■第68回結果発表 イススィール旧暦1805年 7月 水竜の週


挨拶


 最近のキョーアクなボスを見てると、なんか、ミテュリ様も麻痺くらいは撃ちそうな気がしてくる


 あと今回の先行パーティ結果は割とメインストーリーのネタバレがあるので注意してください。今さらかもしれないけどさ!



お知らせと新規実装仕様

◆年末イベント

 いよいよ次回は年末イベント。通常の攻略は行なわれず、未継続パーティを除く全キャラクターが特定のイベント戦闘を経験することになる。
 例年通りであれば、『ルリン・クレン・ア』にて延々パーティを祝福する精霊『ミテュリ』と戦うことになる筈。一昨年・去年とイベントに変化はないため、今年も恐らくミテュリとの戦闘と考えて良い…かな?

 以下の情報は去年の年末イベントを参考にしてのものなので、もしかすると今年は全然役に立たない怖れもある。取扱注意。


 ミテュリは一切攻撃を行なわず、単体を対象にマルス・ウルス (対象の Lv×3 程度の ruth をプレゼント) をひたすら打ち続けるタイプの聖霊。非常に防御力と魔防力が高く、ほとんど 1 ダメージしか与えられないのが特徴。また、高い回避率と魔回避率で攻撃をモリモリ避ける。
 とりあえずこういう時に一番参考になるため、去年のイベント時の第一パーティの結果を貼ってみる。大体こんな感じ。

 戦闘後にはパーティ全員にロスペクッフの卵が渡され、これを開けるとレアなイベントアイテムを入手することが出来る。引き分け時でもロスペクッフの卵は入手できるが、ミテュリに勝利すると更に赤いウイセーユも獲得できる。赤いウイセーユは効果も高く、高額の取引も見込めるため、積極的に勝利を狙っていくのが良さそうか。

 細かい情報を簡単に並べると、以下のような感じになる。

 ・全員が未継続だとイベントは起こらない
 ・ミテュリ出現数…パーティ人数と同数
 ・Lv1/HP 5 /聖霊/飛行/全属性耐性+3/高防御力&高魔防力/高回避率&高魔法回避率/高素早さ
 ・ AP は 10
 ・サモンアニマルによるつっつき、協力攻撃はかならず命中
 ・協力攻撃は 2 以上のダメージを出すことも多い
 ・必中装備は有効
 ・シールドブレイク無効 ( 防御無視不具合の修正具合によっては、効くようになっているかも )
 ・モータルヒット時は 3 ダメージほど出る

 一昨年の段階では魔法回避を積んでいなかった (魔法回避が実装されていなかった?) ミテュリだが、去年からはゴリゴリ魔法から庇護されるようになってパワーアップ。そういう経緯があるので、もしかすると今年も何か新しいものが加わっているかもしれない。キラーガードとかディフレクトとか。あんまり強くなりすぎると序盤のパーティが勝てなくなるので、調整は、あったとしてもそこそこに留まるだろうが…。

 とりあえず必中・リアクト不可のミュートガイストが最も調整の効く攻撃手段だろうか。他にもイラスティックボウサイトナレッジを装備して懐剣・使い魔を持つといった戦い方もある。意図的に戦闘を長引かせるのであれば、コンセントレーションは必須。

 敗北の心配がないので、サモンアニマル系のスキルは使い時だろう。ミテュリのレベルは 1 なので、マルス・ウルスはやや微妙だが。
 扱いに注意するべきはディギング。現在ディギングには『モグラに引っかかれた時のダメージがたまに敵モンスターに入る』という不具合があるため、ミテュリを思わぬ早さで倒してしまう怖れがある。長引かせ作戦時はやめておいた方が無難か。

 去年のままのミテュリであれば、二人が必中装備をつけて 10 ターン目に隊列 or 全体攻撃、片方が 9 ターン目も隊列 or 全体攻撃、という形で 20 ターンいっぱいの勝利ができる。しかし何らかの変更によって一気に瓦解する危険もある作戦のため、 20 ターンぎりぎりは狙わない方が無難だろうか。

 イベント内容が変わる可能性を見越して、パーティを短期決戦組と引き延ばし組に分けるという選択もできる。ただ、ミテュリのマルス・ウルスが、プレイヤーキャラクターの使うものと同じく全体対象になっていたりすると、パーティ人数は多い方がいい。どういった戦い方をするか、各パーティ悩みどころだろうか。

 とりあえず忘れてはいけないのはアイテム欄を空けること。特に開錠する人、延々牛を呼んだり穴を掘ったりする人は、開錠品やビーフジャーキーのせいでロスペクッフの卵がもらえない、なんてことがないように注意だッ。



◆アナザルート『勇気を試す階段』イベントメッセージの変更?

