬ。
じゃがヒトは古きものに安心し、その破壊を拒むものよ。
誰かが為さねばならぬ。レイがその業を背負ってくれるのじゃ。
ああ、マフェリアリ。御身が背負った悪をわらわも背負おう。
アケロンの岸で待ちやれ。
このミフレッセ、死して永らえた命を今こそ果たそうぞ!」
|
マフェリアリの妻! また懐かしい NPC が出てきた。
彼女のことは前期ロマルフの『とおい約束』イベントの中で、少しだけミュウが語っていた。死の床に臥した后を救おうと、マフェリアリも最初はクレスオールにすがったという。しかしその願いは叶わず、絶望したマフェリアリは希望を憎むようになった…という流れだったが、今期はこのエピソードは語られなかったので、もしかすると黒歴史かもしれない。マフェリアリの感じも前期とは違うし。
まあ細かい設定はともかく、彼女もマフェリアリと志を同じくする者。エターナルデザイアーを求める PC 達を倒そうと、三人の道化を引きつれて襲い掛かってくる。
名称 | Lv | HP | 種族 | 隊列 | 耐性 | 弱点 | コマンド | 所持品 |
ミフレッセ |
53 |
2500 |
人間 |
前列 |
ショック 麻痺 即死 |
火 |
レディスラッシュ (物・単 / 必中)
流風の剣 (物・列 / 風)
タービュレンス (物・列 / 風)
エアランペイジ (物・全 / 風)
リミットイグノア (HP20%以下で発動 / 全与ダメージアップ)
遠隔攻撃 : 射程2
クリティカルハイ
ガイスト耐性
通常攻撃なし
|
宝箱(白) |
24000ruth
|
赤のドロゥル |
50 |
1000 |
精霊 |
後列 |
火+3 |
水 |
マジックイミット (魔・全)
マジックレイ< (魔・単)
マジックチャージ : 射程3
|
|
0ruth
|
緑のドロゥル |
50 |
1000 |
精霊 |
後列 |
|
|
戦士のたましい (魔・単)/(魔・単 /ドラゴンキラー)/(魔・列)/(魔・全)
レッサ―デーモン< (イビルブレス : 魔・全 / 邪)
マジックチャージ : 射程3
|
|
0ruth
|
青のドロゥル |
50 |
1300 |
精霊 |
後列 |
水+3 |
火 |
サークルバリア (味全 / 3ターン魔防力↑)
ハイキュア< (味単 / 回復)
ハイキュアレイン< (味全 / 回復)
マジックチャージ : 射程3
|
|
0ruth
|
ミフレッセは恐らく empress (女帝) のアナグラムだろう。ドロゥルはそのまま英語で「道化」の意。
奥さんはやはりマフェリアリと非常によく似たタイプのボス。射程が長いため旦那より対壁能力が高いが、隊列攻撃も多いので一枚壁はやはり有効だろう。覚醒後のエアランペイジやレディスラッシュが多少怖いものの、覚醒した段階で HP は残り 500 以下なので、攻撃役が倒れなければ覚醒したターン内に仕留めることができそうだ。
お供のドロゥルは HP が低く状態異常が効くため、さほど厄介な敵ではない。サークがデスクリプトで一体は止めてくれるのが嬉しいところ。ターゲティングを複数人が装備していれば、割と余裕を持って戦えるボス。
ただし、後述する『光の墓』ルートや『はざまの道』ルートと違い、デッシュが使いづらい (ミフレッセに当たってしまう) のが厄介といえば厄介か。
様子見を兼ねてか、第5パーティはコマンドも装備もあまり変えずに挑戦。マーシー氏とハルク氏がクリティカル防止を装備していたのが上手く働き、敵の攻撃力の低さも相俟って意外なほど長く戦うが、やはりこのパーティは再起・加護無しでは攻撃力が足りず、15ターンで敗北した。
注目点は、マーシー氏のレヒトガイストとハルク氏のヒンメルがイストがミフレッセに 1 ダメージしか与えていないこと。ガイストがよく効くボスを出した後、一転ガイストの効きにくいボスを引っ張って来て、「こいうのもあるぞ」と見せる牽制か。これで未踏地域に挑む時に少し資質スキルを混ぜ辛くなった。
ククロウ 「血がっ、血がみたいッ!僕のパンチでお前プシュー!」
ククロウ氏は相変わらずはっちゃけたククロウ世界を展開していた。
- ◆Ewige Verfolgung Persone 【○決戦の地アストラ : エソルテル砦 / はるかなる果てへ/Section3_m】
