■第66回結果発表 イススィール旧暦1805年 7月 雷精の週


挨拶


 いや、最近ね、観たせいかね、なんかクレスオールの外見イメージがハウルしか思い浮かばない



 声はキムタク。



お知らせと新規実装仕様

◆『勇気を試す階段』調整

 前回修正が入った『勝利を誓う階段』『勇気を試す階段』。出現モンスター『ジェジュンドラゴン』『フェイスゴーレム』『ハイドビハインド』が弱体化したが、『ア・バオ・ア・クゥー』のみは強化修正が入っていた模様。攻撃力がアップし、 HP も推定 10000 まで上昇。今回二つのパーティを屠っている。

 これは流石にちょっと強くなりすぎたと見たか、次回、『勇気を試す階段』に登場する敵を弱体化するとのアナウンスが流れた。予定としては攻撃力がかなり下がるとのこと。
 恐らく『勇気を試す階段』に出現するモンスター『ア・バオ・ア・クゥー』に修正が入るのだろうが、攻撃力の下降と言うのはやや疑問。ア・バオ・ア・クゥーの怖さはダメージ量ではなく、ニルヴァーナによる複数状態異常と、ボスクラスのモンスターが四体出現することによる異常な HP 量 ( 総計 16000 ! ) だからだ。

 しかし、弱体化は弱体化。怖い部分が直接ダウンするわけではないとはいえ、『攻撃力が下がる→回復役の回復を減らせる→回復役も攻撃に回れる』と考えれば、多少アタック面で楽が出来るとも言える。更に、相手の攻撃力が下がれば防御力の低いエーテルボディも使いやすくなって更にナイス。
 膨大な HP を持つ修正が入り、毒もスタンも効かず、ア・バオ・ア・クゥー攻略は遥かに遠のいたかに思えたが、果たしてこれが何かの希望となり得るか?

先行パーティ結果

 第86パーティ、なんとそのまま『決戦の地アストラ』到達。驚愕の結末を目にすることになる。
 また、二つのパーティが『勇気を試す階段』へ突入。運が足りなかったりそもそも再起目当てだったりと、とりあえず今回はあっさり蹂躙されていた。しかし、たとえ再起を持ったとしても、果たして練っていた戦術は仕様変更後のア・バオ・ア・クゥーに通用するのか。
 裏ショップのアイテムを駆使すれば目はあるかもしれないが、それにはもう暫くの時間が必要だろう。勝つつもりならば年末イベントまで待ち、資金収入を得るのもアリかもしれない。そこまでして勝つ価値のあるボスかはさておいて。

▼決戦の地アストラ : Section5/決戦の地アストラ

勇気と無謀は紙一重 【△決戦の地アストラ : 決戦の地アストラ / はるかなる果てへ/Section5_a

 前回『勝利を誓う階段』を突破した第86パーティは、そのまま未踏の地、 Section5 へと足を踏み入れた。全員がレベルアップの近い経験値だったため、一週様子を見るかと思ってたのでちょっと意外。
 ジェジュンドラゴンのドロップアイテムである幼竜のうろこは、『幼竜鱗の鎧/0/20/0/20/5000/回復能力』となっていた。ナイトメイルのアッパーバージョンのような性能で、魔法系が装備するにはなかなかのもの。ゼニスメイルのクリ防止を必要としない状況では前衛が装備してもいいだろう。

 コマンドはグラップルミュートガイストデッシュと、割と『何が効くかを調べる』ような組み立て方に変更。 AP にそれほど余裕がないためか加護は使わず、「調査で再起、あわよくば勝つ」という作戦のようだ。


 階段を登り切ったパーティの前に広がったのは、闇と光の拮抗する静かなアストラの風景。
 目に入るグッドマンの亡骸。砕け散った剣のかけら。恐らくサークのものである鎧の残骸。
 そしてその上に立つ、疲れた魔法使い風の男。かつてのエターナルデザイアーの所持者、死んだ筈のクレスオール


ユキルタス「お前は誰だ。この有様は……ッ」

クレスオール

「私の名はクレスオール……。
ミュウの最後の願い、そして彼女が背負ってきた夢たち、
それらに責任を果たすため、自ら望んだ死から蘇った。
ミュウとグッドマンはさしちがえ、
エターナルデザイアーをめぐる戦いは終わった。
もはやフェレスが生まれることはないだろう。
レイの末裔がこの島を訪れることもないだろう。
ああ、最後のフェレスたちよ……!
私が君たちを葬る時、すべての禍根は絶たれ、
イススィールに回帰する物語は終わるのだ!」