 シャルロット(11)氏よりご指摘を頂いたこと。ありがとうございます。
 どうも第67回更新時に第11パーティが『勇気を試す階段』をクリアした時と、第65回更新時に第86パーティが『勝利を誓う階段』をクリアした時で、戦闘終了後のユキルタスのメッセージが異なっているようだ。

【第65回更新時/勝利を誓う階段】

ユキルタス

「見えたな。あれが決闘者たちのための戦場、
俺たちには不可侵な場所だ。
おそらくまた、レイを負かしたミュウが、
戦いで失った力を癒す眠りについてるのだろう。
……俺はかつて、別な結末を見たいと思ったのだ。
だが記憶を奪われ、俺と目的を同じくする、
はざまの道を通るものを退ける役を演じてきた。
行こう。この先どんな展開になるか、俺も気になる」


【第67回更新時/勇気を試す階段】

ユキルタス

「見えたな。あれが決闘者たちのための戦場、
ミュウとレイの決戦の場、俺たちには不可侵な場所だ。
彼らの戦いは終わらぬ。
レイが倒れ、ミュウは戦いで失った力を癒す眠りにつく。
やがてレイの末裔と共に新たなフェレスが島に訪れるとき、
ミュウは目覚め、皆パワースポットを目指すのだ。
これは、永劫に回帰する物語。
お前たちは、かつてその登場人物のひとりだったわけだ。
……俺は、一度そこで戦ったことがある気がする。
まだ、思い出せん。俺にはどんな目的があったのか……。
行こう。はざまの道を阻んできた俺がここにいることが、
別な展開を生じさせる小さなゆらぎなのかもしれぬ」

 ミュウルートでは『勝利を誓う階段』と『勇気を試す階段』で特にサークの台詞が変わったりはしていない。アナザルートでは階段によって特別な分岐があるのか、それとも単純にセリフが変更されただけか。アナザルートで『勝利を誓う階段』をクリアするパーティがもう一度現れなければ検証は出来ないが、興味深いところだろう。

 第67回更新時のテキストでは、ユキルタスの話している内容が少し詳しくなっていること、「ユキルタスがかつて抱いていた目的」について少し匂わされているところがポイントだろうか。彼の記憶も、この先のアナザルートで重要なファクターになってくるのかもしれない。

先行パーティ結果

 イベントでの再起浪費を回避するため、様子見や安全策をとるパーティが多かった。しかしそうした流れの中で、第5パーティ、『決戦の地アストラ』へまさかの突入。そして見事勝利。かっこいいなあ。

▼決戦の地アストラ : Section5/決戦の地アストラ

第5パーティ 【○決戦の地アストラ : 決戦の地アストラ / はるかなる果てへ/Section5_m

 前回再起も加護無しで『勝利を誓う階段』を突破した第5パーティ。アナザルートでのクレスオールの性能を見て勝てると踏んだか、次回にイベントを控えた身ながらそのまま Section5 『決戦の地アストラ』へ歩を進めた。もし負けてしまっても、消費した分の AP はイベントで取り返せるという考えか。
 ゼニスソードを持つハルク氏は、相手のディフレクトを警戒してだろう、補具に懐剣でなくデファイリストを装備。フルダルフ氏はグランリングダブルナレッジを装備し、異常対策を捨ててガチで殴りあう構えをとっている。

 旭光の中の静かな『決戦の地アストラ』には、折れた剣を握りしめた骸がひとつ。神剣エターナルデザイアーの残骸と、恐らくはそのかつての所持者、クレスオールの亡がらだろう。
 どこからかミュウの声が響き、ついに、これまで隠されていた事実が語られる。
 ミュウ=エターナルデザイアー=エル・セイダ。クレスオールに力を貸し、人々の願いを叶え、魔王との戦いの中で砕け散った神器。その化身が彼女だと。彼女は力を得たフェレスと交わり、かつての力を取り戻そうとしていたという。
 「私たちが目指した理想を再び目指すため」と続ける言葉を、しかし、遮る声がひとつ。

