■第40回結果発表 イススィール旧暦1805年 1月 嵐竜の週


挨拶

 土・日・月とでかけていました。休日? GW 前? ハッ、っていうこのスタンス。

 第一回とくらべるとかなり文章量が減っていますが、それはお知らせが特になかったからです。信じてください。ヒイ!

お知らせ / 2004.04.26 23:30 更新

◆更新延期

 次回 30 日の更新は、5/7に延期するとのこと。面白くなってきた時だけに残念だが、少し落ち着いた話し合いや取引ができると考えれば嬉しいところもないではない。
 ただゴールデンウィークを挟むこともあり、接続環境を確保できない人も出てくるかもしれない。継続はお早めに。


先行パーティ結果

 ついにオヴェルル&ユステルルも登場し、見どころ十分な結果となった…とか悠長なことを言える強さではなかった。ヒイ!


第5パーティ 【デスァ闇沙漠 : 眠れるオアシス/たどりつく場所】


 てててて天使来ちゃったよ! という感じのオヴェルル&ユステルル戦。女神の使徒、というからには別に天使でおかしいことは何もないのだが、ちょっと驚いた。
 『ッ』とか使わない浮世離れした語調は、他の NPC と一線を画す印象を与える。が、あまり台詞に表情がないため、少し外見を想像しづらい…か?
 データは以下のとおり。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
オヴェルル 40 3000 聖霊 前列 聖+1   ヘブンスラッシュ+1 (物・単 / )
ジャスティスロア+1 (物・単2回 / )
エーテル (回復・味全 / 260前後回復)

セイクリッドラス+3 (物?・全 / )
宝箱(紫)
 [宝箱/0/0/0/0/1000]
8000ruth
ユステルル 40 3000 聖霊 前列 聖+2   ハイロゥ (全 / 盲目)
ホーリーフィアス+2 (魔・単 / )
聖なる祟り+2 (魔・全 / )

セイクリッドラス+3 (物?・全 / )
遠隔攻撃 : 射程2
天使のはね
 [消費/0/0/0/0/5/
  聖属性装備スキルの極意]
8000ruth

 恐らくは様子見を兼ねているのだろう、フェレスの加護を一切使わず、ルディリア戦で溜めた AP も消費せずに挑む。 16 ターン粘ったものの、完全な力負けで敗北。しかし、再起ボーナスと加護があれば次回にでも勝利は可能だろう。回復がやや不安点にはなるが…。

 オヴェルルとユステルルは 7 ターン目に聖属性の協力攻撃を放つ。オンテニフ&インフィーンの時とは違い、相手のHP的に「7 ターン目までに片方を落とす」というのはやや難しい。 3000 ÷ 7 = 428.6 なので、1 ターンに 430 ダメージずつ与えることができればいい計算にはなるが、ターゲティングとオフェンセイドを併用しても、多くのパーティにとって現実的とは言えない数字だろう。

 ホーリーフィアスセイクリッドラスといった強烈なダメージが目立つが、合間合間に放たれる通常攻撃の威力は、グランメイル機械にとってはむしろ息をつけるポイントと言えそうだ。オヴェルルのヘブンスラッシュも射程が短いので、 HP の高い前衛がいるパーティにとっては組みしやすい相手と言えるだろう。
 また、このころのボスにしては珍しく、ディフレクト魔法回避カウンターといったリアクト系の技を搭載していないため、割合安全に攻撃できるのも見逃せない。
 ただしユステルルの攻撃は射程が広いため、後衛も防御は物理に寄せたほうがいいかもしれない。魔法攻撃にはすべて属性がついているので、もし用意できるならばレメンテシャンやセイントピアス、アヌビスクロスを装備した方がダメージ減少率は良さそう。問題はこれらの装備のレアリティが高いことだが…。

 一撃一撃の威力が高いため常に事故の危険は伴うが、 HP と防御力(属性耐性を含む)を高めて回復を回せば決して勝てない相手ではないだろう。マジックチャージを持っていないのも、機械前衛にとってはありがたい。



