■第41回結果発表 イススィール旧暦1805年 2月 雷精の週


挨拶

 一回の延期を挟んで今回の結果が更新されたわけですが、やはり一週間の延期はきついですね。延期の間にランキングや面白いデータのキャラクターの取り上げなんかやろうかと思ったんですが、思っただけに終わりました。不言不実行。

お知らせ

◆アイテム価値修正

 ハキュスの次元『エワギス封洞』に出現するレイクドレイクが落とすアイテムの価値に不具合があった模様。

  アイテム名 種類 攻撃 防御 魔攻 魔防 価値 備考
修正前 スケイルシールド 0 4 0 3 1025 アイスガード
修正後 スケイルシールド 0 4 0 3 500 アイスガード

 アイテム特殊効果の管理ナンバーが誤って価値になってしまった、ということらしい。まだこれを手にしているパーティが一箇所だけ二箇所だけであるため、影響は少ないと言える。



◆『砂のなみだ』出現敵修正

 今回シャルロット氏のパーティをボコボコにしている『砂のなみだ』のモンスターデータが調整される。敵の攻撃力を下げ、よりイープゥを削ることに専念しやすい形にするようだ。



◆使い魔の攻撃力修正

 これまで妙に弱かった使い魔のダメージ式に誤りがあったため、修正を行なうとのこと。これで魔法系にもライトハンドができる、ということか。
 確かに「ジャワスパロウはリュクレースに売れ!」という感じのこれまではちょっと不自然だった。これからの魔法系は右手に斧、左手に鳥、どこのレンジャーだ! というスタイルがブームになるだろう。ならないかも。ならない。


先行パーティ結果

 手の内がバレた新出ボスの常か、今回のオヴェルル&ユステルルは順調に倒されていった。


とれじゃーはんてぃんぐ 【×デスァ闇沙漠 : 砂のなみだ / たどりつく場所/Section4】


 シャルロット氏のパーティ。分岐ルートでは収入の高い(と思われる)『砂のなみだ』を選択した模様。ロッシュ氏は何故か今さら手製爆弾を習得している。アーリィ氏は恐らく目標だったのだろうフロムダスクを習得したのち、何故かクラスチェンジに失敗。彼女のセンスは 12.45 だが、ブラックスミスになろうとしたのだろうか?
 紫箱からまたメイデントーガが出ているのは、ちょっとうらやましい。
グッドマン 「前に言ったが……エターナルデザイアーは、

ロジックを超越してどんな願いでもかなえちまう。

認識する範囲でヒトはもたらされた事象を納得しちまうんだ。

何がどう変わったか誰にもわからねぇ。

破綻してンだよ……オレは恐ろしいぜ! そんな世界はッ。

……お、ありゃイープゥだ! 珍しいモン持ってるかもな!」
 彼もまたレイ一族、スタンスとしては『エターナルデザイアーに反抗する者』であるらしい。少し意味の取りづらい言葉だが、エターナルデザイアーによってロジックを超越した願いは、そのままロジックの破綻をもたらしてしまう(理屈が通らない願いも、理屈が通らないまま叶ってしまう)ということだろうか。

 例えば「不老不死になりたい」という願いをかなえると、その人間は不老不死になるだろうが、その人の新陳代謝をどうしているのかや、怪我を負っても死に至らない仕組みや、生命をどうやって永遠に維持し続けているのか、といった『理屈』は誰にもわからない。わからないまま、「不老不死になった」という現象だけを納得するしかない。

 どうしてそうなのか、という『理屈』を研究しても、根本になるロジックが破綻している(例えば『生物は栄養がなければ活動できない』という前提がそもそも覆されている)ので、解明できるわけもない。いわば、世界に理屈が通らなくなるのだ。



……お、ありゃイープゥだ!(唐突な話題転換をする時にどうぞ)


名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
イープゥ 43 3000 魔獣 前列 火+2
邪+2
  様子を見ている ????
?ruth
雨の妖精 43 540 妖精 飛行     レインハザード+1 (魔・全 / )
サンダーラッシュ (魔・単1〜3回 / )