ミュウ 「フェレスは多くのヒトをこの地に導いてきてくれたわ。
私は力を得たフェレスと交わり、
エターナルデザイアーと呼ばれた力を取り戻すつもりだった。
私たちが目指した理想を再び目指すために……。
……でも」

グッドマン

「そのたびに、こうして俺が邪魔をするのさ!」


 レイの末裔・グッドマン。ミュウを、エターナルデザイアーを罵りながら、かつての島の案内者は剣を構える。
 エターナルデザイアーを滅ぼそうとする彼と、『闇の墓』ルートは、必然的に違う道だった。豪放なまんじゅう男が、ついにパーティに襲い掛かる。


名称LvHP種族隊列耐性/弱点特殊コマンド所持金
グッドマン 60 1500 人間 前列 資質 受流 スラッシュモア (物・単)→(物・単)
0ruth
0AP
         
         

 「てめーらの相手なんざ、オレ一人で十分だッ!」というグッドマンの咆哮を皮切りに戦闘スタート。ハルク氏とフルダルフ氏がオフェンセイドを使用し、第5パーティは珍しく最初から勝ちに行く構え。ククロウ氏もなんとククロウパンチを封じ、マジカルヒットホーリーレイドによる攻撃役となっている。
 Lv60 、物理系ボス。グッドマンは、しかしあまりに脆かった。 1500 という NPC 時代そのままの戦闘力で、五人の攻撃を受けきれる筈も無い。たった一人の力でエターナルデザイアー立ち向かおうとしたレイ一族の異端者は、 3 ターン目にミュウが放つ新技、ホーリーフィアス+トリプルショットを受けてあえなく地に伏した。故郷に残した息子の名を呼びながら。
 クレスオールの時と同じく、 ruth 及び AP は 0 。ただ第5パーティは全体にレベルが低いパーティだったため、グッドマンの経験値で一気に 2 〜 3 レベルのレベルアップを果たした。機能的には、最終戦前にこういうレベルアップをしてもらうための戦闘なのかな。一気にレベルが上がれば、装備上限も一気に上がることだし。
 また、ミュウの戦闘勝利セリフが何故かマフェリアリ戦のものになってしまっているが、これは多分不具合だろう。

 敗れたグッドマンは、最後の力を振り絞りイムド・エガトの鍵を空にかざす。レイの使命に迷いながらも縛られざるを得ない彼に、ミュウの静止の声は届かない。自らの魂を犠牲に、グッドマンはイムド・エガトの扉を開く。最期に「破滅に耐え、生き残れ」と呟いて。
 その先より流れ込んでくるものを、駆けつけたサークの声が告げる。
 破滅の化身、魔王グノ・レイ。ついに来た。ラスボスの気配がプンプンするこの『魔王』という敵が。


 最後の一文は、「イムド・エガトの扉が開き、魔王グノ・レイが流れ込んできます」となっている。アナザルートでは「超常の力が流れ込んできます」となっていたので、どうもルートによってイムド・エガトで待つ者は異なるような気配。アナザルートにはエクル・エテルが出てくるのかなあ。

▼決戦の地アストラ : Section4/○○を△△する階段

時の探索者 【○決戦の地アストラ : 勝利を誓う階段 / はるかなる果てへ/Section4_g

 時の探索者、パーティ事情によりア・バオ・ア・クゥー討伐から降りて勝利階段へ。リオットはリアクト防止装飾とケツァールを装備し、階段で流行りのスタイルに。ミストルテイン氏はフレイル+サイトナレッジ+懐剣+鎧という前衛基本スタイルの一つをとっている。異常対策はエーテルボディを装備したサルビア氏のアンチウォールでこなす体勢。
 加護はリオットのみオフェンセイドを使用。フェイスゴーレムへ物理系の攻撃がばらける危険、それによって長引いた際、前衛がバックスタブで即死する危険を考えてこの加護をチョイス。ターゲティングを習得していれば不要だったろう。