 凄く燃える場面なのかもしれないが、出来れば他ルートを見てからビックリしたかったッ。「なんか知らないうちにミュウとグッドマンが死んでる」という感じの状況ではあるものの、アナザストーリー、アナザルートであることを考えれば、確かに良いどんでん返し。クレスオールハァハァ。

 そんなわけで、パーティの前に立ちはだかるのは魔導師クレスオール。シャンテレンが『魔道士』なのに対し、クレスオールが『魔導師』なのは何か理由があるのかな。イグテルフに「魔道の行者」と呼ばれていたり、「魔道の原理」を探求していたりしたので、クレスオールも『魔道士』かと思っていたのだが。

名称LvHP種族隊列耐性/弱点特殊コマンド所持金
クレスオール 60 2000 人間 後列 資質   様子を見る
始祖マジックボム (魔・全)
始祖マジックアロー (魔・単)
-YRoLG-(ユロルク) (魔?・全 / スタン/最遅攻撃/集中 1 ターン)

超回復能力 : 回復量 2000
通常攻撃なし
?ruth
      
        ×


 頻繁に様子を見るため、攻撃力はかなり低い。ア・バオ・ア・クゥーを倒していると様子を見なくなったり HP が上がったりするのだろうか。
 何はなくとも目につくのは超回復能力。毎ターン最大 HP 分を回復していくので、これへ対抗するには、火力を一箇所へ一気に集中する必要があるだろう。防御無視はあまり効果を発揮していなかったので、防御力はそれほど高くはないようだ。後列に位置しているため、物理系であれば射程を確保しないと大変そう。
 クレスオール自身がそこそこの素早さを持ち、 9 ターン目に撃つユロルク ( 『glory : 栄光, 名誉 ; 天』の逆読みだろう ) が最遅攻撃であることが攻めるヒント。オフェンセイドを使いながら 8 ターン目・ 9 ターン目に高威力打撃を集中し、二ターンで HP 2000 を削りきるのが順当な攻略法になるだろう。ガッツも相性が良い。


 対策が判りやすいボスではあるものの、今回が初挑戦者となる第86パーティにはそんなノウハウがある筈もなく、 20 ターン戦った末になんと引き分けてしまった。クレスオール攻撃力低いよ。再起ボーナスが得られなかったのはそこそこ痛そう。

いしゅと 「終わりを見届けてやるぜ」

ユキルタス 「終わるのは貴様だけだ! 再び死ね、死者よ!」


 ユキルタスのセリフに微妙な敵意を感じるが、まあ置いといて。

 クレスオール自体は対策がしやすいボスだが、無論これで終わりではなさそう。『決戦の地アストラ』の先には、まだコード 1408 の地域『???』が待ち構えている。
 エターナルデザイアーを見つけ出して手にしたことにより、秘宝をめぐる長い長い戦いの引き金となってしまった魔導師クレスオール。その物語に終焉をもたらそうと、再び蘇ったクレスオール。彼が倒れて話は終わるかと言えば、そうでもないだろう。
 まだ姿を見せていない魔王がいる。まんじゅう魔王。

▼決戦の地アストラ : Section4/○○を△△する階段

宇宙要塞攻略戦 【×決戦の地アストラ : 勇気を試す階段 / はるかなる果てへ/Section4_a

 誤送により割と悲惨なことになっていたシャルロット氏がやっと身代りを習得し、第11パーティはア・バオ・ア・クゥー戦へ。再起ボーナス無しで勝ちに行く気合が感じられる装備や加護の編成をしている。状態異常への対策はデュアブルジュエルアンチウォール+に絞り、後を運で切り抜けようとする形の模様。
 シャルロット氏はディタージェムを装備し、相手の対魔法リアクトを無効化。身代りの発動率を信頼してだろう、彼本人は一切の状態異常対策をしていない。デファイシールドを使わず敢えてディタージェムを選んだのは、使い魔を有効利用するためか。そのデファイシールドはロッシュ氏に送られているものの、装備はせず。確かに物理系へのリアクトはそれほど多いわけでもない。
 回復系のユプシロン氏はフェサのお守りを装備して前列へ。しかしジェジュンドラゴンの隊列攻撃の威力は大幅に下がっていたので、彼女は後列もしくは飛行でも良かったかもしれない。