マジックチャージ
????
?ruth
砂の妖精 43 妖精 飛行     ダストブレス+1 (魔・全 / )
ソイルフィアス+1 (魔・全 / )

マジックチャージ
????
?ruth
空の妖精 43 590 妖精 飛行     エアランペイジ+1 (物・全 / )
スカイブロウ+1 (物・単 / )
????
?ruth

 イープゥは異常な防御力と隊列を活かした完全な一枚壁、という面白いタイプのボス敵。オフェンセイドを使ったシャルロット氏のゴーリィモゥンでも 136 ダメージしか与えられず、 HP を考えると相当に辛い敵と言える。まったく新しいタイプの敵を前に、とれじゃーはんてぃんぐも敢えなく全滅した。

 後衛の妖精たちの火力がずば抜けているために、イープゥは多少無視しても、長射程攻撃で後ろを落としていきたいところ。イープゥ本体はまったく無害なので、後回しでも問題ない。
 体力系物理しかいないパーティなどは辛い相手だろうが、オフェンセイドやガッツからのクリティカル狙いでイープゥを倒す手段もないではない。今回のシャルロット氏の場合は、痛撃の出ない魔法攻撃でのオフェンセイドが裏目に出た感触もあった。

 個人的には、イープゥ戦最大のドリームはデッシュデッドデサイドによる即死狙いだと思う。三人でコンセントレーションを駆使しながら一人あたり 4 発 / 10 ターンのデッドデサイドを撃ちこめば、グッドマンのデッシュも含めて、即死率 5% でも 10 ターン目までには五割近い確率で即死しているという寸法である。ホントかよ。この段落に関しては一切責任を持ちませんのでヨロシク。

 レメンテシャンで対策可能とはいえ、毎ターン 150 クラスの全体攻撃が来る状況を辛いと見たか、妖精たちの攻撃力には修正が行なわれるということ。どの程度下がるかはわからないが、これでやや戦いやすくなるだろうか。

 また、砂のなみだを攻略すると、やはりボスは強化されるらしい。楽しみなところだ。



第5パーティ 【○デスァ闇沙漠 : 眠れるオアシス / たどりつく場所/Section3】


 敵データの調査も済み、万全の体勢でのオヴェルル&ユステルル戦。装備はかなり低レベルなパーティなのだが、徹底した加護と再起ボーナスはやはり強かった。

ククロウ 「きさまぁ!前回はよくも砂にしてくれたな!」

 砂にされたククロウ氏による足元からの抗議が届いている。

 フルダルフ氏を主火力に据え、物理系二人は盲目を無視した装備編成。ククロウ氏のキュアレインを適切なタイミングで挟むことで、影響を長引かせることを避けた。ただ、ハルク氏がハイロゥの来るターンに命中率の下がるストライクを設定していたのは、いささか勿体無いようにも思われる。
 マーシー氏は機械一枚壁としては HP も防御力も低い存在なのだが、グリグリとディフェンセイド、それに妙に攻撃を食らうグッドマンでこれを誤魔化していた。 4 ターン目のホーリーフィアスを回避できたのも大きかった。

 幸運にもユステルルが(恐らくはオヴェルルも)邪属性に弱点を持っており、ダークレイドでHPの 1/6 ずつ持っていくことで、 8 ターンでの勝利を収めた。ダークレイドは威力も高く、多くの魔法系が習得しているであろうスキルなので、攻略はやりやすくなったと言えるだろう。
 このパーティでは『砂のなみだ』はやや時間がかかりそうなので、次回に向かうのは『蜃気楼の夜』だろうか。

 ただ、少々気になるのは、ディフェンセイドでセイクリッドラスのダメージが軽減されていないように見えることだ。



【第40回結果時/フェレスの加護なし】

セイクリッドラス+3!
マーシーに 343 ダメージを与えた!
ハルクに 450 ダメージを与えた!
ククロウに 351 ダメージを与えた!
グッドマンに 259 ダメージを与えた!
  【第41回結果時/ディフェンセイド使用】

セイクリッドラス+3!
マーシーに 347 ダメージを与えた!(ディフェンセイド)
ハルクに 469 ダメージを与えた!(ディフェンセイド)
ククロウに 448 ダメージを与えた!(ディフェンセイド)
フルダルフに 278 ダメージを与えた!(耐性+1)
グッドマンに 193 ダメージを与えた!