 戦闘は危惧した通りやや長引いたが、三人パーティゆえのキュアレインの効率のよさが功を奏し、然程危険な状況は無かった。ややガッツが多いのが気にはなるが、グッドマンのダメージ効率もなかなか良い。サルビア氏のミュートガイストがジェジュンドラゴンに当たった時とハイドビハインド・フェイスゴーレムに当たった時で二倍近くダメージが違うのは若干気になるが…。資質スキルはなんとも水物。

 戦闘終了後、グッドマンが決戦の地アストラへの道を示す。恐らくそこで戦うことになる相手は、…ミュウだろうなあ。



売られそうな光る石 【○決戦の地アストラ : 勝利を誓う階段 / はるかなる果てへ/Section4_m

 前回エィスに敗れて再起ボーナスを得た光る石。これを機と見たか、勝利階段へと進攻した。
 ビオ=アザール氏はそれまでの雲の結晶による飛行を辞め、スカイズギフト+回復腕甲という飛び方にシフトしている。スターク氏は御魂氏用の武器として流星戮を購入。これでこのパーティの所持金はほぼ空になったようだが…スタリーナイフスタリーシールドゼニスアーマー流星戮と来たら十分な気もする。羨ましい。

 再起入り、 NPC はサーク、勝利階段という好条件を整えてなお不安を見たか、光る石はなんと全員が加護使用。一枚壁のスターク氏と回復役の聖氏がディフェンセイドを、御魂氏とビオ=アザール氏がオフェンセイドを使っている。
 盲目はサイトナレッジで防ぎ、麻痺はスターク氏にしか入らないので無視し、毒もやはり無視するという豪気な異常対策状況だが、もともと戦闘力にかなりの差があるので、これくらいでもあまり問題はなかった。スターク氏は順調に殴られていたが、ハイキュアと超回復能力が HP を補填し、結局最後まで生存。 4 ターン目にハイドビハインドを落としてからは即死事故の可能性も消え、ゴリゴリと押し切って勝利した。
 魔法系のいないこのパーティだが、フェイスゴーレムの物理耐性はグラップルイーグルタロンといった防御無視スキルでキッチリ対策済。楽勝の戦闘と言っていいだろう。

▼修行・様子見組

勇気と無謀は紙一重 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場Lv50】

由梨 歌守音 「正月は敵だ♪超常の力さん流れてるとこ悪いけどまだ相手してらんないのーごめんねー」 超常の力「・・・(’’*」


 クレスオール戦の影響で足りなくなった AP の補填を狙ってか、第86パーティはエィス戦へ。ターゲティングと高い攻撃力 ( さらに言うなら、高い回復力 ) を備えたパーティであれば、既にエィスは十分戦える相手になっている。…とはいえ、再起も加護使用も無しで挑んでいく辺りはやっぱりちょっとスゴい。

 もるてん氏とメカレヴィ氏は、ゲティンガイストスラッシュモアというそれぞれの必殺技を四発混ぜて、後は通常攻撃と集中。この『コンセントレーション× 1 +通常攻撃× 5 + CP18 スキル× 4 』というコマンド編成は割と流行っている。水果氏はレクパレイトの鬼になり、いしゅと氏はスラッシュモア二発にデッシュを混ぜる形。
 サンダーフィアス灼炎ノ剣といった隊列攻撃を警戒してだろう、いつもの水果氏一枚壁体制ではなく、三人が前列へ出ている。結局隊列攻撃屋は出現しなかったが。

 現れたのは、トラップ・キュア・ナイト・ダブルの各エィス。ターゲティング戦術と相性の良いキュアエィスが真っ先に落とされ、続いてダブルエィス、トラップエィスと次々に陥落。ナイトエィスは珍しく即死耐性なんて持っていることが判明したものの、第86パーティの高ダメージの波にあっさりと飲み込まれていった。

 出現したのがいずれも一撃威力がさほど高くないモンスターだったのが上手く働いた面もあるが、この戦い方であれば例えエィス相手といえど、負ける編成・負けるパターンは限られてくるだろう。怖いアサシンエィスのペイントゥースも、一発程度ならレクパレイトで対策できそうだし。バックスタブは…まあ、無視。

