イススィール旧暦1805年 3月 地霊の週
- グッドマン強し。
挨拶
同じメイン NPC の筈のミュウはわずかに七票。やはりグッドまんじゅうのバカさに対抗できる者はいないのか。
お知らせと新規実装仕様
- ◆回復能力が あがった！
前回、多くのブラックスミスやその恩恵にあずかっていたパーティに悲鳴をあげさせた回復能力に再変更が入った。変更というよりミスの修正だったようだが。
新しい式は、
回復量 ＝ 愛 × ３/２
つまり愛の 1.5 倍。前回の式はどうやら分子と分母が入れ替わってしまっていたようだ。よくあることと言えばよくあることか。
修正後の計算式ならば、回復能力はかなりの効果を期待できる。修正前と比べても総回復量の減少は多めに見積もって 60 程度、十分なんとかできる値だ。
◆オブティネイドの沈黙
第47回以降に修正が加わるとアナウンスされたオブティネイド。
慌てて２つも使ってユテァリーテに消し飛ばされたパーティもあったようだが、今回になっても今まで通りの効果を見せている。どうやら第47回は無事 (？) に過ぎたようだ。
ただしいつ修正が入ってもおかしくはないため、オブティネイドを使ったボス戦は多少急いだ方がいいだろう。
先行パーティ結果
- 修行期間に入る者が多い中、 E.V.P. の面々がユテァリーテ突入。女神連続撃破の口切りとなるか？
- ◆第5パーティ 【○ハキュスの次元 : 泉水のほこら / 復讐に燃える水/Section3】
- 無事に『復讐に燃える水』クリア。このレベルのパーティ相手にエワギスが敵うはずもなく、高い HP と回復量で圧殺し、 4000 ruth とちょっぴりの愛を手に入れた。オンテニフとインフィーンの悲恋ドラマがグッドまんじゅうの１/３というのは悲しいところだが。
単体で登場する上に全体攻撃が多めのエワギスは、ある程度レベルが高くなってくるとまず事故が無く攻略できるタイプのボス。マーシー氏のセラフキラーも活きたが、勝因は何より地力の差が大きかったと言える。
ハルク氏は天の心臓を使い、ヒンメルガイストを習得。 CP が読み切れなかったからだろう、さすがに見切りでコマンド設定はしていない。効果は『戦闘/CP12/単体攻撃』といたってシンプル。『物理』『魔法』等の表記が無いところを見ると、やはり資質スキルのように能力値に関わり無く威力を出せる攻撃のようだ。
後はフルダルフ氏が猫のコネを成長させ、かなりのデータを確保したくらいが見どころか。 0/4/5/4 というのは装備アイテムとしてかなり優秀。
果たして次回はどうするのだろうか。後はこのパーティがクリアしていないイベントは、『幻獣のことば』『人形の気持ち』『鉄を打つ家』『若き玄人』といった、プルーフ系のものくらいだが…。対ロゥリス能力は決して高くないパーティのため、少し気になるところだ。
…あ、『霧が晴れる日』もあったな。
- ◆魔法探偵の休息 【−デスァ闇沙漠 : ロクマリア陵】
ユテァリーテを倒し少し余裕ができたのだろう、妙にのんびりムードでロクマリア陵通常戦を選択。敵平均レベルが 45 というのはかなりのものだし、往々にしてパワースポット後の雑魚モンスターは良いアイテムを落とすので ( しかも妙にドロップのいいデスァ闇砂漠 )、順当な選択と言える。
全員で秘密袋をパカパカ開けつつ、アーリィ氏とロッシュ氏はシューターにクラスチェンジ。ユテァリーテは倒したが、ターゲティングはこの先で役立つ有効なスキルと見たのだろう。果たしてこの先物買いは吉と出るか、凶と出るか。…凶と出ることはあまりなさそうだが。
ロッシュは将軍様を売った。(+150Ruth)あまり危険なことをしない方がッ！
しかし 150 ruth とは。リュクレースがそのくらいの価値と見たのだろうか。
『砂塵の影からモンスターが姿を現した！』とまで言われながら、なぜか肝心の戦闘は起こらず。ロクマリア陵の通常戦が未設定だったのだろうか。事前アナウンスもなかったし、やや可哀想な状況ではあるが…。
|| 2004.06.30 23:50 追記
雑魚戦指定にミスがあったので、次回には修正されるということだった。次回以降は普通の戦闘ができるだろう。
また、今回のシャルロット氏のパーティには、報償として『100 exp / 10 AP』が入るとのこと。資金面やアイテム面での収入がないのは残念だが、一つの地域で戦って得られる AP と exp の量として見ればなかなかの高収入と言えるだろう。