 乱数の問題だろうが、ククロウ氏に至ってはむしろ増えている。二人の攻撃力が増加した印象は受けないので、協力攻撃にはディフェンセイドが無効なのだろうか。この間「ロッシュ氏はディフェンセイドでセイクリッドラスのダメージを軽減し」とか書いちゃったよ!
 かの防御力バグが発生していたときにも協力攻撃だけはダメージが出ていたので、何か計算式の関係でそうなるのかもしれない。



Ewige Verfolgung Personen 【○デスァ闇沙漠 : 眠れるオアシス / たどりつく場所/Section3】


 Eighty-Million のシュリ氏のパーティ。ここもオフェンセイド・オフェンセイド・ディフェンセイド・ディフェンセイド、それにサイトナレッジとレメンテシャンという徹底的な警戒態勢でオヴェルル&ユステルル戦に入った。ファーク氏もサパーブフォージを体得し、満を持してパンツァーにCCしている。やはり高HPは最強だ。

 戦闘は、シュリ氏のバーンショットとグェン氏の重撃率が気を吐き、かなり極端なダメージの応酬となった。グランメイルを装備したファーク氏の一枚壁で攻撃を逸らしてきたが、やはりユステルルのホーリーフィアスや通常攻撃による事故は避けがたく、 7 ターン目でシュリ氏が落ちている。このホーリーフィアスセイクリッドラスというコンボをどう消化していくかが、オヴェルル&ユステルルに挑むパーティの課題になるだろう。対策としてはやはりHPの低いキャラクターの聖属性装備、あるいはマジッククリップ装備などだろうか。

 7ターン目で落ちたとは言っても、+2 まで上げたバーンショットはやはり驚異的な火力だった。不幸にしてダブルディードに恵まれなかったが、サイトナレッジを装備すれば立派に一級の火力として通用する。装飾にブラストピアスを装備して火属性を +3 にするのとどちらがいいのかは微妙なところだが、銃の 80 という命中は、やはり後半の回避率が高い敵を相手にするには低すぎるようにも思える。



レヴィを使って生きる毎日 【○デスァ闇沙漠 : 眠れるオアシス / たどりつく場所/Section3】


 攻撃修正がものすごいことになっているパーティ。グランヘルムとピーピングアイで盲目対策を行い、二人がオフェンセイドを使ってオヴェルル&ユステルルに挑んだ。 AP のある水果氏がオブティネイドを使っていないのは、何か意図があるのだろうか。

 戦闘はグッドマンを盾にしつつ進み、高攻撃力を活かしたいしゅと氏とメカレヴィ氏の攻撃が走り、痛撃率も相まってなんと 7 ターン目にする前に二人とも倒してしまった。なんというか、このパーティの方がよほどロジックが破綻しているんじゃないでしょうかグッドマン。

いしゅとの攻撃!
     ユステルルに 327 ダメージを与えた!


 どこのハードセイバーですか?

 強力な攻撃手段が二枚、高HPの壁が一枚、回復専業の高HP後列が一枚と、強い編成を組んであることは確かなのだが、豊潤な資金力がそれを後押ししている。水果氏の素の HP もついに1000を超え、当分の間はイススィール最強のパーティであることは疑いないだろう。イープゥにも挑むだろうか?