 加護は、無理をして前列に出ているユプ氏がディフェンセイド、他三人がオフェンセイド。高い攻撃力で打ち崩そうとしているが、ア・バオ・ア・クゥー戦で懸念すべき状態異常への対策はほとんどない。
 運を天に任せた戦闘は、運に裏切られた時に終わった。 1 ターン目からユプシロン氏に最も恐ろしい状態異常『菌』が入った時点でほぼどうしようもなかったが、 2 ターン目にはロッシュ氏へも菌。スタリーメイルの超回復能力を持ってしても持ち直せるわけがなく、一人二人と倒れ、最後のシャルロット氏も身代りにできる仲間がいなくなると共に地に伏した。
 身代りアンチウォール+とあまり相性が良くないことや、予想外にニルヴァーナのダメージが上がっていたこと等が敗因だろうが、やはり最大のものは菌の連打だろう。食らうとどうしようもない状態異常なので、ポイズンシャン無しに挑むのは危険そうだ。
 ただ、例え菌が一発も出なくとも勝てていたかどうかは怪しい。ア・バオ・ア・クゥーの HP は仕様変更後 10000 の大台に乗っている様なので、今回の作戦ではとてもダメージ量が足らなかっただろう。仕様変更前に練った作戦を一息に払いのけるような、あまりに圧倒的な強化ア・バオ・ア・クゥーだった。

 再起を載せた第11パーティが、果たして次回 (挑むなら) どこまで戦えるか。全員が生き延びながら 18 〜 20 ターン戦えば HP16000 もどうにかなるだろうが、ネックになるのはやはり菌。更に言うなら石化が連続ヒットしてアンチウォール+を破るだけでも、火力が足りなくなる恐れがある ( ※アンチウォール+の異常耐性は一度しか防げない ) 。
 このパーティは装飾への依存度が高いので、実際にポイズンシャンパルジシャンを使うのは難しそう。やはり最後を決めるのは、勝負運の強さだろうか?



Ewige Verfolgung Persone 【×決戦の地アストラ : 勇気を試す階段 / はるかなる果てへ/Section4_m

シュリ 「今日は調査の日やっ! しっかりデータ収集頼むで!(永劫の地に向かってサムズアップ)」


 できれば知りたくないデータだったよニガー! (ナウく)

 飛竜と戦いつづける日々から抜け出した E.V.P. 、再起ボーナス無しでの勝利は無理と判断してか、状態異常の調査をしながら全滅する作戦のようだ。戦闘前にはグェン氏が値切りスキルで高威力銃のドルクスゼニスメイルを購入している。
 グェン氏とフェイズ氏はテイミングBを習得し、ア・バオ・ア・クゥーを捕獲する気まんまん。シュリ氏はグラップルで物理耐性を無効化する作戦のようだ。ファーク氏はアニマルテイマーにクラスチェンジし、なんとテリビリスをレンタル。菌攻撃でフェイスゴーレムとハイドビハインドを削り倒すつもりか。
 状態異常対策はフェイズ氏がデュアブルジュエル、シュリ氏とファーク氏がエーテルボディをレンタルしている (今回装備しているのはファーク氏のみ) 。
 全員後列、加護無しで始まった戦闘は、体調耐性と飛行によるニルヴァーナのダメージ軽減 ( 以前からそうだったが、飛行しているとやけにニルヴァーナのダメージが下がる ) で意外なほどの善戦。菌もさほど動かず、 12 ターンでの全滅となった。この状態異常の引きの良さは後にとっておいた方がよかったかもしれない。

 調査結果は、フェイスゴーレムがスタンすることと、ア・バオ・ア・クゥーにはスタンが効かないこと。更にフェイスゴーレム&ハイドビハインドには菌が効くこと、ア・バオ・ア・クゥーは邪属性に弱点があること、等。
 スタンが効かなかったところを見るに、ア・バオ・ア・クゥーは恐らくプリベント持ちの雑魚ではなく、ボスの身体を持った敵だろう。即死や菌の効きは期待しない方がよさそう。邪弱点が希望といえば希望になるだろうか? グェン氏は今からダークフィアスを習得するだけの AP の余裕はあるわけだが…。

 デスメナスはなかなか面白い動きをしていたが、ゲティンガイスト拾得者が使うのはやや勿体無いか。次回は再起ボーナスとオフェンセイドがあることだし、フェイスゴーレムとハイドビハインドの HP が下がった今、無理に使わなくてもよさそう?