- ◆Ewige Verfolgung Personen 【○デスァ闇沙漠 : ロクマリア陵 / たどりつく場所/Section5】
ユテァリーテ再突入。コンティニュー1の事前準備が活き、再起ボーナスに加えて加護を使いながら挑んだ。この辺り、なかなか計画的。グェン氏は魔法探偵の休息のロッシュ氏から死護の衣をレンタルして耐性を整えている。それでも天使のはねには手をつけていないのだが…。
フェイズ 「…流石に次の策は用意していない。資金も尽きた。背水の陣というやつだな。」所持金は上から 9 ruth 、 1 ruth 、 2 ruth 、0 ruth という先行パーティとは思えない赤貧っぷり。まさにギリギリの戦闘だった。
ホーリーレイド→反サクリリジのコンボを警戒したのだろう、耐久力で劣るシュリ氏がライフェイドを用い、グェン氏とファーク氏がオフェンセイドを使う加護編成。グェン氏も耐久力は決して高くないのだが、 +2 耐性とオフェンセイド入りのゴーリィモゥンを信頼したか。
しかしたとえ HP 全快のグェン氏でもホーリーレイド→反サクリリジを食らえば、ランダム幅次第では落ちてもおかしくなかった。負ける確率は決して高くないが、緊迫感のある賭けが見えないところで一つあったと言えるだろう。もしかすると、『ライフアップ50』はこういう状況で有効なのかもしれない。
フェイズ氏は AP が無かったが、うまくバティノの約束を使っている。というか、まだあったのかバティノの約束。
シュリ 「（プチっと）こないだはようもやってくれたな、コラァ！ あんたらの顔面、ボイズンベリーパイにしてやるッ！」お、女の子がそんなこと言っちゃいけません！ しかし顔面ですかよ。
戦闘はホーリーフィアスが何故か執拗にシュリ氏を狙うも、ライフェイドとよくタイミングの練られたキュアレイン ( オーバーヒールが非常に少ない ) が活き、 7 ターン目の開始時には理想的な HP 。シュリ氏がギリギリまで削られたが、 8 ターン目には後列攻撃を持つユステルルを倒し、どうにか回復の回転で持ち直した。
反サクリリジさえ乗り切れば、後はオフェンセイド＋再起ボーナスを持ったこのパーティの敵ではない。安全圏の HP を保ったままジリジリと削り、なんと 15 ターン目にグッドマンの先祖伝来技・ライアットバーンがモータルヒット。見事父の仇を討ったのだった………って、お前はここでも主人公役なのかッ。
弾除けと言い切るフェイズ氏もフェイズ氏でヒドい。弾除けだけどさ。
フェイズは魔法を唱えた！
フェイズ「弾除けにはなる。まだ立っていろ！」
ハイキュア！
グッドマンは 208 回復した！
攻撃面では、グェン氏の魔法が ( 通常攻撃でさえ ) ユテァリーテに膨大なダメージを出していたのが印象に残った。ゴーリィモゥンも有効だし、魔法系攻撃役はユテァリーテ戦で積極的にオフェンセイドを使うのがよさそうか。
シュリ氏が通常攻撃を一切挟まずにバーンショットに終始しているのは、ユテァリーテを警戒してだろう。最終的なダメージに属性係数を乗せる属性ブーストは、高い防御力の相手にもそれなりの効果を発揮してくれる。
また、天使相手の火力ではシュリ氏・グェン氏・ファーク氏、皆さほど遜色なかったが、ユテァリーテを攻撃する段になるとオフェンセイドの有無がはっきり火力差として出ている。
特にシュリ氏のダブルディードが周囲と比べて妙にダメージ減衰していたのは気になった。ダブルディードの打撃にもオフェンセイドの与ダメージアップ効果は加わっているのだろうか？
ともあれ、無事にユテァリーテを倒し収入は 75000 ruth 。オブティネイドの修正前に倒すことが出来たのは僥倖だろう。
アストラの地が実装されるまではしばらく暇になるだろうが、このパーティはどこへ行くのだろうか。そろそろ弔いの断崖？ ただ、グェン氏の HP ではイージスグロゥブが発動した時にはかなり手遅れくさい状況の方が多いだろうが…。
- ◆時の探索者 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス】
管理人の所属するパーティ。 AP のことをあまり考えていなかったためユテァリーテ再突入はできず、やり場のない再起ボーナスを抱えてレーッド・テラスへ。このレベルになってくるとテラスの経験値収入の少なさはちょっと辛いのだが、ハキュスよりはマシなので結局ここへ向かうことになる。
サルビア氏がパンツァーにクラスチェンジしているのはガードラッシュ習得のための布石…だった筈なのだが、「もうパンツァーで女神行かん？」という意見も出てるので結局習得しないことになるかもしれない。熟練度が低いのは辛いのだが。