21時30分以降に継続し隊 【○エイミリーフ広原 : 幻想原/幻の生き物】


 そ、そンなことができすかーッ!<パーティ名

 前回雨の郷まで進んだこのパーティだが、今回は眠れるオアシスを回避して幻想原に挑んだ。今さらビーストテイマーでもないだろうから、AP稼ぎだろうか。謎のCCをしているマリエン氏とんちゃ氏は、それぞれライフバーストカウンター?)とアタックバースト狙いか。
 妙に硬いワイバーンが出現したものの、戦闘そのものは危なげなく勝利した。
 新出モンスターは以下の通り。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
ラミア 35 650 幻獣 前列     ゴーリィレイド (物・単 / ドレイン) ラミア
0ruth
ワイバーン 38 580 幻獣 飛行     ドラゴニクテイル (物・列) ワイバーン
0ruth

 ラミアのゴーリィレイドは『魔法を唱えた!』と表示されず、機械相手にほとんどダメージが通っていないので、どうも物理攻撃のようだ。ビーストドライブの技もこれだとすると、威力は低いものの物理系のためのゴーリィモゥンができた感じだろうか。


アーセッド 「なんか某ニュースにグリム優位説が載ってからマリエンが妙に対抗心を燃やしているんですが。」


マリエンの攻撃!
     マリエン「……死ね」
     ラミア(A)に 223 ダメージを与えた!
     ふふ……グリムダークとは違うのよ、グリムダークとは!
     ラミア(A)を倒した!

 どうもすいません。あれだ、ハードセイバーグリムダークに勝ってますよ。文字数とか(一文字)。

 
|| 2004.05.08 23:20 追記

 単純な威力だけを比較すれば、ハードセイバーグリムダークを上回るし、装備が限定されないという強みもある。しかしクリティカルの発動率と後半での有効性を考えれば、グリムダークはやはり強力なスキルである。
 ただし、オフェンセイドを使う際には素の痛撃率が高まるので、この二者の差はハードセイバー有利となる。

上位パーティ結果

 前回の永劫回路があまりに短くなってしまったため、今回からは、先行組とは言えないながらある程度クエスト進度が上位のパーティも取り上げていくことにした。メインにやっていきたいのは先行パーティや新規地域の結果分析であるため、こちらの文章量はやや少なめになる予定。

 取り上げるパーティをどこで切るかというのは難しいが、とりあえず今回は『忘れられた話/Section4』以上に進んでいるパーティ、とした。

 ラインナップに「どこかで見たことがあるぞッ」と思った方もいるかもしれないが、まあ、あれだ、気にしないでください。



時の探索者 【○霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】
第4パーティ 【○デスァ闇沙漠 : 雨の郷 / たどりつく場所/Section2】


 管理人の所属するパーティ。自分のパーティを載せるのは少し恥ずかしいのだが、そこそこ進んでいることは事実なので、まあ書いておく。ミストルテイン氏を壁にデスァ闇沙漠を順調に進め、眠れるオアシスのコードを手にした。リオットは霧渓谷ロゥリスで別行動をしている。パルシィレイドによる典型的な麻痺ハメで悠々と勝利した。
 それほど見るべきところはないが、オヴェルル&ユステルル戦に備えて高額フレイル・サイトナレッジ・グランヘルムを調達している。次回で挑むかどうかはまだ不明。リオットがサパーブフォージを習得するためオフェンセイドを使えないので、一旦はぐれ飛竜に行ってから、という意見が強い。



女装と下着の専門店 【○霧渓谷ロゥリス: 霧の戦場】
第421パーティ 【○デスァ闇沙漠 : 闇への砂路/ たどりつく場所/Section1】


 強化マフェリアリを倒した鍵師氏のパーティも、デスァ闇沙漠の攻略組に入った。このパーティのセオリーどおり鍵師氏が一人でイベントを進め、その隙に他の面々が稼ぎ、という形をとっている。どちらも危なげなく勝利。ロゥリスは物理系モンスターばかり出現したのが幸いし、柩氏の防御力でほとんどの攻撃を弾いていた。

 シューターのブレインショットでウォレス氏の受けている『魅』という状態異常は、『裏切り』の模様。未実装のため効果はないが、とりあえず表示だけさせてある、ということだった。
 しかし物理攻撃を後衛が受けづらくなった現在、後列の人間が『裏切り』状態になると、割と恐ろしいことになりそうではある。