脅威のドラキチ 【デスァ闇沙漠 : 眠れるオアシス/たどりつく場所】


 シャルロット氏のパーティ。やはりオヴェルル&ユステルルに挑んだが、こちらはフェレスの加護を使って完全に勝つ構えをとっている。

 このパーティは高頻度の回復と壁役のロッシュ氏で長期戦に持ち込み、堅実なアタックを積み重ねて勝利する、というのを基本的な戦術に据えている。前回はアタック力がやや不足し計算違いの結果になったが、今回はオフェンセイドを使用したシャルロット氏のダブルディードが走り、盲目も回復魔法で回復を早め、勝利を収めた。

 ユステルルのホーリーフィアスが途中アーリィ氏とロッシュ氏を危うい場面に追い込んでいたが、アーリィ氏の場合は運良く次ターンに設定されていたユプ氏のハイキュアで、ロッシュ氏の場合はディフェンセイドでセイクリッドラスのダメージを軽減することによって、どうにか戦線離脱を防いでいた。どちらが途中で落ちたとしても勝利はなかっただろうから、運で勝ちをすくった部分もないではない。
 ホーリーフィアスのとてつもない威力は、対策をしなければ素早さ系の HP くらいはあっさり持っていく可能性が高いため(魔法系は素の魔防力があるので、一撃で落ちることはないだろう)、できれば聖属性ガードを装備したいところだろうか。

 アーリィ氏がダークスターにチェンジしているのは、魔族の邪属性を利用したフロムダスクを狙ってのことだろう。勝てたので良かったが、熟練度 1 のダークスターで新規ボスに挑むのは、ややチャレンジ精神が旺盛すぎるような感もある。

 獲得アイテム『天使のはね』は、聖属性装備スキル。聖属性ユーザーはそれほど多くはないものの、この雰囲気ではユテァリーテとも戦うことになりそうなので、対聖属性の防御手段として欲しくなるかもしれない。ひとまずは使わずに、今後の状況を見て装備者を決めるのがよさそうだ。

 この先の『蜃気楼の夜』と『砂のなみだ』は分岐コード。『砂のなみだ』はレーッド・テラスのような場所だろうか? 飛竜のうろこに苦い思い出のある人間にとっては、砂のなみだを目指しておきたいところだろうか。


グッドマンの攻撃!
    グッドマン「ッンのぉおおおらァアアアアッ!」
    ジャストミート!
    ユステルルに 9 ダメージを与えた!

 彼も早めになんとかしてあげたい。



Ewige Verfolgung Personen 【霧渓谷ロゥリス : 霧の戦場】


 Eighty-Million のシュリ氏のパーティ。ファーク氏は再び未継続。ここも眠れるオアシスのコードを持っているパーティだが、今回は安全策を取ったようだ。
 高レベルのロゥリスはまだ未知のゾーンであるため対策が取りづらいが、スパイラルソードポイズンレイドを持つこのパーティは、雑魚戦に強い。射程の広いゴールドナイトの攻撃は少しひやりとするところもあったようだが、 2 ターン目から流れを引き寄せ、勝利した。
 新出モンスターは以下のとおり。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
ジャッカル 35 500 獣人 前列     ハードパンチ (物・単)
ブルータルウェイ (物・単1〜3回)
イクセスナックル
 [ナックル/28/0/0/0/600]
350ruth
コマンド 36 680 人間 前列     バッフル (物・単)
サーティンスレイ (物・単)
遠隔攻撃 : 射程2
オーダーランス
 [槍/27/1/0/0/700]
360ruth
ゴールドナイト 37 730 竜族 前列     スラッシュモア (物・単2回)
セイバー→クラッシュ (物・単)→(物・全)
遠隔攻撃 : 射程2
ゴールデンアーム
 [腕甲/3/3/0/5/700]
370ruth

 アイテムは妙にしょんぼりなことになっている。決して弱いわけではないのだが、ローマローブやアヌビスクロスに比べると随分見劣りが…。

 シュリ氏はフレイムアーマーを購入し、バーンショットを +3 まで上げる構えをとった。うまくダブルディードが出れば相当強烈な火力になるだろう。しかしそれは同時に装備の幅を犠牲にしてもいるので、相手によっては適宜 +2 くらいに落とすことは必要になってくると思われる。