固めた防御力と再起ボーナスの攻撃力をベースに、戦闘は終始余裕で進む。リオットはいかにも回復過剰だったので、もう少しサモンアニマルを使ってもよかっただろう。サルビア氏とミストルテイン氏が狙っていたリンクドライブは不発。高レベル帯での働きを見てみたかったのだが、二回試行して二回とも失敗する発動率では、やや頼りにし辛い感がある。
また、サルビア氏のセイバーはさりげなくガードラッシュよりもいい働き ( ダメージ ) をしていた。
このままあと二更新ほど修行をする予定だったのだが、もう一更新で突っ込まないかという案も出ており、次回の行き先は未だ不透明。とりあえず HP の低いサルビア氏がドラゴンステーキを詰め込まれることは決定している。ンガッググ。
- ◆プチメカレヴィ精誕祭 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス】
更にレーッド・テラス修行は続く。意外に慎重だが、 AP やユテァリーテの能力を考えれば不自然ではないか。順調に準備は整え、このパーティの回復役であるモールフェース氏は天使のはねを使って爺天使になっている。しかも萌え絵だ。
アタッカー三人は無事にターゲティングを習得し、本来のクラスに戻る。 AP を稼いだ後に突入という流れだろうか？モールフェース氏が基本 20000 ruth フレイルプチメカレヴィを作製し、準備は着々と進行中。
フレイル＋サイトナレッジは既にすっかり機械の基本装備になった感がある。機械が牛肉を食いちぎりながらフレイルをブンブン振り回し、その後ろで魔法使いが斧を振り回し、今のイススィールはなんともパワフルでワイルドな島だ。
モールフェース氏が素手になるも、コマンドはリーベガイストのみだったため特に実害なし。あっさり 13 ターンで撃破してみせた。
- ◆ハメ殺し反対同盟 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス】
前回「敵にハメられる」という珍しいことになったこのパーティ、マリエン氏の失った AP を取り戻すためかレーッド・テラス行き。リフィア氏のバーンショットのランダム幅が気になったが、再起ボーナスを活かして概ね問題なく勝利。マリエン氏はターゲティング分の AP を獲得した。マリエン氏も加護を使うだろうことを考えると、次回一回くらいはまだ足踏みか？ 装備もやや弱いため、いじれるならいじりたいところではあるだろう。
アーセッド氏のフロムダスクはオヴェルル＆ユステルルには有効なのだが、ターゲティングの関係でユテァリーテから先に殴ってしまうことを考えると、グリムダークで攻めた方が良さそうに思える。パーティの魔防力が低いためにタイミングが難しいんちゃ氏の回復も含め、果たしてどういったコマンド編成で戦うのか楽しみなパーティだ。
- ◆Sulfuric acid 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
ここももう一度ロゥリス。安定して勝てるパーティでは飛竜よりも遥かに ruth 収入がいいので、もしかすると彼らが一番クレバーなプレイをしているのかもしれない。
kahrua 氏がパンツァーにクラスチェンジしているのは…ライフバースト＋か、それともガードラッシュ狙いだろうか？
前回素手だった柩氏は、ロゥリスのモンスターを警戒してアントレンドナイフを購入。確か彼は次回に基本 30000 ruth フレイルを作ってもらう筈だったが、それまでの気休め程度のつなぎだろうか。
柩 「久しぶりにこれを装備してみるか…」
柩はビーフジャーキーを装備できなかった（主力に装備できません）。
丁寧なボケ。さすがドラゴンステーキでマフェリアリに殴りかかった人は違う。 kahrua 氏と装備交換した身体も装備をミスし、アイテム欄を二つ空けたままやや不安な出だしとなった。
…お、ありゃ今回の新出モンスターだ！
名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品 マッドトーカー 45 590 幻妖 後列 アップルバター (単 / スタン)
トミーロット (単 / 睡眠)
パーシフラージ (単 / ショック)
フリムフラム (単 / レベル×３程度の ruth ゲット！)
通常攻撃なし？
のど飴
[食品/0/0/0/0/5/魔力アップ！]450ruth マグニートー 46 810 人間 前列 モナークソード (物・単 / 最速)