 新出モンスターはそのシューターのみ。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
シューター 37 550 機械 後列     威力射撃 (物・単)
ブレインショット (物・単 / 裏切)

遠隔攻撃 : 射程3
ストレートカスタム
 [弓/30/0/0/0/700]
370ruth



シックザールの光影 【○灰城ロマルフ : アマン・ディの玉座 / 忘れられた話/Section5】

 踏鞴街管理人であり、イススィール初のブラックスミスでもあるガラン氏の所属するパーティ。赤いウイセーユを乱飲していた夕見氏や、初魔剣士にして人間種族最大の体力を誇るシーザー氏、精霊を除けばトップクラスの魔力を持つロイアス氏と、進度やレベルに比べて各キャラクターの基本性能が高いのが特徴。
 ディフェンセイドとオブティネイド三枚を使い、覚醒は連ネ血桜が始まる直前の 8 ターン目とやや早かったが、そこから畳み掛けるコマンド編成で無事勝利した。オフェンセイドを使っていないロイアス氏のダブルディード率が妙に高かったのが印象的だった。素早さ 134 というのはマフェリアリより確実に遅いはずなのだが、これも幻妖の種族特性だろうか。



幻想 -pHantasistA- 【×灰城ロマルフ : アマン・ディの玉座 / 忘れられた話/Section5】

 仲の良さそうなイラストで統一されたパーティ。回復役&召喚士という茨の道を歩む三日月せりな氏は竜族の希望だ。他の三人も体力系獣人・素早さ系聡明マイルーン・体力寄りマイルーンと、エターナルデザイアーの『セオリー』から言えば、かなり異色のメンバー構成と言えるだろう。しかも一切の作製品を使っていない。

 前回は対策が不十分なままマフェリアリと戦い、惜しくも 20 ターンで敗退、今回も残HP 48 まで削りながら、押し切れず敗れた。ミュウの弱体化がなければ勝っていただろうに、惜しいところだ。
 火力が低いために覚醒させるまで時間がかかりすぎているのが主な敗因だが、全体に装備の防御面が弱いのも辛いところだ。またマフェリアリのスラッシュを受けやすい前衛のウィル氏がクリティカル防止を装備せず、後衛のレス氏が装備しているのは、やや意図の読めない戦術と言える。
 このままでもう一度戦っても勝ち目があるくらいの惜しさだったので、がんばってほしい。



モツ煮込みさん 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス / 忘れられた話/Section4】

 サパーブフォージ所持者が物理系・魔法系両方いるという珍しいパーティ。露出度もやたら高い。以前は(恐らく手違いで)ルディリア二人抜きを成し遂げたこともあるパーティである。やや『ウゥンズ大広間』で手間取っていたようだったが、その戦闘力は本物。
 今回はオフェンセイドを後衛二人が使い、レベル差のあるはぐれ飛竜戦を制した。射程が広いため壁があまり役に立たない飛竜戦だが、早いターンで決着をつけることでその攻撃力を活かさせないようにしている。
 また、アイテム『使い魔』の攻撃力はこれまで妙に低く、実用性に乏しかったが、今回同パーティのピエール氏が報告したところ、ダメージ式に誤りがあったということだった。

 レーッド・テラスは難易度の割に収入が大きい。これからのパーティは多少ムリをしてもクリアを狙っていきたいところだろう。



Fire in the dark 【○灰城ロマルフ : レーッド・テラス / 忘れられた話/Section4】

 イススィール随一の魔攻力を持つオルガナ氏を含むパーティ。前期の結果を解析していると、割と上位陣として引っかかってくる人々でもある。彼女たちもレーッド・テラスへ向かった。
 全員でディフェンセイドを使うという警戒ぶりを見せ、レッドステアーのオーバーヒール気味な回復量に助けられながら、15ターンで勝利した。このパーティは全体に HP が低いために強化マフェリアリ戦は大変そうなのだが、どういった戦い方を見せてくれるのか楽しみだ。オルガナ氏が火力になれるおかげで、カウンターディフレクト相手には強そうなのだが。