 また、今回ファーク氏が 20000ruth かけて作った銃は、こちらもやや可哀想な出来だった。斧に逃げられる魔法系と違い、素早さ系にとって性能 C の壁は厚く、高い。



レヴィを使って生きる毎日 【デスァ闇沙漠 : 雨の郷/たどりつく場所】


 いしゅと氏のプロフ絵が前回までとは別の可愛い絵に変わっているが、まあ、うん、騙されるなッ。

 クエストは普通に『たどりつく場所』を進め、いしゅと氏が身体防具を装備できずに戦闘に入るも、普通に勝利した。次のオヴェルル&ユステルル戦に備えてか、資金にはほとんど手をつけていない。次回一回で一気に動きはじめるのだろう。

 戦闘は雨の行者の魔法が散発的にダメージを出すも、モールフェース氏と水果氏がリーベガイストで愛を振りまいて安定を保つ。このパーティは HP が非常に高いために、雑魚戦は耐久力の差で圧殺することができるのが特長。それを活かした横綱相撲を見せた。
 いしゅと氏の連ネ血桜は、射程の広さを利用して効果的なダメージを出している。というか、全体攻撃スキルにしてはかなり威力が高いな。

 このパーティなら次回にでもオヴェルル&ユステルルと戦って勝利することは可能だろう。攻撃力を物理に依存しきっているためにハイロゥがやや不安材料だが、その耐久力と資金を見れば、オブティネイドを使うかどうか悩めるレベルのパーティだと思われる。複数人がサイトナレッジとピーピングアイを装備するのが戦術としては良さそうか。



前衛2で挑む会 【デスァ闇沙漠 : 雨の郷/たどりつく場所】


 こちらも普通に『たどりつく場所』を攻略、回復を回しながら勝利した。
 前衛二人は乙姫の羽衣やアイスガード腕甲といった珍しいものを装備して水属性対策をしているにも関わらず、雨の行者もコリアンカも登場しなかったのはちょっと可哀想だったが…。水属性を警戒して防御力をおろそかにしたツケが回ったか、マリエン氏とアーセッド氏はかなり追い詰められることになった。この辺りになってくると、機械とはいえ素の防御力ですべてカバーするわけにはいかないのが辛いところだ。

 マリエン氏が今回発注したエスカリボルグは、 24000ruth を支払いながらグランソードと同性能という少し切ない結果になった。作製士にもよるが、高額鍛冶はどうも上昇率が悪く、博打の感があることは否めない。

 
|| 2004.04.27 22:30 追記

謎。の中の方からご指摘を頂き、『エスカリボルグ』の誤字を訂正した。ありがとうございます。
間違えやすいところかな、とか思ったのだが、 google 様の判定は永劫回路の過ちをハッキリ告げておられる。

注目パーティ結果

なりてなりて、なりゆくもの 【霧渓谷ロゥリス : 霞ヶ丘】

Einherier 【霧渓谷ロゥリス : 霞ヶ丘】

 一緒にまとめてしまったが、今回の注目パーティ。ルディリアを倒したあとで霞ヶ丘に挑んだこのパーティたちがぶつかったのは、前期からあるだろう、あるだろうと噂されてきた、待望のエイクド・ロッソ戦!
 そのレベルは脅威の 60 、 HP は推定 10000 。なんだアンタ。

 スキルも全体攻撃連ネ血桜、単体連続攻撃刻ミ深槙、HP半減の全体攻撃八千代ノ契という達人っぷりを発揮している。不慣れなハーフキュアで 1 だけ回復してくれて「いつでも力を貸してやろう」なんて言っていたあのころが懐かしい。

 戦闘前NPCとして加わってきたのはなんとあのルディリア。レベル 55 、 HP 1500という常識外れのNPCだが、想定されているレベルを考えれば妥当なのかもしれない。 PC たちのレベルが追いついていない現状では、魔剣士同士の怪獣大決戦の様相を呈しているが…。
 能力低下バグの影響を受けてエイクドに通常攻撃が効いてないのは、まあ、見ないことにしよう。