 戦利品はキュアエィスの白夜のガーブもさることながら、ナイトエィスが落とした銀騎士の鎧 (5/25/0/5/2500) もなかなか。魔防力は低いものの、攻撃力が 5 あるのは結構優秀。
 ダブルエィスのレアドロップであるフォースシールドは価値が 0 になってしまっているが、これは修正されるとのことだった。



無限に続く階段 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場Lv50】

 前回ア・バオ・ア・クゥーを倒した探偵パーティ。こちらも未知の地域へ挑むことは避け、エィスで資金を稼ぐつもりのようだ。前回に手に入れた幼竜のうろこ幼竜鱗の鎧になっている。

 身代りを習得したシャルロット氏は、迷わず水属性 +2 ブースト。ゲティンガイスト主体のコマンドのアーリィ氏は、ダブルアップ暗器を装備している。ロッシュ氏はゼニスソード+3オーバーレンジを装備し、後列から攻撃するように。これによって全員の隊列が後列となり、サムライエィスやソードエィス等の射程が短いモンスターの攻撃力は大きく削がれる。
 曲がりなりにもエィス戦、普段より警戒を強めたか、ロッシュ氏とアーリィ氏はオフェンセイドを使用。やはり AP は年末イベントで取り返せるという読みか。
 しかし出現したエィスは、モンク・モンク・サモン・キュアというやや拍子抜けの編成。ターゲティングに弱いキュアエィスのみならず、魔法系のサモンエィスも、オフェンセイドを入れたロッシュ氏とアーリィ氏の前では紙同然。サクサクッと排除された。モンクエィスはただでさえ低い攻撃力が隊列に阻まれ、ユプ氏のハイキュアの壁を敗れないままいずれも陥落。編成のせいもあるだろうが、警戒の割にはあっさり勝ってしまった、という印象。
 戦利品にレアはないが、すべて合計すれば 30000 〜 40000ruth の稼ぎにはなりそう。これだけ楽なエィス狩りが出来るならば、エィス品の価値が落ちる前にサクサク稼いでおくのも良いかも知れない。



Ewige Verfolgung Persone 【△霧渓谷ロゥリス : 霞ヶ丘 / 霧が晴れる日】

 やはり前回勇気階段をクリアした E.V.P. 、こちらもエィスで稼ぎを…するつもりだったのだそうだが、まあ、ドンマイ!

 ということで、手違いで挑んでしまったらしいエイクド戦。デファイリストでも装備していればリアクト防止が効くかどうかの実験になったのだが、そんな都合の良い話でもなく、普通にあらゆる攻撃をエイクドに受け流される結果となった。
 ただ、本来リアクト不可能である筈のファーク氏のゲティンガイストがエイクドに受け流されていたのは注目に値するか。もしかしてリアクト防止だけだとダメだったりするかあ。
 E.V.P. に割とダメージを与えつつも、やはり単体出現ボスには限界があるようで、 20 ターン戦った結果は引き分けだった。特に E.V.P. が防御特化していたということもないので、これはエイクドの攻撃力の低さという欠点を示すものだろう。殴る手段さえ判れば、恐らくどうにかなりそうだ。

 唯一ダメージを与えることが出来る NPC ・ルディリアは割と頑張っており、 20 ターンでの総与ダメージは 3042 。また、これを手がかりに計算したところ、エイクドの HP は やはり10000 程度のようだ。

 また、このパーティの幼竜のうろこは『幼竜の爪/ナックル/45/3/0/3/5000/ダブルアップ』となっていた。ナックルとしてはそこそこの性能だが、一線級の武器としてはやや弱いだろうか。



パンツァーようかーン 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス】

 前回『勝利を誓う階段』を突破したパンツァードラグーン。幼竜のうろこ幼竜鱗の鎧にしつつ、今回は AP 補填の旅。無難にレーッド・テラスを選んだようだ。
 カーネリアンアイオライトといったレベルアップ能力上昇系のアイテムを装備して、戦闘はやや長引かせつつ普通に勝利。経験値・ AP ・ドラゴンステーキを入手して、次回以降の備えを固めていた。