注目パーティ結果

獅子を訪ねて何千里 【○アラミティク廟塔 : 命の門 / 柩のお告げ/Section1】

第719パーティ 【×デスァ闇沙漠 : 闇への砂路】

 仕様変更が入ってからは初のビーストテイマー登場。なぜか二人とも魔法系。愛条件は少なくとも 13 あればクリアできることがわかった。ブラックスミスと同じく 12.5 が条件になっていると思うのだが、愛は小数点以下を知るのが難しいために、なんとも言いがたい。とりあえず、プルーフと愛があればアニマルテイマー経験がなくともクラスチェンジできることはこれで証明された。
 幻獣は色々と未発掘の要素が多いところなので、もっと数が出てきてくれると嬉しいところだ。

 後者のレシル氏はワスレナグサの管理人でもある。以前一人旅でコカトリスを連打して闇沙漠を攻略したこともあったが、さすがに二体相手では辛かったようだ。

その他雑感

◆エワギス封洞

 イベント『復讐に燃える水』の続きは、中ボスというにはやや弱いエワギスヴァサルとの戦闘だった。どうやら取り巻きのモンスターはランダムの模様。エワギスヴァサルの台詞から推測すると、次回は待望のオンテニフ登場のような気配。楽しみな一方で、もしかするとインフィーンとのノロケを見せつけられるかもしれないと思うと、少し戦々恐々でもある。
 新出モンスターは以下のとおり。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
エワギスヴァサル 29 500 魔獣 後列     フラッド+3 (魔・全 / )
フリーズスラッシュ+3 (物・単 / )
フィルシーレイン+3 (物・全 / )
 
0ruth
オヒシュキ 25 500 魔獣 前列     後ろ蹴り (物・単)
ウォーターブレス+1 (物・単 / )
モータルライド (物・単 / 自傷)

遠隔攻撃 : 射程2
 
0ruth
メロー 26 300 妖精 後列     アイスフィアス (魔・単2回 / )
レインストーム (魔・全 / )

マジックチャージ
遠隔攻撃 : 射程2
 
1000ruth
ポルートスライム 27 490
500
不定形 前列     スポイル (物・単 / 毒)
????
?ruth
レイクドレイク 28 640 竜族 前列     アイスブレス+2 (魔・全 / )
アイシクルピアス+2 (魔・単2回 / )

マジックチャージ
遠隔攻撃 : 射程2
スケイルシールド
 [盾/0/4/0/3/500/アイスガード]
0ruth

 やはり水属性の攻撃が多い模様。リガンテ灰園クラスのモンスターが登場するため、荒涼湖畔をクリアした勢いでうかつに挑めば敗北の可能性もあるだろう。エワギスヴァサルには毒やショックといった状態異常が効くので、ポイズンレイド類は積極的に使っていきたい。
 まだここまでは良いドロップアイテムは見えてこないために、わざわざ立ち寄ることはなさそうに思える。次の『泉水のほこら』次第だが、『ブリキの兄弟』と違ってクリアまでに少し時間がかかるため、先行パーティにとっては寄り辛い地域だ。
 
|| 2004.05.08 23:58 追記

 今気づいたのだが、温泉まんじゅうは体力が 3 もアップするようだ。これは拾っておきたい…かもしれない。買えるものなら買いたいところだが。



◆ロゥリスの達人

 前回その凶悪な剣技を見せたロゥリスの達人、エイクド・ロッソだったが、その NPC としてのデータに今回修正が入った。『霞ヶ丘』で力を貸してくれるエイクドが、 かつて(手違いで)ハーフキュアミラージュソードを使っていた 7 ターン目に、来居リ閂(くおりかんぬき/単体2回/ショック効果)を使うようになったのだ。
 状態異常耐性を持つ敵が少ないロゥリスにおいて、高レベル帯でのショック効果は非常にありがたい。これまでは無敵の壁だったエイクドに、パーティを生存させる能力が加わった、というところか。嬉しいことに後列の敵にも飛んでいく。
 彼と戦うイベントも楽しみだが、霞ヶ丘での生存率が上がったのは良いことである。

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