 異常な痛撃率と攻撃力で挑んだパーティをみごと屠ったエイクドだが、どうもこのイベントメッセージと設定は調整中のものだったらしいので、今後は修正が入るものと思われる。イベント(『ルディリアの光』など)が発生していない、何の前フリもなく戦闘になる、ルディリアの魔剣・説キ噤ミも最遅攻撃になっていないなど、確かにいくつか気になる箇所はあった。
 また、チャットで GM 氏たちが話していたところを見ると、エイクドには専用の仕様があるらしい。なんとも今後が楽しみな展開である。

 しかし霞ヶ丘に行くとエイクドが出現するとなっては、ルディリア打倒後は霞ヶ丘レベルの敵と戦えなくなるのでは…という心配もあったが、やはりチャットでGM氏が「ルディリア打倒後、弱めの敵は別の場所で戦えます。NPCはいないけど」と発言されているので、この辺りは安心、ということらしい。
 順当に考えれば弔いの断崖だが、果たして?


ルディリア 「偉大なるリギナロにかけて、エイクド……あなたに安らかな眠りを=v

 そのハートマークはなんだッッ!(バグだ)



BLUE TRASNSPARENCY 【灰城ロマルフ : アマン・ディの玉座/忘れられた話】

 はぐれ飛竜ルートでマフェリアリに向かったパーティ。更に一度飛竜戦を挟み、満を持して強化マフェリアリに挑むことになった…のだが、機械前衛の柩氏がいきなり装備ミス。怒りに燃えるマフェリアリに素手で殴りかかることになった。しかも柩氏が戦闘前に主力に装備しようとしたのは ドラゴンステーキ 。そりゃマフェリアリも怒る。

 オブティネイドを一切使わず、オフェンセイド&ディフェンセイド&ライフェイドという徹底的な警戒体勢で挑んだ戦いは、しかしフルスキルを装備した鍵師氏のハイキュアレインにより、予想より遥かに安定した形での勝利となった。
 マフェリアリはいくら攻撃力が高いとはいえ所詮単体で登場するボスなので、覚醒さえ遅らせればダメージ総計は決して高くない。またスラッシュによる攻撃も多いために、防御力を高めた壁役が一枚いれば、かなりの時間稼ぎができることになる。 BLUE TRASNSPARENCY の場合は柩氏がガードバーストとグランメイルを装備していたのと、覚醒がちょうどスラッシュを撃っているタイミングで発動したために、飛竜よりもずっと楽な戦闘になった。覚醒がブラストフィアスのところから始まっていれば、犠牲者も出たかもしれない。

 ともあれ、このパーティも次回からデスァ闇沙漠組。今後が楽しみなところになった。

その他雑感

◆荒涼湖畔

 第一パーティはやはりイベントを進めることはせず、荒涼湖畔の先がどうなっているのかの調査は、他のパーティに委ねられることになった。
 新出モンスターは以下のとおり(これ、毎回やるのかなあ、と早くも疲れが見えはじめた)。

名称 Lv HP 種族 隊列 耐性 弱点 コマンド 所持品
サルガッソー 24 450 植物 前列     絡み付く (単 / ショック)
溺れさせる (物・単 / 睡眠)
遠隔攻撃 : 射程2
 
0ruth
ウォーターインプ 25 350 亜人 後列 水+1 ウォーターガン+1 (魔・単 / )
パスウィンド (魔・単 / 睡眠)
マジックチャージ

 [頭甲/0/3/0/3/400/ファイアガード]
きゅうり
 [食品/0/0/0/0/5/素早さアップ!/レアアイテム]
0ruth

 皿て。

 ウォーターインプは河童、の意味らしい。『水怪』の訳語だろうか。このほか、規格外カワセミは温泉まんじゅうを落とすことが明らかになったりもした。つくづくまんじゅうに縁のあるゲームである。
 また、今回の規格外カワセミによる飲み込むの即死率は 5/18 、前回とあわせれば 6/21 で三割近い値を出している。怖い地域だ。

 今回いくつかイベントが発生しなかったパーティがあるのだが、ハキュスの次元の『ブリキの兄弟』を攻略中の際には、『復讐に燃える水』のイベントは発生しないらしい。フラグ処理の問題だろうか?
 また、GM氏によると「特定の条件を満たしていないとイベントは発生しない」とのことなので、もしかするとフェクトナ湖『水の知らせ』を攻略していなければイベントに挑めない、ということはあるかもしれない。


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