レアアイテムをシス売りする道は 既に E.V.P. が通過しているッ!(多分手違いでだが)
そんな彼らは、銀炎のドレスを当然のようにシュリ氏が装備。代わりにグェン氏がお下がりのフレイムアーマーを着て火属性ブーストをかけている。回復役のフェイズ氏がデュアブルジュエルを装備しているのは、未踏地域を警戒してだろう。 2 ターン目にアンチウォール+を張っているので、異常対策は彼だけでもいいという構えだ。
戦闘は、引き続き一枚壁のフェイズ氏がディフェンセイドを、足の遅いファーク氏がオフェンセイドを使用というリーズナブルな加護でスタート。直後グェン氏が陥落。もうダメかと思われた戦いだったが、ターゲティング戦術とモンスターの相性が非常に良かったこと、ミフレッセの攻撃が単体回復で防ぎやすかったこと、シュリ氏のバーンショット+3が高いダメージを出したこと等、様々な要因が良い方向に働き、三人パーティ状態のまま退けてしまった。
今回は敵との相性が良かったため 16 ターンで何とか勝つことが出来たが、多くのパーティが抱える魔法系の低 HP はやはりどうしても事故を生み易く、ネックになってくる。 HP が伸びない資質の魔法系キャラクターは、自分の得意とするクラスの熟練度を一点伸ばししていかないと、大分辛い状況が生まれてくるだろう。
- ◆“パンツ”ァードラグーン 【○決戦の地アストラ : エソルテル砦 / はるかなる果てへ/Section3_m】
マリエン 「これはどうすれば…… ( *´Д`) つ【ようかん】 そうだ」
リア に マリエン(892) からメッセージが届いた。
マリエン 「つ【ようかん】 リオットさんのようかんです。次回3人に渡さないと、あなたは引き分けになります」
え、えらいことになってるッ。
まあいいや (投げた) 。一回の修行を挟んで、このパーティはエソルテル砦へチャレンジ。んちゃ氏は他パーティから資金を借り受け、ついに念願の夜のパンティ購入に成功している。効果は『女性衣/0/5/0/15/30000/ラブラブ』と回復役が持つならばなかなか優れた性能。ただし価格が 60000 と馬鹿にならず、これを買うならば同じ値段のゼニスローブ (裏ショップ版) を買った方が有効な場面は多いか?
マリエン氏はグラップルを習得。ユーニィスのような高防御力の敵への対策だろうが、そういった相手にはゲティンガイストが効果を発揮する筈。勿論、将来への投資という意味では無駄ではないが…。
戦闘はアーセッド氏とリフィア氏がオフェンセイドを使用し、いつも通り機会二人が前衛に立つ。短剣使いのため装飾欄に余裕があるアーセッド氏は、射程 1 マジックチャージ対策かマジッククリップを装備していた。
こちらのパーティでもターゲティングを乗せた攻撃がよく走り、ほとんど問題なく勝利した。ミフレッセの打撃はクリティカル率が非常に高いが、ゼニスアーマーを装備したマリエン氏にはほとんど通じていなかった。
余談だが、このパーティのリフィア氏と E.V.P. のシュリ(868)氏はデータが非常によく似ている。今回はリフィア氏がオフェンセイド使用・シュリ氏がオフェンセイドなしで同じ相手に挑んでいるので、ここを参考にオフェンセイドのダメージ上昇具合を調べてみるのも面白そうだ。まだやってないが。
▼決戦の地アストラ : 光の墓ルート
- ◆時の探索者 【○決戦の地アストラ : エソルテル砦 / はるかなる果てへ/Section3_g】
三人編成の時の探索者。前回ルーミィグを倒した勢いに乗り、そのままエソルテル砦へ突入した。未知の地域なのでリオットは岩塩を、サルビア氏はフレイムアーマーを装備し、できるだけ戦闘力を高めている。ただし異常対策がサルビア氏のアンチウォールしか準備されていないので、ルーミィグやユーニィスのようなタイプのボスが出れば危なかっただろう。
グッドマンに導かれた道の先、砦に待つは魔道士シャンテレン。なんとあのイグテルフの妹だという。シャンテレンは、 enchanter (魔法使い) のアナグラムだろう。
シャンテレン |
「絶望の時代に生まれ、人々の希望を育んだエル・セイダを、
私は守らねばならない……。
兄イグテルフはフェレスを導くために"残った"けれど、
私はレイを阻むために"残った"シャンテレン!