 また、今回の二つのパーティの挑戦により、ニルヴァーナの状態異常発動率の分布は以下の様になった。

 □弱体化後のニルヴァーナの状態異常発動率/全50件中
  ショック : 15 (30.00%)
   麻痺  : 9 (18.00%)
    毒  : 14 (28.00%)
   即死  : 3 ( 6.00%)
   石化  : 5 (10.00%)
    菌  : 4 ( 8.00%)


 □ニルヴァーナ、弱大化前+弱体化後の合計状態異常発動率/全122件中
  ショック : 38 (31.15%)
   麻痺  : 27 (22.13%)
    毒  : 30 (24.59%)
   即死  : 9 ( 7.38%)
   石化  : 11 ( 9.02%)
    菌  : 7 ( 5.74%)



▼修行・様子見組

 ポツポツと修行を続ける面々。しかしア・バオ・ア・クゥーの異常な HP 強化に伴い、そろそろ『勝利を誓う階段』へ流れるパーティも見えてくるだろうか。



第5パーティ 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス】
変な歌 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス】【○霧渓谷ロゥリス : 弔いの断崖
時の探索者 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場Lv50】【○幻想原
PT名考える人が居ないぞっ 【○ハキュスの次元 : 魔法使いの家】【○レーッド・テラス】【○魔法使いの家
パンツァーようかーン 【×霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場Lv50】
売られそうな光る石 【○霧渓谷ロゥリス : 弔いの断崖】
Fire in the dark 【○リギノの神殿 : 庭園 / ほかなる旅人】
 [[NEW]]

第5パーティは引き続き『レーッド・テラス』で AP 稼ぎ。ククロウ氏の見ているお花畑がさらに広がっている他は、特に珍しいこともなく勝利した。
 一応 20 以上の AP は確保したが、全体毒や全体盲目の飛ぶ『勝利を誓う階段』へ挑むにはやや不十分な感もある。アンチウォール+の習得まで待つ展開か、それともこのまま突っ込んでしまうのか。


●第10パーティ、変な歌5人揃って!ボインジャイ!は、分割したまま『レーッド・テラス』と『弔いの断崖』へ。やる気が股間でどうにかなっているらしいけどボク子供だからよくわからない。
 テラス組は慣れた手つきで余裕の勝利。ピエール氏ははぐれ飛竜の打撃が 1 ダメージという恐ろしい硬さ。断崖組は当たると怖いナスティソウを回避し、毒を撒きながら奇麗に勝利。


時の探索者は、リオットが再起ボーナスを活かして一人エィス。サルビア氏とミストルテイン氏は第372パーティとして幻想原ハンティングを継続。
 リオットは高 HP と再起オフェルガイストのダメージに助けられて無事勝利。モンクエィスは二発で削りきれない可能性を危惧していたが、普通に圧殺。資質スキルはダメージが装備に依存しないので、イラスティックボウを持って必中効果を受けている。
 幻想原組はクラスを戻し、引き続き問題のない勝利。なついた動物もなかなかのもの。


●柩氏らの第862パーティも分割戦闘継続。ウォレス氏は牛呼びを試みながら『魔法使いの家』へ。マジカルヒットを混ぜすぎたのがいけなかったか、カラスのつっつきで牛を呼ぶ間もなく勝利。
  kahrua 氏はウォレス氏と別れ、やはり一人で『魔法使いの家』へ。アンチウォール+を習得し、ビーストテイマーにチェンジしている。彼もテイミングBを習得して、ア・バオ・ア・クゥー捕獲を確実にするようだ。
 柩氏&鍵師氏は、 AP 補充のためか『レーッド・テラス』へ。柩氏は得意クラスのブレイブに CC し、そろそろ本格的にア・バオ・ア・クゥー突入準備が整ってきたようだ。鍵師氏はデファイシールドをなんとシス売り。い、言ってくれれば買い取ったのに! 戦闘は問題なく勝利。ただ、イーグルタロンは飛竜相手にもやはりしょんぼりだった。