クロスソード (物・単2回 / 聖)
デッドデサイド (物・単 / 即死)
亡王家の杖
[杖/37/0/0/1/1500]460ruth
マッドトーカーはひたすら単体に異常を撃ってくるだけという単純なモンスター。こっそり祝福がまざってるのも面白い。マグニートーは特に搦め手の無い物理系に見えるが、デッドデサイドの事故が怖いといえば怖いか。
戦闘は柩氏が防御装備修正 +2 とは思えない防御力を発揮し、立派に壁の役目を果たす。攻撃が妙に集中したのも幸いし、 6 ターン目までにはラカン・ガンナーを撃墜して勝利パターンを作り出していた。
鍵師氏のつっつきが以前に比べて随分ダメージが下がっていたのが気になったといえば気になったが…。何か修正でも入ったのだろうか。
…イーグルタロン？ ハハ。マグニートー相手には意外と強かったよ。
注目パーティ結果
- ◆シックザールの光影 【○デスァ闇砂漠 : 砂のなみだ / たどりつく場所/Section4】
青い表紙の手記の夕見氏のパーティ。前回の強化ユテァリーテを見ながら、選んだルートは茨の道のイープゥ戦。ロイアス氏とガラン氏がライフバースト＋を体得しているのは、 HP の低いこのパーティにとって上手い選択と言えるだろう。
最大の注目点は、 2 ターン目夕見氏のポイズンレイドでイープゥが毒に冒されていること。見事に無抵抗な獣の身体を 300 ずつのダメージが蝕んでいった。
即死が効くんだから毒も効く可能性があるとは思っていたが…イープゥの良さが完全に殺されてしまうためバランス的に毒耐性だけは持っていると考えていたので、意外な結果だ。
シックザールの光影は一応毒が効かないことを見越した戦闘の組み立てをしているようだが、これからイープゥに挑むパーティは数段手を抜いた構えでも大丈夫だろう。特に加護をまったく使わなくても勝てる目が出てきたのは嬉しいところ。菌なら毎ターン 900 ダメージだが、こんなところまでテリビリスを連れてくるところがあるかどうか？
また、夕見氏はノーヴィス熟練度 15 を達成。次回辺りはレディチェンジの実験をしてくれるのだろうか？
その他雑感
- ◆積木山とドールワーカー
今回は二人のドールワーカーチェンジ者が現れた。魔法系魔族のルクレチア (3) 氏と、やはり魔法系精霊のりゅー (183) 氏。双方愛は 13 をオーバーしている。やはりこのくらいの愛で安全にクラスチェンジできるようだ。
実際の効果は…クラスデータでは『攻撃魔法が得意で、物理攻撃・回復魔法は苦手』となっているにもかかわらず、どうも攻撃魔法が『苦手』になってしまっているような印象を受ける。魔法のダメージが低い。ルクレチア氏は今回積木山に向かったのだが、その影響で残念ながら敗北。新しい人形を見ることはできなかった。
前回姿を現したパーツ『ワタ』をどうにかしたパーティは見えず。売ったパーティはあったが、普通に売却されただけ。どこも使わなかったとは考えにくいのだが、何か特殊な使い方があるのだろうか…？
今回の新出モンスターは以下の通り。そろそろ積木山もデータが揃ってきただろうか。
名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品 おみやげ土偶 25 470 人形 前列 回転体当たり (魔・列)
マジックチャージ : 射程1？
おみやげ土偶？ 0ruth ナイトクイーン 39 620 人形 後列 クインリィウィップ (魔・単3回 / 低確率スタン)
マジックチャージ : 射程3
ナイトクイーン？ 0ruth ホーテンス 40 520 人形 後列 ソフィアの苦痛 (魔・単 / ドレイン)
マジックチャージ : 射程3
ホーテンス？ 0ruth
見どころはソフィアの苦痛だろう。ドールドライブによって CP 12 でドレイン効果の魔法が撃てるというのは強烈。スキル威力はゴーリィレイド程度だろうが、身軽なドレインはあれば嬉しいはずだ。…多分。
|| 2004.06.30 23:50 追記
ドールワーカーの HP 係数は『× 0.90 』の模様。魔法系としては非常に優秀な HP と言えるだろう。
…なんだかものすごく惹かれてきた。もしかしてかなりのポテンシャルを秘めたクラスなのでは？
また、得意/不得意はやはり内部データにミスがあったようで、次回までに修正されるとのこと。
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