希望を払って得る未来など、私はいらないッ」
|
イグテルフの妹という以外、特に新情報はない。エル・セイダ (er seid → desire?) と呼ばれる存在はたびたび登場するが、どうもエターナルデザイアーとの関係が掴みづらい。今回のシャンテレンやサークの口ぶりを見るに、もしかして『エターナルデザイアー=エル・セイダ』なのだろうか? エル・セイダは古語での呼び方とか、そんな感じで。
パーティに襲い掛かってくるのは、シャンテレンと「あの」三体の魔道機械、ラムザ、ナギニー、テームズ。
名称 | Lv | HP | 種族 | 隊列 | 耐性 | 弱点 | コマンド | 所持品 |
シャンテレン |
53 |
1500 |
人間 |
後列 |
|
|
マジックアロー (魔・単)
ウィンドルウィン (魔・列 / 風)
テンペスト (魔・全 / 風)
ガイスト耐性
通常攻撃なし
|
宝箱(白) |
24000ruth
|
ラムザ |
50 |
1500 |
機械 |
前列 |
|
|
ハードラッシュ (物・単2-4回攻撃)
デスラッシュ (物・単3回攻撃)
プラパアタック (物・全 / 三人協力攻撃)
|
|
0ruth
|
ナギニー |
50 |
1500 |
機械 |
前列 |
|
|
トリプルショット (物・単3回)
デスショット (物・単2回)
プラパアタック (物・全 / 三人協力攻撃)
|
|
0ruth
|
テームズ |
50 |
1500 |
機械 |
前列 |
|
火 |
ハードセイバー (物・単)
デスセイバー (物・単)
プラパアタック (物・全 / 三人協力攻撃)
|
|
0ruth
|
一言で言って、あまりに対壁能力が無いボス。ラムザ、ナギニー、テームズが物理攻撃しかしない上に軒並み射程が短いので、壁が一枚前列に立てばそれだけでほぼ三体とも無力化できてしまう。攻撃力も決して高くなく、少し無理してゼニスメイルを体力壁が装備し、ディフェンセイドかライフェイドを重ねれば磐石だろう。
後はシャンテレンの魔法対策だが、これは散発的なので回復魔法で十分フォローできる範囲。ミフレッセと違い、前衛壁さえしっかりしていれば痛撃事故は一切起こらないのも嬉しい。
今回は見られなかったもののシャンテレンは人間特有のリミットイグノアを搭載している可能性もある。しかし、発動段階で彼女の残り HP は 300 以下のため、ほとんど実効は無いと思われる。
懸念としては、三人プラパアタックが 非常に燃えること 後列の魔法系に対しては結構なダメージを出すこと。同じタイミングでシャンテレンのマジックアローがダブルディードすると、 HP が低かった場合落とされる可能性もある。
また、本当にナギニーの射程が 1 かは分からない。今回はたまたま前列のミストルテイン氏に攻撃が集中したものの、魔法使いの家に登場する『ナギニー試作型』は射程が長いために、完成形であるナギニーも長射程の可能性は高い。
戦闘は、ライフェイド+オフェンセイド+ディフェンセイドという警戒し過ぎの加護編成と (エソルテルの騎士が出ると思っていた) 、ミストルテイン氏のイープゥじみた壁力によって割と圧勝。ただし、やはりゲティンガイストはシャンテレンに通じていなかった。
「しゃらくせぇ! お呼びじゃねーンだよ!」と頼もしいセリフのグッドマンは、 2 ターンで倒れて総与ダメージ 14 というスコア。
うん、君、ちょっと危ないから下がってような。
▼様子見組
- ◆バトルボインジャー 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス】×2
◆ゲティンの優秀さが逆に許せな 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
先に進むパーティを横目に、クレバーな稼ぎを行なう二組。前者は『光の墓』ルートを、後者は『はざまの道』ルートを選択している。
●バトルボインジャーは二組に分かれてレーッド・テラスへ。この段階まで進んでも、やはりここは稼ぎ場として人気。 AP12 も美味しいが、ドラゴンステーキや飛竜のうろこが手に入ることのメリットも地味に高い。
結果は特に問題なく、分割したどちらも勝利。ピエール氏&リェロン氏組は飛竜の鱗による資金収入を狙ってだろう、ラッキーゲッサーを装備している。リェロン氏は HP の高さと回復能力を計算に入れてか、ホーリーレイド連打という珍しいコマンド編成だった。
次回はエソルテル砦へ向かうのだろうか。ゼニスアーマーを二着持つこのパーティであれば、特に苦戦せず勝てる相手だろう。
