ここに示すのはイススィール及びエンセス*1をめぐる研究のさなか
杳として行方の知れなくなった考古学者
リオット・ファイエ・トゥルクオーレが
宿の自室で書き記していたメモだ。
史的文献としての価値を尊重し
明らかな誤記と思われる箇所についても敢えて手を加えず
可能な限り完全な形でこれを公開するが
記述はすべてイススィール旧暦1700年代末から
1800年代初頭にかけてのものであり
20世紀を迎える現在の情勢には見合わないものが大半だろう。
留意の上の参照を願う。

クローネ・アンリエッタ・キイルト
* 1 何らかの宗教儀礼的な土地と推測されるがその詳細はいまだ定かではない。