パンツァーようかーンは、経験値効率に目を奪われたか、二人が加護を使いながらなんとエィス戦へ。マリエン氏はヴィクティムペブルを装備して一応バックスタブ対策をしている。
 しかし読みは鋭かったものの、残念ながらバックスタブはアーセッド氏に直撃。不運にも即死が発動し、戦況は一気に厳しくなった。んちゃ氏の回復がアンチウォール+で遅れたのも災いし、攻撃の集中したマリエン氏が陥落。以降は完全にエィスペースで敗北した。
   即死は確かに不運だが、マリエン氏の手数が少なかったり、フレイル装備なのに必中無しだったり、そもそもエィス戦でアンチウォール+を撃っていたりとやや不備も見えた。 AP も減少し、ちょっと残念な敗北。


売られそうな光る石は、 AP はかなり余分に持っているためか、金銭収入の期待できる『弔いの断崖』で戦闘。一枚壁のスターク氏菌を受けたが、超回復能力と素早いハイキュア連打で無効化していた。割と余裕での勝利だが、レア拾得はなし。


●前回ミフレッセを倒したFire in the darkは、白箱を開けがてらイベント『ほかなる旅人』を攻略。オルガナ氏がクレリックにチェンジしているのは、アンチウォール習得のためか。どちらの階段を登るにしても習得しておいて損はしないスキルだ。
 戦闘はレベル差もあり、特に問題なく勝利。このパーティのリンクドライブは相変わらず発動率が高い。


注目パーティ結果

我は樹木の子なり 【○霧渓谷ロゥリス : 霞ヶ丘 / 霧の戦士】

 注目は、パーティ結果というよりもこちらの枯れし樹木のシュカ(1405)氏。プルーフ『魔法原理』を習得し、今回アサンブラジストへのクラスチェンジを試みたとのこと。しかし結果は失敗。
 枯れし樹木のシュカ氏の関係ありそうなステータスは、『Lv51/フェレスLv6/魔力427/センス15.40/愛16/技術0/メイジ熟練度17』。ロード/レディの条件と照らし合わせて、てっきりメイジ 15 くらいで CC できると思っていたのだが、これも違うようだ。
 センスや魔力が足りないとは考えづらいので、やはり何かのクラス熟練度が足りないと思いたいが…まさか技術ということはないだろうし (アサンブラージュの技術?) 。ロード/レディそのままに、ノーヴィス 15 でチェンジ可能になる、とかだろうか。



EDTV・新米レポーター奮闘記 【○灰城ロマルフ : アマン・ディの玉座 / 忘れられた話/Section5】

ナナシ(レポーター研修中) 「えと、今日は誰もが一度は立ち寄る観光地「灰城ロマルフ」に来ています。一体どんなお話が聞けるのでしょうか?」
ナナシ(レポーター研修中) 「協賛は「あなたに快適な沼地ライフを:サークリゾート」「次元を超える美味さ、エワギス漬:オンテニフ商店」」
ナナシ(レポーター研修中) 「「究極の一味を詰めた饅頭:グッドマン本舗」「健康の秘訣は適度な運動から:スポーツのエイク堂」でお送りします」
ナナシ(レポーター研修中) 「(ふー、緊張する…でも、やっともらえた仕事だもの。絶対に成功して、目指せ脱初心者マーク!!(-≧∇≦-))」


 女性ヴァイキングのナナシ氏。かつてはパーティを組んで冒険をし『ウゥンズ大広間』までをクリアしたが、 10 数回ほど前に一人旅となったタイプのソロ冒険者だ。高い熟練度に支えられた攻撃力・ HP と属性ブーストが武器。ブーストによって下がる能力をフォローする、イススィールに一振りの魔剣 ( 防御付加バグにより 16 の防御力を持つ ) 斬馬刀も見逃せない。

 今回彼女が突撃レポートを試みたのは、なんと廃王マフェリアリ。ミス以外のソロでの挑戦は、イススィール初のことになる。ルゼク・チャペルを通っているので強化前マフェリアリになるが、それでも強力な相手に変わりはない。
 加護はオフェンセイドを使用し、クリ防止は敢えて無し。強化前マフェリアリの攻撃力ならば耐え切れると判断したのだろう。初手でミュウが 505 ダメージという景気の良い攻撃をしたのを皮切りに、戦闘は高ダメージの応酬となる。ナナシ氏のメインスキルであるタイダルウェイブ+3は、 500 台のダメージでマフェリアリを飲み込んでいた。 +3 ブーストした全体攻撃はやっぱり強いなあ。
 そのままミュウと共に膨大なダメージで一気に畳み掛け、覚醒の間も無く、 9 ターンの短さでマフェリアリを屠ることに成功。強化ミュウに助けられてとはいえ、単騎マフェリアリ突破はイススィール初の偉業だ。
 攻撃がもう少しミュウに偏ると覚醒して一行動くらいはされていたかもしれないが、それでも HP 的に耐え切ることはできただろう。うまい戦い方での完勝。