注目パーティ結果

シックザールの光影 【○決戦の地アストラ : エソルテル砦 / はるかなる果てへ/Section3_a

 機械無しの身ながら、食品をモリモリ食べて進むパーティ、シックザールの光影。今回はいよいよ『エソルテル砦』の攻略に乗り込んだ。

 特に異常対策の要らないエソルテル砦、岩塩スタリーメイルで超回復能力を確保しつつの戦闘。一応加護はディフェンセイド・オフェンセイドが全開にされている。
 戦術的に面白いのは、夕見氏・ロイアス氏によるポイズンレイドの二連射。クァダスのアンチウォール+が状態異常を一度防ぐと消え去るのを利用し、エソルテルの騎士へ無理やり毒を入れるという戦い方。これが上手く全員に決まり、エソルテルの騎士は毎ターン 200 ダメージを受けて半壊状態に陥る。シーザー氏とガラン氏も二人でデッシュを撃っていたが、残念ながらこちらの即死は発動しなかった。
 最後に残ったクァダスもシーザー氏の説キ噤ミやガラン氏のスレッドアクス改によって HP を削られる。覚醒によってロイアス氏を倒すも、間髪入れず放たれた夕見氏のゲティンガイストで地に伏した。
 機械無し、スラッシュモア無し、ターゲティング無しという流行からは外れたスタイルだが、夕見氏の「さて、私達らしく戦いましょうか」という言葉の通り、見事に勝利してみせた。

 取引等の状況を見るに、そのままア・バオ・ア・クゥーへと挑むような気配を感じるが…。次はどんな戦い方をするのだろうか。



第462パーティ 【○灰城ロマルフ : ウゥンズ大広間 / 忘れられた話/Section3】

 一人旅機械のシルフォール氏が、ついにラスタフ・ナイツの単騎突破を果たした。登録時からソロでイベントを攻略しているキャラクターの中では、以前トップの進度。
 全体攻撃の仕様変更が入って以来、ラスタフ・ナイツはソロで越えるのが難しそうな壁となっていた。シルフォール氏はゴアメイスのドレイン効果を使うことで、自らの攻撃の手を休めずにダメージを和らげている。補具には懐剣を装備し、コマンドは敢えて通常攻撃のみ。再起ボーナスとオフェンセイドを使って、ようやくの勝利といった感じだ。

 ただ、もう少しレベルの高いキャラクターや、良い防具を持っているキャラクターであれば、無理にゴアメイスを使った再起+オフェンセイドでなくとも勝つことは出来るだろう。シルフォール氏の戦い方は、やはり苦肉の策の要素が強い。見事なことに変わりはないが。



○族、死ニタモウ事無カレ 【○デスァ闇沙漠 : 雨の郷 / たどりつく場所/Section2】

 今回はこちらのパーティ、 E-No.99 のミルフィ氏がアサンブラジストへのチェンジに挑戦して失敗している。
 ミルフィ氏の関係がありそうなステータスは、『ノーヴィス熟練度20/センス12.50/愛14/魔力267』。ノーヴィス熟練度が高い状態での失敗例ではあるが、センスがやや低いために、これだけではノーヴィス熟練度説がアウトということにはならないだろう。アウト臭いけど
 ロード/レディがセンス 13.0 で CC できるために、同じアナザクラスであるアサンブラジストも、『センス』が CC 条件になっている以上やはり 13.0 程度は欲しいように思える。


その他雑感

◆新出人形と新出パーツ

 前回の二体の新出人形と、前々回入手されていた御伽這子が解体され、風祀りの精パーツ×2と、イルベルスの少女のパーツになった。これで残るはつちくれの解体のみ。つちくれが解体されれば、後はパーツ不具合の修正を待つだけとなる。人形リストコンプリートの日は近い………のかもしれない。

 また、人形にはあと一体ほど未知のものがあると推測できる。詳しいことは Eighty-Million さんのフォーラムに書いたが、恐らくは兵馬俑のレア人形だろうか。こちらの方はやや捕獲できる人間が限られるが、気になる要素ではある。



◆今週のクリティカルとファンブル

 特に作製品で目新しい動きはなし。派手な作製品も特に無かった。

 クリティカル/ファンブルの分布は以下の通り。総作製数はまた減少。鍛治師には優しくない時代だ。

 ▼今回分
  総作製数 : 68 (前回比-6)
  会心の出来 : 6 (8.82%)
  残念な出来 : 12 (17.65%)

 ▼累計
  総作製数 : 698
  会心の出来 : 92 (13.18%)
  残念な出来 : 148 (21.20%)


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