●ゲティンの優秀さが逆に許せなは、パンツ代を稼ぎにもう一更新修行。向かった先は、なんとエィス達のたむろする『霧の戦場』だった。
仕様変更以来めっきりその能力の落ちたエィス達だが、アサシンエィスやショットエィスは未だ危険な相手。このパーティもボス戦のように加護を開いて挑戦した。ダメージ制限が解除されたことで、オフェンセイド+ターゲティングの有効性が非常に高くなっていたことも計算していたのだろう。
出現したのはサムライエィス・モンクエィス・それにスペルエィスが二体。決して強い編成ではないが、エィスはエィス。その攻撃力は何度か危ない場面をもたらした。モンクエィスの高い痛撃率をゼニスアーマーで、 HP の低いスペルエィスをターゲティングで、高いダメージを合間に挟むレクパレイトでどんどん無効化し、 7 ターン目には見事退けてみせた。
キュアエィスやサモンエィスが出ていたとしても問題なく 2 ターン程度で倒していただろうが、出るとマズかったのはやはりアサシンエィスだろう。バックスタブとペイントゥースのどちらかですいか氏が倒されてしまうと危なかった。
AP 面ではやや損をしたが、手に入れた品はいずれも高額で捌けそうなものばかり。裏ショップアイテムも考えることになる今後のために、意義ある勝利だったと言えそう。
注目パーティ結果
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- ◆求めよ、さすれば与えられん。 【×リギノの神殿 : 焉廊 / 不死人間たち】
-
なぜか再起ボーナスを使ってエァスト戦に挑んだこのパーティ。見どころはイレイスレイドが効いていないことや、攻撃や魔法が意外なほど高いダメージ出していることなどがあるが、最大のものはやはり 3 ターン目のこれだろう。
エァストの攻撃!
ェアスト「あまねく滅びよ! 私が憎むものとともに!」
滅びの風が時を駆け抜け全てを灰と化す!
ジャストミート!
てぃあは 199404 ダメージを受けた!
「次は負けませんからね」
てぃあは倒れた!
ジャストミート!
トトは 433365 ダメージを受けた!
「ここは一度、退いた方がよさそうですね...」
トトは倒れた!
|
勝てるか!
- ◆じょー・矢○とそのコーチ陣? 【○決戦の地アストラ : 知らざる場所】
初めて『決戦の地アストラ』通常戦に、アストラまで進度が達していない状態で向かったパーティ。進度はマフェリアリを倒したばかり、平均レベルは 41 と、出現モンスターに比べれば大分低め。
一枚壁の戦鬼ブラスト氏がディフェンセイドを貼り、足りない攻撃力をポイズンレイドで、防御力をスパイラルソードとパルシィレイドによる足止めで補って戦闘するという方針。この戦術が上手くハマり、見事に四人全員生存でアストラの壁を退けて見せた。 160 〜 220 の経験値とルーザーファンを得、デスァ闇砂漠へ向かうに当たって大きな収入を得たことになる。
本人達も言っているように『清きルボ』に出られると危なかっただろうが、状態異常が通じるという点をよく突いた良質の稼ぎだった。先行パーティでない面々にとっては、アストラもなかなか良いは稼ぎ場所になりそうか?
新出アイテムはルーザーファン。恐らく『艶うアンフ』 (anf → fan : 扇) のレアアイテムだろう。
アイテム名 |
種類 |
攻撃 |
防御 |
魔攻 |
魔防 |
価値 |
備考 |
ルーザーファン |
扇 |
32 |
1 |
32 |
1 |
2500 |
ダブルアップ |
性能は表アイテムショップの最高級品阿弥扇顔負け。アストラレアアイテムの強さを考えると、暫くここに引きこもりたくもなってくる。
その他雑感
-
◆白箱品
今回、現時点での最高級宝箱である宝箱(白)から新しいアイテムが登場した。
アイテム名 |
種類 |
攻撃 |
防御 |
魔攻 |
魔防 |
価値 |
備考 |
聖剣アムゾヌス |
剛剣 |
50 |
0 |
0 |
0 |
5000 |
男性専用/聖属性 |
や、やっと強い剛剣が…! 『決戦の地アストラ』のボスドロップアイテムである銀空剣クァルルスにも匹敵する性能で、男性専用装備の名誉回復というところだろうか。
これまで出なかったことや高い威力を考えると、恐らくメインデントーガやシェルドレスのようなポジションのレアアイテムなのだろう。宝箱(白)はまだそれほど開錠数が多くないためにさほど目立っていないが、これから更に強烈なアイテム (例えばデスレスのような) が出てくることが推測できる。
また、男性専用装備がレアポジションに一つ入っていたということは…多分レア女性衣はなさそうだろうか?
過去ログ