あべにーるさるー 【○オストル沼沢 : 人捨て場】  || 2004.12.08 01:00 追記

 こちらのパーティで久々に新出協力攻撃が発動。実は新出ではないというか、発動自体は第63回更新時の時点で確認していたのだが、紹介の機を逸していて書けていなかった。また出てくれて本当に良かった。
  C ランクスキルの協力攻撃だが、威力は割と強力。スキル名はチルジャベリン、発動のための組み合わせは『ミングルアロー+アイスレイド』のようだ。

ぐりじぇちゃん♪と寒風の宿命の協力攻撃!
   一緒に踊るの くるっと 一緒に歌うの ぽえっと
   チルジャベリン!
   ゾンビに 109 ダメージを与えた!
   ゾンビに 92 ダメージを与えた!
   ゾンビに 103 ダメージを与えた!
   ゾンビを倒した!


 『単体攻撃/3回攻撃/水属性』。技自体の威力はそこそこだが、魅力的なのは水属性がついていること。 +3 〜 +5 のブーストをかけて真価を発揮する協力攻撃だろう。単体のボスが出現して、アクアシンパシィが力を振るいにくい状況で使うのが良いだろうか。
 ただ、協力攻撃のパーツであるスキルが若干使いにくいのは否めない。特にミングルアローはきちんと使えるキャラクターがかなり限られてくる (素早さ系魔法戦士て) ため、この協力攻撃を実戦で使えるパーティはそう多くないだろう。


その他雑感

◆新出人形と新出パーツ

 今回登場した新出人形は、中位レベル帯のものが三体。ツギハギのパーツは残念ながら今回は使用されなかったようだ。

アイテム名 種類 攻撃 防御 魔攻 魔防 価値 備考 入手元レベル
御伽這子 人形 0 0 25 0 10 『ざくろの木剣/魔法/単体攻撃/デビルキラー』 Lv26
ラムファダ 人形 0 0 28 0 10 『ブリューナグ/魔法/全体攻撃』 Lv28
ストラグルガール 人形 0 0 29 0 10 『グレイスキック/魔法/3回攻撃』 Lv30

 いずれもちょっと人形の形態が想像しづらいもの。ストラグルガールが女の子系なので、イルベルスの少女もうひとりのホーテンスのパーツになるかもしれない、というのが推測できる程度か。ドールドライブ技はどれもあまり魅力的とは言いがたい。

 前回分の新出人形はやはりどちらも解体と、かなりいいペース。ウッドールは『邪神像のパーツ(1/4)』に、おみやげ土偶は『土のかいらいのパーツ(3/3)』となった。これで邪神像土のかいらいのいずれも、完成まであと一つに迫ったことになる。
 邪神像ドールドライブ技は恐らく邪属性だろうから、魔族にとっては嬉しい人形になるかもしれない?



◆今週のクリティカルとファンブル

 特に作製品で目新しい動きはなし。新しくクリティカルで現れた特殊効果も無し。高額作製でのファンブルが二件あったのはちょっと可哀想だったが…。やっぱり現状の鍛治は水物だなあ。
 ただ、下の品はちょっと注目に値するか。素敵な作製クリティカル品。
アイテム名 種類 攻撃 防御 魔攻 魔防 価値 備考
カンニングペーパー 暗器 0 0 37 7 1350 鍵師謹製

 魔法系装備としてみればそれほどの品ではないが、基本 1500 の暗器で、魔攻力 37 というグランペイン並の値を出しているのは大きい。暗器は強い武器の種類が少ないため、物理系職人が作っていれば垂涎の品になっていたことだろう。クリティカルの夢。

 クリティカル/ファンブルの分布は以下の通り。普段に比べてややアイテム作製の数が少なかった。
 まあ、技術上昇の期待値が +0.1 じゃあなあ。

 ▼今回分
  総作製数 : 80
  会心の出来 : 12 (15.00%)
  残念な出来 : 17 (21.25%)

 ▼累計
  総作製数 : 556
  会心の出来 : 77 (13.49%)
  残念な出来 : 120 (21.58%)


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